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from: 小鉄さん
2012年02月09日 18時23分58秒
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ゾンビもの
ゾンビ映画を3本ほど観てみたっす。
* ベルリン・オブ・ザ・デッド(原題:Rammbock)
やられた^^ のっけからいきなりおいら好みの演出。
ふられた女性に復縁を迫ってる場面、と思ったら「そっちかよ!」と思いきや「ああ、そーゆうコトね^^;」
で、その女性の部屋を訪れたら彼女の姿は無く、奥の方から不審な音が・・・
ここでも細かいミスリードを重ねてくるし。
開始からたった5分で、おいらの心をワシ掴みにしたっす。
ゾンビも音に敏感で動きの素早いタイプだから怖いしね。
ちょっと面白いのが、ゾンビに噛まれた場合、他の作品だとそれでもうゾンビ化が決定してしまうわけだけど、この作品では感染はするものの、発症はしないという点。
興奮してアドレナリンが分泌して初めて発症(ゾンビ化)するのである。
なかなか面白いアイディアっす。
まぁ、状況的に興奮しないなんて無理ぽなんだけど、上手く使えばスリリングな展開を作りやすいアイディアっすね。
細かいツッコミどころが満載で、ぜんぜんコメディタッチではないのにコメディに見えてしまうこともあったり。
後半はシリアスさが増してきてサバイバル的な要素がいい感じに緊張を生んでくれます。
ちょっと情けない感じの主人公が終盤では頼もしくなってきたりするのもいいっすね。
スプラッタ色が薄く、アクション的な要素も皆無だが、堅実な作りには好感がもてるっす。
ゾンビものはちょっと・・・という人でなければ見て損は無い作品だと思いますのじゃ。
* プラトーン・オブ・ザ・デッド(原題:PLATOON OF THE DEAD)
タイトルからも分かる通り、ゾンビもので戦争ものです。
なのですが、いろいろと酷いっす。
冒頭のシーン、戦場なのにのどかな森にしか見えないのは、戦時下の作戦行動中を想起させる演出ナシで物語を始めるからっすね。
続いて、主人公らしき人物が、見つけた兵士の脈拍を計ります・・・太い木の枝に胸部を貫かれているにも関わらずです^^;
誰が見ても一目で死んでることが分かるのにね。
もっとも、その兵士、生きてたんすけどね・・・(*‘ω‘ *)=3
で、人間らしく死にたいと主張する兵士に銃を向ける主人公、この銃がまた、なんというか、おもちゃ?
安っぽいSFデザインの光線銃なんすよ、撃たれた兵士は溶けて消えるし。
役者の演技、演出、特撮、小道具、あらゆる点で酷い出来っす。
素人作品と評しても誰も文句は言わないと思う。
ただね、あまりにも酷すぎて、観ていて逆に面白くなってくるんよね^^;
ちなみにゾンビ化の原因は、よくあるウィルスではなく、とある人物がコックリさん(と思われる)で呼び出した悪霊らしいっす。
にんともかんとも・・・
* ゾンビ・トランスフュージョン(原題:Automaton Transfusion)
最初に病院でちょこっと事件があった後のオープニングクレジットが長すぎっす、途中で何がしかのシーンがカットインされるわけでもないから間が持ちませんのじゃよ。
クレジットが終了すると、すかさず80年代後半から90年代前半のMTVなノリで学校に場面が移る。
これは、おいらには合いそうにないなぁ・・・と思いつつも様子を見る。
しばらくは、くだらない学園モノが続くっす。
つか、おまえら高校生に見えねーよ^^;
まぁ、映画やドラマで高校生に見える高校生って、なかなかいないんだけどね^^
この映画も、やたらカメラを揺らす傾向がみられ、とても目が疲れます。
珍しい演出ではないのだけど、効果的に使えてるといえる作品はほとんど無いのではないだろうか?
他にも場面が切り替わるときのエフェクトとかもそうだけど、演出へのこだわりが空回りしている場面があちこちにみられるっす。
前出のプラトーン(ry に続いてゾンビの動きは速いっす、おいら速いゾンビ好きじゃないんよね。
それに加えてスプラッタ色も強めなので、なかなか激しい作品になってます。
でも、ドラマ性に乏しく、状況の羅列で物語が進行していく感じっす。
それでも、低予算のB級映画としては、それなりにちゃんと出来てるんじゃないかな。
すくなくともプラトーン(ry よりかは大分マシっす。
まぁ、あのオチは、なんというか、アレだけど・・・
追い詰められて、さあどうするってところで TO BE CONTINUED とか、やってられません><
続編を探したものの、作られた様子ありません;;
持ってるけどまだ観ていないゾンビ映画が手元に10本以上・・・
観たもの全てを紹介してるわけじゃないけど、今後もいくつか紹介していくっすよ〜
需要があるかどうかは別として・・・^^;
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トマト、
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