28日に奈良県、伯母子岳（おばこだけ）1246mに初秋の気配を
求めて劇団員4名と行ってきました。写真は、頂上直下で、恒例のアイ〜ンらしいです（涙汗）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
取り付きまで車で2時間半もかかるので、国道といっても、クネクネと、飽きてくるほどの道程、疲れます。
8時半、いよいよ登山開始、3時間半、ただひたすら登れ登れ、です
。途中には、江戸期に栄えたであろう、茶店跡や、旅籠跡もあります。上西屋敷跡は、中腹にあり、かつて旅籠を営んでいたとか、石組みの跡が広く、敷地も広くて、屋敷裏には田畑も作っていたという、ジャガイモ、と南京がたいそう旨かったとの評判らしいです。
昭和30年代までここに住んでいたらしい、庭の桧の大木が往時を忍ばせます。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
劇団員は、速足組3人と、遅足組2人で、どうしても、道中は離れ離れになるのですが、ポイントではしっかりと待っていてくれてるのです。帰りは、下りが不得手組みもありで、色々あってよろしい、終始、先達はウルトラ100k完走組みのエース嬢なのであります。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
殆どルートの分かる範囲の山ですので、さほどの心配もなく、ワイツクガヤガヤと緑の林の中を満喫しました。あいにく、天気が悪くて、木々の間から見える遠望は期待できず、奥駈け方面もうっすらで、釈迦岳もあまり見えませんでした。昨年11月に登った時は、真っ青な空に、大峰方面がくっきり見えていたのですが残念です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
予定通りの3時間少しで、伯母子峠に到着（写真）ここは竜神からの林道と接続しています。クロスするように左の尾根へ、あと15分、最後の登りです。これがまた苦しかった。頂上直下の産みの苦しみでしょうか（笑）息も絶え絶えで、頂上です。「わぁ〜い」の歓声で疲れが飛びます。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
しかし下界同様に、異常にむせている。風が無く、曇り空で、天空に蓋をされたような感じ、スカッと風で雲を吹き飛ばしてよねぇ、
食事する者、焼きソバ作る者、木陰で○になって着替える者？、ラジオかける者、好き勝手の表情は面白いなぁ、
高野方面からの中年男性５人グループもヤレヤレと言った表情で登ってきていました。ノーマルコースは、高野方面からで、我々、
マニアック逆らいコースは、余程の人間にしか出来ないコースなのです。ウルトラ劇団の脚力、お分かり？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
頂上の撤収は１時と決めていましたので、きっかりに退散、
エンヤトット、と４時までに車止めゴールを目指します。
秋に来た時は、足元が枯葉に埋もれて歩き辛かったなぁ、等と思い出しながら、ゴールを目ざしました。それにしても谷から吹き上げる風も無く、下りというのに暑い事、汗だくです。夕刻迫る頃、４時にゴールできました。怪我もなく、お疲れ様でした。２時間半かけて家に着きました。日置劇団も遠路お疲れ様でした。
次回は、１５００万年前の熊野火山帯、噴火跡の溶岩流？の
跡を探検登山をオタノシミニ、

　昨日の紀伊民報に載っていましたが、
な、な、何と、1級合格者が一人とは、、、
合格率５％となると、気象予報士試験の方が
よっぽど合格率が高いのでは、と思いたくもなりますよね、
我が、山の師匠と3級、2級を一緒に受けてコンスタントに
合格したのに、1級でこんなに難しいなると、
尻込みしますよね、それでも挑戦したいって？
　結果は二の次、より深く学習ができた事だけでも良し、
と考えるか、ウーム、ウーム、
眠れそうも無いわ、

　第５回熊野検定が7月31日に行われ
8日に合格発表がありました。
3級は13人受験して9人合格
2級は20人受験して11人合格
1級は19人受験して発表は17日だそうです。
共に70点が合格です。
一度挑戦してみては如何ですか、
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
　後日、カード風の合格認定証と
試験の得点が書かれた用紙が
送られてきます。相変わらずちゃちな（笑い）証です。
　まさか、1級認定証は、２が１に変わる
だけの代物じゃないでしょうね、ハハハ、

　５日にベトナムの民族芸能の人形劇を妻と観にいってきました。
新庄、滝内公園の野外ステージで行われましたが、
あいにくの雨で、傘を差しての観劇でした。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ベトナムでは1000年以上の歴史があるそうで、人形を操っている
内のリーダーの一人は、先祖から5代目の家系で200年続いているそうです。
写真は田植えをする人の踊りです。
他には、田んぼで舞う、龍の踊りや、川での魚釣りの様子や、
舞台後ろの緑色のスダレ越しに操る人形の動きが面白く、見ごたえが
ありました。

　一つタタラのお話のついでに「牛鬼」の絵を入手しました。
牛鬼は熊野検定でも良く出てくるのです。
本当は色つきですが、コピーのためモノクロです。
因みに一つタタラは、言い伝えでは体長９Mだそうです。
訂正いたします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
　牛鬼は周参見町の上戸川（こうどがわ）支流、広瀬谷にある
せせらぎの音はまるで琴の音を奏でるかのように美しい、
昔、滝つぼに恐ろしい牛鬼が棲んでいて、人の影を食べると言う
牛鬼は大きな牛の姿をした鬼で、影を食べられた人は必ず死ぬと信じられていた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ある日、農夫が滝の近くに草を刈りに行って、突然現れた牛鬼と出くわしてしまい、
必死に逃げたが食べられてしまい、農夫は死んでしまった。
村人達は正月に牛鬼にお神酒を供えお祭りをしたのだと言う。
牛鬼はお酒を供えてくれた人の影は食べないといわれてるから、牛鬼の好物はお酒なのだそうだ、
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
　大人でも、こんなお話と絵を見せられると、
「悪い事は致しません！妻を大事にします」とつい口に出そうです。