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りんごのつぼ

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公開 メンバー数:10人

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  • from: りんごさん

    2010年11月15日 22時33分06秒

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    夏の終わりに その1

    早めに大阪をたつと 新横浜へむかった
    夏休みで混んでいるのか
    お盆明けの仕事で出張のあるサラリーマンがたくさんいるか
    新大阪の駅はごった返していた

    彼との半年ぶりの約束で場所は横浜
    約束の時間は午後8時だったが 
    当日 新横浜7時半来れる?とメールがあり
    予定より早めに新幹線に乗り込んだ。

    新横浜の駅をおりるのは 二度目
    一度目は ユーミンのコンサートでおりたことがあるが
    今回はちょっと勝手が違う
    夏のおわりに 知り合いのヨットにのらないか?
    というお誘いたった。

    母の癌の闘病と看病
    娘の中学受験
    旦那との折り合いの悪さで
    とうとう十二指腸潰瘍と診断されたわたし....
    そんなことを いたわって 彼が申し出てくれた
    思いがけないプレゼントだった

    駅に着いたとメールを打つと
    『ようこそ 横浜へ』とのメールが来る
    新横浜につくと道が混んでいるらしく
    『15分ばかり遅れそう』と また メールが来る

    そして
    迎えのBMWは 約束の時間よりも 少し遅れて到着した
    彼の車の助手席にすわるのは はじめて....
    なんだか照れる....
    車は私を迎えいれ、走行し始めると
    テールランプがたくさんある 道から すこし
    外れた道を走り出した。

    横浜の街はおしゃれな街だった
    たくさんのネオンが まるで 宝石に見えた
    『神戸ににているだろう?』
    と彼が 言葉を投げた
    彼はBMWの天井をあけると 
    夜空と高層ビルと街の飾られたネオンを
    見せてくれた。

    しばらくすると
    あれがインターコンチネンタルでこっちが.....
    レインボー ブリッチ....あれが.......で........そのむこうが.......と
    いろいろな 観光名所を教えてくれた

    わたしは
    横浜という街は男女が寄り添い、指を絡め
    愛を確かめるのを
    誘うような街だと思った
    輝くような宝石の街は
    彼がわたしに向けてくれた優しさよりいっそう
    確かなものにしてくれるようだった

    しばらく きらびやかな横浜の街をドライブしながら
    彼は
    『俺、本当は俺は横浜よりも横須賀の方が好きなんだ』
    いった。
    『横須賀はどんな街なの?』と言葉がでた。
    『横須賀は基地があるから 看板だって英語で書かれているし...
    道行く人間も むこうの人間だから....ちょっと 日本にいるとは
    違うんだよ。まるで アメリカみたいなんだ。
    ほんとは そっちを案内したかったんだけど
    今日は横浜を案内するよ。
    明日は朝早く 三浦半島までいき ヨットに乗ることに
    なっているんだから..
    いいね..朝早いから...6時にはホテルを出るよ。』

    私たちは 港に車を止めると 港のみえる公園を 散歩した

    港の見える公園のベンチに座ると
    昔の職場の同僚の話や 上司の話などで 話がもりあがった
    20年の月日はあっという間に 昔の職場にタイムスリップし
    あのひと この人 の話で 会話が途切れることはなかった

    手をつなぐようなことも キスすることもわすれて
    昔話に花がさいた。楽しかった 過去を共有していることが
    すごくうれしかった きれいな思いでだけが 残っていて
    それを 二人の思いでに出来ることが この上なく
    うれしかった



    『さぁ〜そろそろ ご飯を食べにいこう 
     店が閉まらないうちに』
    と彼が言うと私たちは 中華街に向かって歩き出した

    どこをどういったのか よくわからないが
    中華街にたどりつき
    中華街でいちばん旨いと彼がすすめる 肉まんを一つかうと
    交互に食べながら 横浜中華街をぶらっと あるいた

    道ゆくところどころで
    むき栗を 客引きから 手渡された
    『横浜は サービスがいいのね。神戸の南京町とは規模が違うし
     活気も3倍くらいありそう....それに....栗なんか配って.....』
     
    いつでもそうなのだ。 彼がわたしに 見せてくれるものは
    いつも、わたしにとって ストライクゾーンなものばかりだ
    彼はわたしの声きいて 一言 
    『栗をたくさんかって欲しいのさ...』と返してきた。


    夜の中華街を早足であるくと

    『まだ....あの土産物屋 あいてるかな?』
    といい 彼はタイやインドネシアや中国や韓国の 雑貨を
    たくさん売っている店に 連れて行ってくれた
    いろいろ 見て回ったが、わたしは 今晩彼と一晩過ごすことや
    明日の三浦半島でのヨットクルーズが気になって
    品物をただ ながめるだけ。ようやく娘へのお土産として
    インドネシア産のメモ用紙を かった。



    店を出てメイン通りの聘珍楼をすぎ
    六角堂の建物の脇を道にそれると
    黄色い看板『東広』がみえた
    道行くひとが 通り過ぎる様な店に 彼はなんの躊躇もなく
    はいる 。あとで聞けば お正月に家族でくるおなじみの
    お店らしいことがわかった。

    店に入ると 女性二人と相席になった
    こういうときも女というものの観察眼というものはすごい
    わたしは 彼の好みであろう女性がどちらかとチェックをいれ
    隣の女性二人は私たちが どういう関係のカップルかと
    こちらの様子を伺っているのが わかった
    もちろん目があったので お互いに笑顔..........(笑)

    彼はそういうことが 一瞬の間に おこっているなんて
    思ってもなく オーダーに集中していた。そして
    『とにかく うまいんだ。ここの水餃子は とにかく絶品だよ
     だまされたとおもって 注文したらいいさ。
     ただし 素人は 二人前を頼むが 食べきれないから
     一人前。(笑)』と大声でいった
    お隣の女性陣のオーダーにも その 水餃子が あったのは
    いうまでもない。
    『おんなじもの 注文しましたね...』なんて会話もあって...

