13ゴースト(原題：Thir13en Ghosts)を観てみたっす。

　リメイク版の方ね。

　最初はスーパーナチュラルみたいなゴーストハントものかと思ったが、ゴーストハウスものだったっす。

　古典的なホラーにありがちな、他界した遠縁のおじさんの遺産として相続した屋敷が実は・・・

　みたいな。

　主人公を演じているのは、おいらの好きなトニー・シャルーブ。

　ドラマ”名探偵モンク”でおなじみっすね。

　作中にはたくさんのゴーストたちが出てくるのだが、どれもＢ級ゾンビ映画レベルの特殊メイクなのがとても残念。

　見た目だけでなく扱い的にも、怨霊や悪霊というより、ただのモンスターになってるじょ。

　ビジュアル的な怖さは皆無っすね。

　静と動のバランスが良く、息も付かせぬ展開なので、何も考えずにサックリ観られます。

　が、なんというか、魔術的な儀式が施された幽霊屋敷が舞台であるにもかかわらず、ホラー色が薄く、ダイハードやなんかのアクション映画を観ているかのような印象。

　ラスト近くのどんでん返しで、え？そんな展開？すっかり忘れられてたお手伝いさん大活躍？な感じで、もんにょりだし。

　で、最後は結局、家族の愛で救われた的な。

　この映画をホラーと言ってしまうのは、おいらには抵抗があるっす。

　もうね、主人公はブルース・ウィリスでいいじゃん。

　ジョン・マクレーン（ダイハードの主人公）をそのまま放り込んでも違和感ないよ。

　いくらリメイク作品っても、モダナイズしすぎでしょうよ。

　いやまぁ、オリジナル版みたこと無いんすけどね＾＾；

　/ ,' 3　 `ヽｰっ