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  • from: 小鉄さん

    2010年08月26日 20時01分16秒

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    にく


     「THE MIDNIGHT MEAT TRAIN(邦題:ミッドナイト・ミート・トレイン)」を観てみたっす。

     なんだかすごく懐かしい。

     映画は最近のものだけど、原作を読んだのはずいぶん前っす。

     クライブ・バーカーの小説は好きなんよ。

     「ヘルレイザー」とか「死都伝説」とか「不滅の愛」とか、この作品が収録されている「血の本」シリーズも好きっすね〜

     ぶっちゃけ原作はほとんど憶えてないっす、特に「私生活の描写とかあったっけ?」って感じ。

     事件のとっかかりから殺人鬼との駆け引き、脱出。そのあたりをざっくりとしか記憶してなかったっすよ。

     最後のオチは、観初めて10分後くらいに思い出したっす、まぁこれは、どうせなら最後まで思い出さない方がより楽しめたのだが。

     元が短編だったか中編だったかは思い出せないけど、1時間半の映像作品にするするほどの分量ではなかった気がするから、かなり追加シーンがあるはず。

     いずれ押入れの中から原作を探し出して見比べてみたいっす。

     ちなみに、スプラッタに分類される作品っすから閲覧注意っす。

     というより、スプラッタ有りのサスペンスって感じか。

     血しぶきが飛び散ったり、目玉が飛び出たり、生首ころがったり、人間の解体シーンもあったり、かなりグロイっす。

     気になったのは、映像表現や演出が洗練されてる分、なんつーか、逆に不適切な雰囲気になってるような。

     もっと荒い感じに仕上げた方が、初期のバーカーの作品(一部例外はあるけど)には合ってる気がするっす。

     主人公の内面的な部分の描写が無いのも物足りないっすね、特にラストは原作だと”仕事”をしてるシーンがあったはずなんだけど無くなってるし。

     どうせなら短編3本くらいのオムニバスにしてほしかったな。

     

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