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from: ku-toさん
2012年09月25日 18時26分28秒
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幻想の冷水山〜ブナ平を行く
★9月23日、午後から晴れるのを期待しながら、雨の中を冷水山1262mから、ブナの平1121mを往復しました。写真は「ブナの平」を折り返し、ブナの森を軽快に歩くS嬢、陽が差し込み、まるで妖精?その前方にも、かぐや姫風が見える
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●近露より少し外れにある新高尾トンネル林道を抜け、雨の中を、軽快に車は走ります。高度500m付近から坂が急になり、どんどん高度を上げます。所々、崩壊箇所がありましたが、車は通行出来る範囲なので安心しながら上りました。高度1000m付近で、道路が大きく陥没していました。10mは崩落していて、山側の側溝だけがかろうじて残っています。止む無く、車を止め、雨が降る中をカッパを着て、冷水登山口まで歩く、
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登山口までは雨は小降りでしたのでやれやれ、道路崩壊で30分のロスは辛いですね、冷水頂上まで20分程で登り、いよいよブナ平まで往復です。無事帰ってくる事を願って、8時20分に出発進行、往路で4時間(12時20分)の地点で、ブナ平に着けなくても引き帰そうと考えていました。そこは、さすがのウルトラランナー劇団です。早いの早いの、と言ったら、私は泣く泣く必死の形相?方や、鼻歌♪大塔山系の激上り激下りに比べれば、何とも緩やかな、尾根なのですが、それはそれなりにキツイのです。
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木の倒木アリ、ヒメシャラの並木あり、巨大キノコアリ、で自然の宝庫は果無しですねぇ、秋の紅葉は素晴らしいだろうなぁ、と私はロマンに浸るのですが、でも、劇団員はあんまりそんなのカンケーねぇ、らしい雰囲気です(笑)わいつく、わいつく言いながら、本宮からの百前森山経由の分岐にやっと出会う、あと10分でブナ平です。11時45分に到着しました。
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少し陽が差した頂上でそそくさとお弁当です。遥か下方に大斉の原の鳥居が見えるのだが霧で真っ白、でも雨が上がって良かった。12時15分出発、3時過ぎには冷水山に戻るでしょう、と一安心しました。結局、帰路も劇団員はなりふりかまわずピッチを上げ、3時に冷水山に戻る、2時間45分で帰ってきたのですから、何者ナンジャ!夕刻の早い時間に帰路に着けました。お疲れ様です。
●往路で、ようやく晴れ間が見え出しました。公門の崩(くもんのつえ)から見える熊野本宮方面だが余り見えません、しかし雲海が素晴らしいですね、三越峠、笠塔峰方面です。
●やっと「ブナの平」に着く、劇団の皆さん思い思いのポーズでの食事中、霧が晴れると遥か前方に大斉原の鳥居が見えるのだが、何故かS姫は立食です。それぞれの個性が出ていて実に面白い、
●幹周り80cmはあろうかと思うほどのカヤの大木に、猿の腰掛が、というよりも、カレー皿が突き刺さったように見えます。勇敢な劇団員は、何事もなかったかのように突き進んでいます。
●倒木のトンネルを、何事もなかったかのようにくぐり抜けて、勇敢な劇団員達やね、いつ落ちてくるかも分からないのにね、
●再び冷水山にゴールイン、疲れた顔は私だけで、4名はケロッとした顔、まだまだ走れそうやわぁ、等などと話しながら下山してると、そのまま間違って、西側従走路を下って行っていました。「黒尾山方面と案内が出てるよぉ〜」あれ!間違った。頂上より南に下りるのを、再び上り返し、10分のロス、
●戦い済んで日が暮れて、仲良しこよしで帰りませう、果無の尾根を見ながら、車止めまでの林道を歩く劇団員、8時間超の山歩きなど、何てことないらしい、足取りの軽さが脅威です。帰ったら350缶を一気にグイッ、なんて話してるんじゃないの? =完=
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