八ッ場ダム　二転三転、建設再開 「〝政・官〟呆れた泥仕合」の腐臭

これも面白い言葉がいっぱいですね。

ジャーナリストの大谷昭宏氏
>水を必要とする人たちが何もせず60年近くもダムができるのを待っているわけがない。さっさと自分たちで水を引いて生活しているので、今さらダムができて『お待たせしました』と水を配っても喜ぶ人はいない。

決め付けですね。
論理不在です。
水需要は温暖化の世紀に入り、増える一方ではないでしょうか？

>紀伊半島の豪雨のような〝想定外〟の大雨に襲われれば、ダムや堤防は無力化してしまう。

これも決め付けですね。台風の予報が出ていて「想定外」もないでしょう。台風の前に水を減らしておく、という基本動作ができていなかったところがあったようですが。ダムの問題ではないでしょう。逆に、ほとんどのダムはあの台風の中で問題を起こさずにいました。


そして前原君の「不貞腐れた態度」のお粗末さ。
命令だけ出して、きちんと話をしていなかったのでしょうね。
相手を納得させていれば、あるいはそのプロジェクトの流れを掴んでいれば、あんな無様な発言はせずに済んだでしょうに。

そして、結局のところ「民主党のコミュニケーション不足」という問題が出てくる。この記事では「党内不一致」となっていますが、同じことです。

野田さんが鳩山君や菅君より多少マシでも、長持ちは難しそうです。