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from: ku-toさん
2012年05月23日 09時32分50秒
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萌える葛城山
19日は満開でした。土曜日と重なって、人の波でした。
高速に乗ったのがAM7時、出発が遅かったか、葛城山駐車場に入るまでの県道で完全停滞していました。少し待ちましたが、駐車場まで行く車の列が遥か山の斜面に見えたので、ダメだわ、と思い、近くのコンビニ駐車場へ置き、登山口までスタコラ30分ほど歩きました。既に沢山の人が車を置き歩いていました。
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ロープウエー乗り場に到着、ここでもすごい人の波でした。
3時間待ちだそうです。私たちは歩いて登るので関係ありません、いきなり階段状の登りが続きます。登り始めて5分もしないうちに妻が辛そうな顔をしています。「ちょっと無理やわ」と言うのです。コンビニから30分の歩きが想定外だったので堪えたようです「こまったな、、、」とにかく休憩しよう、という事になり、
お昼には早いが弁当を道端で食べました。
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登り行く人を横目で見ながら、20分ほど木陰で休憩しました。少し気分が戻ったのか「ゆっくり歩いてみる」と妻が言い出したので、私が先頭になり、ゆっくり、ゆっくり歩き始めました。木陰に入りだいぶ涼しくなったので楽になったようです。尾根に出ると、眩いほどの緑のトンネルです。友達との会話が弾んで、やれやれ、ほっと一息、程なく、頂上付近に着きました。早くアケボノツツジが見たいと、展望台まで1k余りをそそくさと歩いていました。人の波は、神社のお祭り程の人出です。
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アケボノツツジは、緩やかな谷と向こうの山の斜面に広がっています。本当に真っ赤です。目が暑いほど真っ赤です。私たちは昨年も休憩した木陰で2回目の弁当を食べました。ウグイスも泣いていて
静かです。目前の金剛山もフカミドリ色で赤とのコントラストがいいね、遊歩道を歩き、遥か下に見える奈良盆地も手に取るようです。三輪三山も見えますね、
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今年も登ってこれた事に妻は喜んでいました。途中で諦めずに良かったわ、と言っています。
帰路は、櫛羅(くしら)の滝コースを下山しました。登山口の地名が櫛羅という地名です。このコースは大半が植林帯です。しかし途中で大変なことが起きたのです。私たち3人のグループの10mほど後ろのグループの一人が、崖に滑落したのです。「キャー!」という声が谷間に響き、振り向くと、石がぶつかる様な音と「ドンドン」という音が聞こえました。石が落ちたのだと思っていましたが、人が見えたのでびっくり、その後、男性が降りようとしていましたが、急斜面なので静止されていました。仲間の女性が救急隊を呼んでいました。人が沢山下山してくるので私たちも列に沿って下山しました。下界のほうでは救助のサイレンが鳴っていました。
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私たちも、その後、慎重に降りてきました。1時間ほどで登山口に到着し、ほっと一息しました。そこには消防のレスキュー隊の消防車と救急車が待機していました。まだ救助されていないようでした。大事に至らなければいいのにと願いつつ、滑落した所は、私が妻に「ここは危ないよ」と注意したところでした。今後の私の登山にも「注意されたし」と言われたような気がしました。
3人無事帰宅できた事に感謝です。
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