http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/397024/

小沢氏は福島氏に「政府の対応はなっていない。あなた方の言っていることが正しい」
と言ったそうだ。

ある面、正しいが、これは無責任だ。

「政府は政府。党は党」というのは言い訳だ。
国民は民主党＝政権政党としか見ない。

鳩山君の暴走を見て、何故正そうとしかなかったのか？
初歩的な失敗を繰り返す前に、どうして政府をコントロールしようとしなかったのか？

小沢氏には首相を説得する力はあったと見る。
何故、政府の迷走を早い段階で察知して軌道修正するために動き出さなかったのか？

自分の問題で手いっぱいだったという見方もできるが、
それでも電話で話すこと、会って話すことくらいはできたはず。

選挙前も公約については話す機会があったはずだ。
「最低でも県外」という言葉についてどういう構想があるのか聞き出すことはできたはず。
そうすれば構想などまるで描けていないことが明白になり、その時点で修正できたはず。

つまり、小沢氏も党の責任者として責任を果たしていないということだ。

今更「俺は関係無い」というふりをしても駄目だ。

再び小沢氏の言葉。
「誠に申し訳ない。だが、これまでのよしみもある。選挙（協力）はよろしくお願いします」と呼びかけたという。

つまり、この人は政治には興味が無く、選挙をするために政治家になったのだろう。