ダーク･フェアリー（原題：Don't Be Afraid of the Dark）を観てみたっす。

　70年代のテレビ映画をリメイクした映画らしいっす。

　幽霊屋敷ものの幽霊を怪物に変えた感じの作品。

　怪物といっても、ネズミみたいなのがうじゃうじゃとでてくるんよ。

　ラヴクラフトの小説”壁の中の鼠”をハリウッド映画的にアレンジしたら、こんな感じになるのではなかろうか、という印象。

　ろくでもない母親から、仕事以外はあまり興味なさげな父親の元に引き取られた少女は、環境の変化に戸惑い、母親の元に帰りたがる。

　父親の恋人であり仕事上のパートナーでもある女性は、思うように母親役をできず、フラストレーションを溜めていく。

　そんな二人を尻目に父親の頭の中は仕事仕事仕事。

　前半は、そんな３人のギクシャクしたホームドラマで飽きてきます（←こんな感じのドラマは飽きるほど繰り返し観てきたもんなぁ）。

　ホラーというより、モンスターパニックかねぇ。

　怖くないしドキドキハラハラもしない。

　なんか襲い方が中途半端で、あんま命の危険を感じないし。

　とりあえず、一番心に残った感想は、

　大人は分かってくれない＞＜

　である。

　とーちゃん、娘にもっと優しくしてやれよ；；