新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

〜陽だまりの処方箋〜

〜陽だまりの処方箋〜>掲示板

公開 メンバー数:21人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: しゅわっちさん

    2013年04月07日 08時24分20秒

    icon

    想いを編み上げる

    週末の日本列島はどえらいことになってますが、そちらは大丈夫ですか?お疲れ様です。

    昨夜は大雨強風で「家、壊れるんちゃうか」と心配したしゅわっちです。
    どうやら大丈夫なもよう。


    こないだ、【船を編む】の試写会に行ってきたんです。

    結論から言うと、個人的には「超お奨め!」です。

    あらすじは、映画の公式HPや書籍の紹介ページやらに載ってるので省きますが。
    (け、決して面倒くさい訳では!!)

    正直、上映前は、全然期待していませんでした。
    前回見た【横道世之助】は個人的にうだ~っとしてるだけで面白みが感じられなかったし、その前の【黄金を抱いて飛べ】は意味自体が分からなかったし。
    最近の邦画は自分の感性と合わないな~と思ってたので、今回もそうだろうな、と。

    が、しかし。

    主人公である馬締光也(とそれを演じる松田龍平)が、「真面目オタクでいい奴」で、面白い。
    自分の想いを、上手に相手に伝えることが出来る人って、実は結構少ないと思うのですが、殊に主人公はそれが下手くそで、それ故人付き合いが苦手で。
    でも、どうにか相手に伝えたくて。距離を縮めたくて。
    超真面目で一生懸命な故に突拍子もない言動をしたりするのですが、右往左往しながらもひたむきに進んで行く姿が魅力的で、笑いつつも、応援してしまう。

    んでもって、脇を股める登場人物の中でも、特に先輩である西岡正志(とそれを演じるオダギリジョー)が、面白い。
    ボケもツッコミもこなすキャラはまさに大阪人。このキャラの言動、か~な~り、笑えます。
    カルい奴と見せかけて、実はかなり頼りになるし、根はとても優しい、いい奴で。

    何より、日本語辞書を作る物語なだけあって、日本語に対する向き合い方が素晴らしい。
    俺が、大学の専攻を国文学に決めた理由を思い出しました。

    日本語は、表現力がとても豊かです。
    沢山ありすぎて、ふさわしい言葉を決められなかったり。
    沢山あるのに、ピタリと当て嵌まる言葉はなかったり。

    そんな言葉がたくさん詰まった、辞書。
    学生の頃、欲しいと思わなくても学校からほぼ強制的に買わされた、辞書。
    誰しも1冊は持っていると思いますが、この映画を見た後は、久々に、自分の辞書を開いて調べたくなるんじゃないでしょうか。
    「右」という言葉と、「恋」という言葉を、特に。。。「うざい」は、載ってるかなぁ。。。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件