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from: ぽっぽさん
2020年09月28日 16時21分41秒
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安部政権の7年8カ月その2!
皆さん、こんにちは\(^_^)/
早速でございますが、この「安部政権の7年8が月その2!」も「その1」と同様にたいへん「くどい」ないようですので、せめて「太文字」だけでも・・・でございます (☆▽☆)
(やはりお隣の奥さんがくださる新聞から要約しましたが、内容が濃いので「要約が容易(サブーぅ)」ではありませんでしたァ! フッ!)
【続く「安部政治」】 9月中旬の新聞記事です。
安部晋三首相の後任を決める自民党総裁選は、安倍政権の「継承」を訴えた菅義偉官房長官が勝利したが、有権者は軽傷を求めているのか。
= 国民の自意識 痛みを粉飾 = 宮台真司氏(みやだいしんじ:社会学者)
・見たいものだけを見る、安倍政権で加速した日本の政治の傾向だ。
アベノミクスを切り口にしてみると、株価上昇と低水準の失業率に注目して「以前よりは日本はよくなった」と語り、メディアもそれを報じてきた。
でも実際は、先進国で日本だけ1997年から実質賃金の低下が続き、1人当たりの国内総生産は2018年に韓国とイタリアに抜かれた。
最低賃金の水準も先進国では屈指の低さだ。
・社会指標に目を向けると悲惨だ。
若年層の自尊心も家族への信頼度も極めて低い。
子どもの幸福度は先進国では最低レベル。
社会の「穴」を一部の経済指標で見えにくくしたに過ぎない。
日本社会は安部政権下、確実に劣化した。
そして大半の国民も「見たいものだけを見て」きたので、国民が悪いのだから、安倍首相が辞任しても、日本社会が変わるはずもない。
・なぜ国民がこうなのかは「自意識」がキーワードだと考えている。
「ジャック・ヤング(英国の社会学者)」は、現代社会を、「疑似包摂社会」と呼ぶ。
格差や貧困があってもそれを個人が感じづらい社会だ。
70年代までの日本は、服装や格好まで貧富の違いを実感できたが今は違う、富者も貧者も「スタバ」でコーヒーを飲んでスマホをいじる。 格差を見ないで済む「疑似包摂」環境が整った。
・本当は経済的に苦しいのに、自意識のレベルでそうしないことにする「見たいものだけを見る」に近い認知的な整合化だ。
実際、若い人たちから深く話を聞くと、孤独や家族の不和などの様々な「痛み」を告白し始める。
でも同時に必ず「『自分のせい』と責められてしまうのが不安だから、周囲には言えない」と言う。
・格差や分断による「痛み」は、他人と共有して初めて政治的な討議の課題になるが、その手前で自意識の問題として回収されてしまう。
若年層の政治的関心が低いのも、自分が置かれた状況の真実に向き合うのがつらいからだ。
そんな「自意識による粉飾=ポスト真実」が安部政権を支えてきた。
・自意識に支配された政治と社会という構造は、実は日本の戦後政治そのものに由来する。
例えば安全保障。
右は「米国の機嫌を損ねない範囲の愛国」で、左は「米国の核の傘の下での護憲平和」。
左右対立といっても「米国依存」は同じだ。
安部氏はトランプ氏と仲良くして「戦後レジームの脱却」を言い続けたが、安部氏の存在が戦後レジームそのものだったので、こうした自意識が粉砕されないと、構造は変わらない。
<戦後レジームをネットでは・・・
『戦後レジーム(せんごレジーム)とは戦後(第二次世界大戦後)に確立された世界秩序の体制(ヤルタなど)や制度の事を指す。』とあります。>
= 意思決定の場 男性ばかり = 太田啓子氏(弁護士)
・総裁選には女性候補は出なかった。 せめて擁立位すべきだ、という発想が自民党内にないことが分かった。
自民党は、党則の順守や、ジェンダー平等という建前をつくることさえしない。
結局、男性中心の執行部と派閥代表が、重要なことを決めるという相変わらずの姿に落胆している。
・安部首相は「すべての女性が輝く社会に」「女性活躍の旗を高く掲げる」と繰り返し、「女性活躍」を重視してきたと強調し、「働く女性が増えた」と胸を張るが、内実は賃金が低く、不安定な非正規雇用の割合が高すぎる。
・政治の世界が変わらないのは、有権者の側の問題であるとも感じる。
安部首相が辞意を表明すると、世論調査で内閣支持率が跳ね上がった。
「待望を抱えながらも仕事をしてくれた。 ご苦労様」という気持ちなのか。
権力者の政治責任を追及することは病気と切り離すべきなのに、情に流されすぎではないか、衝撃だった。
