http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110916-00000107-jij-pol

これは以前から進行していた少子高齢化の経過報告にすぎない。

そして、今の政府は無策なので、この進行は留めることができない。

子供を作れる世代の、子供を作りたい夫婦が安心して子供を作れる条件を整えること。

そのためには何をすれば良いのか？
自分が何度もここで言っている。

復興対策にも、景気対策にも寄与し、結果として少子高齢化対策にもなる政策を出してもらいたい。
それができないなら自らの無能を認めて、さっさと政権を明け渡すことだ。


案を一つ示す。

福島原発事故対策。
現場の作業員の待遇を改善すること。
多少の危険があってもそこで働きたくなるような環境を作ること。
その上で、被爆限度を厳格に適用すること。

作業員がきちんと交代できるルールを作ること。
その上で、全国のハローワークで作業員を募集すること。
国が直接にだ。
業者を間に挟むと、作業員が管理できなくなるのはこれまでの例が示している。
また、働かない者が中間搾取をしてしまう。
これを無くそう。

その上で、都道府県別に作業員を送りこむ時期を調整し、それぞれ一定期間だけ働かせる。
当然、送迎のバスを用意する。
作業開始と終了の時期、期間を明確にする。


短期間働けて、高収入で、
延長が無ければ健康への影響は最小限になる。
しかも働きたくなる環境にする。

費用はふくらむだろうが、金の使いどころだ。
命がけの作業を引き受ける人の多くは貧困層だろう。
彼らにきちんとした対価を払うことは景気に寄与すると信じている。
この仕事をしなければ、あるいは生活保護を受けているかもしれないのだ。
原発対策をしながら、富の再配分ができるのだ。


今は本当に無策だ。
命の危険がある作業を、安い賃金で劣悪な環境でやらせている。
非人道的だと言って良い。
間違いなく恨みが残るやり方だ。
作業員からの訴訟も起きることだろう。


ニュースの本題からはそれたが、一時が万事だ。
きちんとした具体策を伴った、血の通った政治をしてもらいたいものだ。