http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/15/news008.html

初音ミクをオタクのオモチャ扱いし、オタクを蔑むような表現が目立ったという。

何も知らないテレビ製作者が偏見に基づいて番組を作ればこうなるという見本だ。

これはオタクネタに限らない。
テレビの取材され、意図を捻じ曲げられてオンエアされた不愉快さは多くの人が味わっている。

インターネットが自己責任で情報を発信するメディアだとすれば、テレビは色眼鏡を通した情報を発信するメディアだ。そして、それは既に過去の遺物への道を走り始めている。

自分の好きなものに、ウケれば良い、面白ければ良い、という主義の下、下品な、あるいは趣味の悪い演出を押し付けられるのは最低の経験だ。

先日は韓流に偏った番組編成であるとしてフジテレビが批判されたが、自分はそもそもテレをは見ていないので、フジテレビが韓流を多く放送していたことすら知らなかった。見ているのは目覚ましテレビくらいだ。

これからは益々、視聴者のテレビ離れが進むだろう。行き先の有力候補はブログ、SNSなどのソーシャルメディア、モバー、グリーのようなゲームサイト、YOUTUBEのような動画サイトなどだろう。最終的にどれが勝つ、ということは無いだろうが、インターネットメディアがテレビメディアを駆逐していくのは間違いない。

そうなった時にCM(コマーシャルメッセージ)はどこに行くのか？なかなか興味深い課題ではある。