    中華もオーダーは その他に 
    中国名は なんとか..... といってたが ようは
    豚の角煮をのせた ご飯と 杏仁豆腐を頼んだ

    水餃子は彼がすすめるだけあって かなり絶品だったし
    その後に頼んだ二品もほんとに おいしかった

    杏仁豆腐は この間神戸の南京町で杏仁の粉を購入していて
    家で何度か 杏仁豆腐を作っているのだが、勉強のために
    ここの杏仁豆腐も食べてみたいとおねだりした
    彼が 外のジェラートのほうが旨いよというのに....... 


    結局私たちは
    さっき 道をあるいていたときに食べた 肉まんを食べたのが
    きいているらしく 美味しいといいながら 4割を残して
    その店をあとにした。



    中華街を出てホテルに帰る道で
    スーパーに入った
    彼は ここの街の地理がよくわかっているらしいことが
    伺えた....

    よく考えれば 彼は生まれも育ちも 横浜なんだから
    とーぜんと いえば トーゼンなのかもしれない....
    スーパーで、大阪とこっちと物価はやっぱり違う?
    と聞いてきたが
    『それほど 物価は違わないかも....』
    と答えた。

    最近は大阪も関東もほとんどものはかわらない
    もっと地方にいけば ちがうだろうが....

    私たちは夜飲む酒をそこで購入したが 帰り道に それを
    すべて飲んでしまった。
    すこしだけ ウイスキーが残っただけ.....



    帰り道.....
    そういえば....あたし 昨日から 生理なんだよな........
    なんて 夜の道で そんなことを ひとり思った.....
    たとえ 体調が悪くても 大人の遊びには
    あまりキャンセルというのは ありえない。
    これを逃したら こんどは いつ 会えるかわからないからだ....





    中華街もそろそろ 店のシャッターをおろし始めて
    私たちは 夜風に吹かれながら
    夜道を今晩の宿泊先に向かって歩いた

    何度かのメールのやりとりで
    最初は行き当たりばったりで ラブホも 面白いという話
    だったが、最終的には中華街から 少し離れた 東横インに
    泊まることにした
    彼にはもちろん家庭があるので 一晩家を空けて、私と朝まで
    いるとは予想していなかった。本人も
    『金曜日の晩だしせいぜい12時までしか そちらにいられない』と言っていたから
    てっきり 肌を重ねた後 自宅に戻り 翌朝早くに ホテルに
    迎えにくるものだと思っていた

    しかし車に乗ったとき 予定が変更されていることに気がついた後部座席に彼の 旅行鞄があったのだ
    ものわず
    『あれ〜? 泊まることにしたのぉ〜?』
    聞いた。彼は
    『そうだよ 朝が早いから 泊まることにしたんだ 』といった


    横浜の中華街から帰ると、アジア雑貨で購入した お香を
    部屋の中で焚いた。
    さっきお店のレジでなにかを買い、私の鞄に
    『これあげるよ』といっていれてくれたものが これだった
    それを 部屋で炊くいてみた
    ぷ〜んと アジアンっぽい香りが部屋中に広がった

    そういえば 私は 月に一度のあの日がきていた
    前日に メールで、
    『そういう時のあれは苦手?』ときけば 
    『得意じゃないよ』と返事 があったから てっきり なにも
    ないものだとおもっていた
    それに
    部屋もツインだったから 
    添い寝はあっても そんなことは ないんだとおもってた
    さらに 彼と
    『疲れがたまってて
           最近は8時間寝ないと寝た気がしないんだよ』
    なんて会話をしたから.....


    だけど.....
    一寝入りし 朝方になって
    私たちは
    とうとう 絡まることになった 。どちらがどう だからというわけではなく、自然とお互いが お互いを お求めた形に
    なった。彼に愛され始めて わずかの時間に、潤いはじめた

    月一のあの日が来ていたとはいえ 昔の若いときのように
    一週間もこってりと出血があるわけでもなく
    この夏40歳を迎えた体は3日目ともなればほとんど、終わりに
    近い出血量だった

    しばらく愛されたあとに彼のものが 私の子宮の入り口を
    突いてきた。気持ちがよかった。
    ただ いつものことなのだが
    彼以外の誰でも、私の中に入り、わずかな時間になると
    我慢ができずに すぐに逝ってしまう
    私はそこが いつも残念なのだ。満たされないのだ....

    学生時代に陸上やバスケで体を鍛えたのと 
    体のつくりがすべて小さいのと
    出産のときに子供が膣を通らなかった
    すべてのものが
    重なった結果なのだが
    痛いくらいに 締め付け感があるのだと、前に言われたことが
    あった。 そのおかげで いつも相手を満足させるだけで
    自分が逝くということは ほとんど経験したことがないのだ

    今晩もご多分にもれず 同じような感じだった

    そして ベッドに 出血のあとがおおきく3滴つき
    絡まるのは終わった。そろそろ 三浦半島に出かける
    時間が来たからだ。かれは 私の中で射精し
    なんどか ぐっぐっと 深く入ってきて 彼のものを出しきった
    『中で出すのなんて はじめてじゃない?』
    といえば
    『生理中だから 中で出しても いいとおもったんだ』
    と答えた


    さぁ〜そろそろ 時間だよ。
    できるだけ早くしたくはできる?
    と聞いてきた。とりあえず 二人でシャワーを浴びて
    急ぐのは それから....


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