<まったくその通りでございます。 結局、安部はアドバルーンだけ挙げて何もしなかったということでございます!>
・安部政権では不祥事・疑惑の発覚や、問題がある法案の強引な可決などで支持率が下がることもあったが、それは一時的で少ししたらまた持ち直すことの繰り返し。
権力の側に「国民は、今は怒っていてもそのうち忘れて諦める」と感じさせてしまう。
そうした有権者のありようこそが問題だ。 <そうだ!そうだ!>
・政治家が、国民をなめた政治をしないために必要なのは、主権者意識だ。
<そうなんです! 政治家が偉いのではありません。 政治家は我々国民が雇っているのです、だから「先生」ではなく「公僕」であります! 「 でも、政治家は「先生」と呼ばれることが好きですねぇ~!>
「憲法カフェ<太田氏たちの学習会>」では、参加者の言葉や行動から、ささやかながら主権者意識を喚起する効果を実感する。 そうした輪を広げ、希望の種をまき続けたいと思う。
= 「反アベ」の側にも好都合 = 中川淳一郎氏(ライター・編集者)
・新聞の世論調査では安倍政権の実績を「評価する」が71%だった。
特に若者にとっては、大卒の就職が明らかに良くなったので、「安部政治もそれほど悪くない」のが普通の感覚だから7年8カ月続いたのだろう。
・一方、安倍政権の7年8カ月では、極端に「左」に振れた「反アベ」の人たちがネットで暴れ回った。
今年の都知事選を巡るツイッター投稿を分析した調査では「保守」より人数が少ない「リベラル・左派」が一番多くリツイート(転載)をしている。
「アベ政治を許さない」で団結していた使徒たちが<安部の>辞任表明で目標がなくなるかと思ったが、「アベ的政治を許さない」に変わってきている。
「アベ的政治」を批判するという「生きがい」を取り戻せるわけだ。
「安部政治は悪くない」という人たちも「反アベ」の人たちも、ウィンウィンだ。
・今年5月に、検察庁法改正案に反対する「ハッシュタグデモ」があったが、<これが>支持されたのは黒川弘務・元東京高検検事長の定年延長が明らかにおかしかったからだ。
野党は、そういう国民に共感される問題や、生活に直結する政策に取り組むべきだ。 <そうだそうだ!>
ネットの極端な声に引っ張られて、やみくもに政権をたたくだけでは、国民に見放されるし、国にとってすごく不幸な事だと思う。
【若者の7年8カ月】 諏訪原 健氏(たけし:元SEAlDsメンバー)
長く続いた安部政権下で大人になった今の20代。 2015年に安保法案反対のうねりを生み出したのがこの世代なら、高い支持率で長期政権を支え続けたのもこの世代だ。
若者にとって安倍政権の7年8カ月はなんだったのか、「SEALDs(学生グループ)」の活動の中心にいた諏訪原氏に聞いた。
<SEAlDsをネット検索しますと・・・
『「自由と民主主義のための学生緊急行動(Students
Emergency Action for Liberal Democracy - s、略称SEALDs, シールズ))は、2015年5月から2016年8月まで活動していた日本の学生により結成された政治団体・学生団体。
2016年8月以後は「自由と民主主義のための琉球・沖縄緊急学生行動(SEALDs琉球)」のみ、名前を変えて活動を継続しており、2017年3月17日に、元メンバーらが新団体未来のための公共を設立するが、2019年8月15日に活動終了を発表した。』とあります。>
= もの言えない時代 「私」主語の言葉で個人がつながった = 諏訪原氏
▲諏訪原さんたちが国会前で「安部はやめろ」と声をからした、その安倍政権が終わったが▼
・辞任のニュースを聞いた時、驚くほどなんの感情もなかった。
首相が代わっても民主主義の手続きを無視する基本的な姿勢は温存されるから。
安部政権は民主国家としての最低限のモラルをことごとく壊した政権だった。
憲法解釈の変更で集団的自衛権の限定行使を認めたり、強行採決を繰り返したり、多数派の声だけで決まる事の無いように配慮すべき国会が機能せず、民主主義の基盤が失われた。
▲皆さんが闘った安保法案は2015年に成立し、あれから5年、SEALEDsは社会に何が残せたか▼
・安部政権は、人がものをいうことを良く思わない政権だった。
街頭演説中、自分を批判した人に放った「こんな人たちには負けるわけにはいかない」という言葉は象徴的だ。
▲SEALEDsは安保法制率の翌年(16年)の参院選後に解散し、無責任などの批判があるが▼
・解散は早くから決めていた。 SEALEDsは団体ではなく、同じ目的のもとに集まったプロジェクトクト。
「自由と民主主義のための学生緊急行動」の意味で、期間限定にして「何かあったときにまた集まろう」という方が健全だと思っていた。
