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from: ku-toさん
2012年07月03日 11時12分48秒
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初夏の三ツ森から半作嶺へ
*写真は三ツ森950m頂上より、縦走路は左矢印付近に出る。北尾根下りは頂上より右の稜線
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梅雨真っ只中、6月29日、束の間の晴れを狙って、三ツ森から半作嶺894mに行ってきました。メンバーは、久々にエリザベスと組みました。前日の打ち合わせでは「普通コース」か「冒険お楽しみコース」かを選んで頂きました。エリザベスは「普通コース」やで、との事でしたが、林道中途からの登りでは余りにも面白さに欠けるので、私が勝手に冒険?コースを選びました。何のための打ち合わせだったのでしょう(笑い)
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下川上、流れ施餓鬼で有名な、宗洞宗「法伝寺」の隣民家の庭先から、植林帯を登ります。何の目印も無く、ひたすら、それらしき踏み跡を登る事、30分、三ツ森への北尾根に出ました。エリザベスは、道が分からん、と連発、感覚で登らんとしゃないよ、と私、それでも、分からんわからん、と言っていました。小さな花を見つけては写真を撮り、やがて、キノコ、カエル、○ソコガネ等など、
はたまた道中でのズッコケオシャベリ、に終始お忙しいエリザベスなのです。
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なんやかや言いながらも、歩を進める脚力は立派で、さすが「大嶺奥駆け」をポイントだけでも歩いてる価値はあるよね、背後に見える獄山を眺めつつ、三ツ森山頂に着きました。少し、腹が空いたので、休憩しつつ、お弁当を半分食べる。本式の昼食は半作嶺に着いてからにしました。三ツ森からの眺めは何度来てもええなぁ、、
百間、鉢伏、法師、入道、高雄、ゴンニャク、野竹、獄山、と大塔二十名山が見える、この頂上は、3畳ぐらいの広さの一枚岩盤で三十度くらいの傾斜がついている。やや座り辛いが、転げない程度で、程よい角度である。「わー〜い、わーい」とエリザベスは絶景に歓声をあげている、
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半作嶺へのルートを説明、左端のあごの窪み辺りに出て、鼻、おでこ、と這うように移動するんです。ほどなく休憩後、イザ、半作嶺を目指します。半作峠までの下りがキツイ、ロープ下りの連続、これが、冒険コースの醍醐味なのです(笑い)フツウらくちんコースでは味わえないのです。
ロープを伝い降りていると「ハビ」がとぐろを巻いていました。すかさずシャッターを切るエリザベス、
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登ったり降りたりで、やっと「半作峠」昔は、熊野(いや)小守地区から山を隔てた富里、平瀬への生活路だったのです。小さな地蔵様が祭られています。林道からの「ラクチン普通コース」は、この半作峠に一気に出るので味気ないですよね、その後も頂上近くなると、岩登り、ロープ登りの連続で、やっと、半作嶺頂上に着きました。エリザベス持参のカップウドンを頂きました。リュックからはいつものように、出るわでるわの大バザール、熱い食べ物は本当に美味い、
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帰路は、お楽しみの難関、北尾根の激下りです。過去、4回とも
同じところに降り立った験しがないという、優れ?コースです。迷い広尾根もあるので、2時間半はたっぷりかかるのです。しばらくは緩やか尾根下りですが、中盤からは急激な下りで両手を慎重に使わなければなりません、後半は広尾根に出て、路が分からなくなり、適当に降りるのがいつものパターン、今回もそのパターンでした。広尾根で踏み跡が無くなっても、民家の屋根が光って見える頃は、もうゴールなのです。
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最初に説明していたゴールは、セメントプラント前、民家脇の墓地横に出る。としていた所に出ましたので意外とびっくり、しかし、車道までは少し距離があり、田んぼの畦を歩かなければなりませんし、防護電気柵もあり、またぐとビリビリ電気がはしりびっくり、難なく、ゴール出来「冒険コース」をしっかり堪能出来ました。エリザベス共に大満足な顔で帰路に着きました。
北尾根の下りは、標高500m付近から、広尾根を東に振り、右に谷を見ながらの尾根を下る方法が安心ルートだと思いました。
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