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from: ku-toさん
2012年07月17日 11時20分16秒
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霧の和田森〜安堵山(果無し)
15日、梅雨の晴れ間を期待しながら曇り空を見上げながら、出発しました。竜神、丹生川ヤマセミの里まで1時間足らず、信号待ち片側通行が5箇所ほどあり、時間がかかります。竜神街道より丹生川方面に入り20分ほど、所々には、災害の爪あとが残っています。
ヤマセミの里は温泉あり、キャンプ場あり、のかつての分校跡です。なるほど民家も10軒足らず固まっていて、川遊びや、トンボ採りやら、往時の子供の声が聞こえそうです。民家前の少し広い道端に駐車し、果無の登り開始です。植林帯の少し急な登りに、思い切り汗をかく、かなりきつい雨も降り出しました。
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朝、6時の雨雲アメダスを信じて、10時には雲が切れるはず、それにしてもどしゃぶりやなぁ、木立の中なので、さほどその感覚はないのだが、余りにも降り続けるので、100円カッパを取り出して着る。まぁ、尾根登りの岩場無しなので助かります。大塔山系なら、こうは行くまい、第一目標の和田森1049mを目指す。時間的にも、もう到着しても良いころだろうに、余りにも急登に、休み休みの連続、師匠との息もピッタリ、いつも私のペースに黙って立ち止まってくれるのに感謝、感謝です。程なく、やや台地状の場所があり、「和田森」の木札ありやっと頂上です。周りは自然林でいいが展望はなし、少しの休憩と写真を撮る。
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所々、林道が傍を走ってる。ここまで車が来るんやぁ、林道の向こうは真っ白な雲海模様、雪原のようで目に眩しい、ゆったりとした尾根伝いに次の安堵山を目指す。林道が接近したり離れたりで、山の雰囲気が半減、猪のヌタバあり、ゆったり尾根歩きには師匠と仕事の話をしたり、家庭の話をしたり、何かと話題には飽きない、仕事も若干、似通った面があり、何かとアドバイスを貰っている。何やかやと話すうちに安堵山に着く、大塔宮護良親王が熊野落ちしたとき、竜神より、果て無しを越え、追っ手を晦まし、ここまでは追ってこないだろうと安堵したという、
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お腹も空いたので昼食にする。今日のコンビに弁当、たまに買ったのがアタリだったのか、意外に美味しかった。雨は上がり、少し明るくなってきたので、後一つピークを目指そうか、と思ったが、往復2時間弱もかかるので無理せずにここまでとした。
弁当食べてると、目の前に大きなカエル、大人のこぶし以上はあるなぁ、じっと見ている。身動きもしない、カエルさんも、こんな高地で生活してるんやぁ、暖かなコーヒー頂く、
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ゆっくりと帰路に着く、青空が見え出し、ガスが切れてくるが、もう帰路なのでいい景色の所はない、やむなく次回のお楽しみとして、等など、話ながら下っていると、猪のヌタバ付近で、尾根を間違う、左の尾根に入っていっていましたのでヌタバまで引き返し正しい道に戻る、最後のキツイ下りも滑らずに降りきって車止めに到着、2時過ぎでした。ヤマセミの里の川原では、テントを張ってバーベキューをしていました。次回は、熊野古道の新高雄トンネルを抜けて、今回の安堵山から冷水山までをつなげたい、予定です。
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