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from: りんごさん
2011年05月18日 16時24分21秒
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作品には作者の念が宿る
久しぶりにいったうつわやさん
今日はお店をひらくまでのいろいろなことや
品物を仕入れるときに気をつけていることを
聞いて来ました。
作品の良し悪しには必ず作者の念が宿るのだそうです
金儲け主義に走る作者のものは
購入しない
これは器やさんが商品を仕入れるときの基準だそうです
百貨店で個展をしている作家さんのもとをおとづれたそうですが
その数300を超えるそうです
店を開くまでに 目を肥やした月日はおよそ10年
器やさんを始めようと構想を練ったのが3年
仕入れるときは現金で買う
これは創業当時からそうなのだとか
そのことで作家さんに信用してもらう事が出来る
そして
心が許されて始めていい品物を出してもらえるのだとか
はじめて作家さんの家に伺う時は
店の写真なども必ず持参して
このギャラリーに置かしていただくのですが
というそうです
作家さんの品物には命が宿っているので
購入するまでいろいろとあるそうです
簡単ではないんですね...
それと欲深い作家さんの品物を見せてもらい
おことわりするときは
もう一度出直して来ますので
宜しくお願い致しますと
その場を去るそうです
『出直す』という言葉がすごくいいですね
相手を拒否せずご縁を結ばない
うまい言い方です。
作品購入の決めては
作者の人柄が全てだとか
作品には作者のすべてが投影されているからが 理由だそうです
人物判断は旦那さんの役目
お仕事柄たくさんの人を見て来ただけに
人の目利きが出来るのだとか。
今回はこれというものがなく
即購入とはなりませんでしたが
ご縁があるものは必ず手に入るものです
次回行った時までに
あの品物が残っていたらいいなとおもうものもありました
5客で食器が最低で15000円〜35000円ですから
こちらも慎重になります(笑)
即購入しないいいわけとして
『ご縁があるものは必ず手に入るので焦らないんです
何故かいつまでも 私が購入するまでのこっているものです』
というんです
本当ですよ 嘘じゃないから。
誰かに買われていかれるのであれば
それは
ご縁がなかったもの
としてきっぱりと諦めるのも私の品物の買い方でもあります
いや〜むずかしいですよ(笑)
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