http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/417402/

参院選挙で敗北した結果、民主党内の不協和音が大きくなってきている。

元々が寄り合い所帯だったが、選挙で勝っている間はそれなりにうまく動いていたように見せていた。

それが、現在はことを一つ決めるでも簡単にはいかないようだ。

リーダー同士の権力闘争が国有権者の不信感を高めるだけだと何故わからないのだろう？

この点は参院選前の自民党も似たような事態であった。あてどもなく自民党を飛び出した枡添氏らにも失望させられたものだ。

ちなみに自分は自民党を応援するつもりも無い。
政権を取れば民主党よりははるかにマシだろうが、けっして十分とは言えない。


さて、世間が評価している民主党の唯一の成功事例の事業仕分けだが、自分の評価は30点だ。

何故か？

３兆円の削減を目標として1億円に到達しなかったこと。目標は達成していないのだ。

さらにその数字自体が削減すべきものとすべきでないものの混合であり、水増しされた数字であること。

最悪なのは、達成してもしない３兆円という目標をあてにして子ども手当てという愚作を実行してしまったこと。これなら事業仕分けをしない方が財政面ではプラスだったことになる。

ではどうすれば良かったか？

目標を定めずに、無理をせずに、事業仕分けを適切に実施すること。そしてその成果を無駄遣いせずに、純粋に赤字削減にまわすか、あるいは景気対策、雇用対策にまわすこと。

財務省の差配による限定された事業仕分け対象を鵜呑みにせず、全予算を対象とすること。そのために増える事務量については民間を活用すること。

これなら満点だった。

今なら、この案をもってどの政党でも「民主党よりも優れた事業仕分け」を提言できる。

他にも案はある。自分はどこの政党でも日本を正常化するために応援する用意はあるのだが。。。