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from: ku-toさん
2011年08月02日 16時26分22秒
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琴の滝の牛鬼(すさみ町)
一つタタラのお話のついでに「牛鬼」の絵を入手しました。
牛鬼は熊野検定でも良く出てくるのです。
本当は色つきですが、コピーのためモノクロです。
因みに一つタタラは、言い伝えでは体長9Mだそうです。
訂正いたします。
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牛鬼は周参見町の上戸川(こうどがわ)支流、広瀬谷にある
せせらぎの音はまるで琴の音を奏でるかのように美しい、
昔、滝つぼに恐ろしい牛鬼が棲んでいて、人の影を食べると言う
牛鬼は大きな牛の姿をした鬼で、影を食べられた人は必ず死ぬと信じられていた。
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ある日、農夫が滝の近くに草を刈りに行って、突然現れた牛鬼と出くわしてしまい、
必死に逃げたが食べられてしまい、農夫は死んでしまった。
村人達は正月に牛鬼にお神酒を供えお祭りをしたのだと言う。
牛鬼はお酒を供えてくれた人の影は食べないといわれてるから、牛鬼の好物はお酒なのだそうだ、
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大人でも、こんなお話と絵を見せられると、
「悪い事は致しません!妻を大事にします」とつい口に出そうです。
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