▲第2次安倍政権は、諏訪原さんが20歳になってすぐに発足、<諏訪原さんが>大人になってからずっと安倍政権下で過ごした世代だが▼
・僕自身の感覚としては、好景気を実感せずに育ち、ずっとレールを踏み外さないようにという抑圧に近い息苦しさを感じてきた。
大学でも就職でも、一度レールから落ちたらどうしようもないんじゃないかと。
・食つなぐためには勝ち馬に乗らなければいけない。
そのためには政治みたいなものには関わらず、無色透明でいる方がいいという指向性は感じる。
社会運動にかかわる同世代には、東日本大震災がきっかけになった人は多い。
震災は大学生になる直前の目の前に当たり前の社会で勝ち抜こうとしていたころに、その「あたりまえ」が崩れるような感覚をおぼえて、大学3年の時に特定秘密保護法について知った時、声を上げようと思った。
一方で、今の20代は投票率が低く、それが長期政権につながったともいわれている。
投票に行かない人の気持ちは分かる、やっぱり無力感があると思う。
自分の周りには「選挙に行こう」と呼びかけている。
投票が生活と直結していることを実感できる人を地道に増やす方が大事なんじゃないかな。
・余裕のない社会では、自分で考えて声を上げるより、自分を国や政策と一体化させて生きる方が楽。
思想の左右に関わらず、ヒーローが自分たちを救済してくれるという考えでは、市民社会が豊かになるわけがない。
▲諏訪原さん自身は1千万円超の奨学金の借金があると語り「文句を言っていないで返せ」と批判を浴びたが▼
・家庭的に余裕がなかったので、奨学金を受けない選択肢はなかった。
家庭に経済力がないと教育を受けられない日本の制度はアンフェアで、個人の問題として片付けるべきではないと理屈では分かっていたが話したくはなかった。
特につらかったのは「私は働きながら大学に行った。 甘えるな」といった批判。
いわゆる自己責任論で、貧しい者同士がぶつかり合う。
「自分のせいなんだから仕方ないじゃん」という考えが染みついている。
▲菅政権が誕生したがその中で何をしていくか▼
・総裁選はいかに勝ち馬に乗るかのレースのようになってしまった。
今後、菅さんが何か誤った時に正せるような力はいまの自民党にはなく、ただ権力者になびくだけだろうし、菅さんもそれを効果的に利用するだろう。
政治が変わりさえすれば社会がすぐに変わるとも思わない。
結局は、個人がどう変わるかに帰着する。
= 他者尊重 「保守化」の背景にも = 野口雅弘氏(成蹊大学教授)
・安部政権が長く続いた理由の一つに、若者の高い支持率があったといわれる。
一方で、政権を批判したSEALEDsの存在も注目された。
正反対の働きのようだが、双方には共通点がある。
多様性を尊重し、他者を否定しないでおこうとする姿勢だ。
・他人を傷つけることを慎重に避けるようとする。
他人へのあからさまな批判を避けることは偏狭で独善的に見えるから、ともすると権力を厳しく批判するメディアや野党を毛嫌いする傾向につながる。
権力者のスキャンダルには不満を持っていたとしても、辞めるとなるとむしろ支持をする。
他人をなるべく否定しない「やさしさ」が現状肯定につながっている。
それが若者の「保守化」と言われる内実ではないか。
・選挙権が18歳に引き下げられ、主権者教育が大切だと言われている。
でも、学校では制度や選挙のルールは教えても、対立するテーマについて自分の立場を決め、異なる意見を持つ相手と討議する機会は乏しい。
<米国ではこのような勉強をもうとっくに取り入れている。
例えば、グループを2つに分けてAグループにはあるテーマを「肯定する」立場で発言し、Bグループは「否定する」立場で発言する。
次に、そのA・Bの2グループを今度は「Bグループが肯定」「Aグループが否定」と入れ替えて発言する。 こうして両者の意見を理解する。。。
米国ではもうとっくにやっていることでございます>
それは、教室の外でも「政治的だ」と避けられる。
多数派に同調せず、分裂もせずに「政治的論争の当事者になる力」を養うこと。
SEALEDsの輝きは、この力を示したところにあると思う。
<でも・・・解散してしまったんですよね(/Д`)
せめて、香港の学生デモの時のエールくらいは送って欲しかったです!>
記事はまだ残っていますが、長くなりましたので次回に・・・ネ\(^_^)/
今回のトピックは、内容難しくて・・・
頑張ってキーボードを打鍵しましたので、お目々が疲れましたので、ちょっと玄関から4~5歩・・・
夕日が奇麗でしたのでパチリ!
(「伊吹山(白矢印)」もくっきりと・・・)-
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