新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

たんぽぽ

たんぽぽ>掲示板

公開 メンバー数:38人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: ぽっぽさん

    2021年01月22日 10時14分23秒

    icon

    コロナ大恐慌29!

    皆さん、こんにちはo(^◇^)o
    天気予報通り、今朝から「曇天」で午後から雨になりそうです(T-T )
    BGMはネットラジオで「クラシック→ピアノ」です。

    お耳は昨日と同様にベッドに横になりますと、特に夜中に「ピチッ! ← ドキッ!」でございます。
    昨夜~今朝は「虫の音」は割と静かでしたが、今(午前10時20分過ぎ)は元気になって参りました(T-T )
    (ふーたんは昨夜、「いつもは右の耳鳴りが煩いのだが、こんばんは左の耳鳴りが・・・」と申しております)

    【最近のニュースより】
    = 中国、春節期間に1日187万人が出入国。日本は海外旅行人気トップ =
    1月23日のネットより・・・
    『中国オンライン旅行会社のシートリップ(携程)によると、今年の春節の海外旅行で日本は人気トップ。
    体験型消費への関心向上によって旅行範囲も広がっており、特に地方のスキー場や温泉地の人気が高まっている。

    20日に成田空港入りした北京在住の女性(36)とその家族は、「伊坂幸太郎の小説に出て来る仙台と、温泉、スキーが一緒に楽しめる青森を一週間かけて回る」と話した。

    中国では22日時点で500人以上の新型肺炎感染者と17人の死者が出ている。
    ほとんどが湖北省武漢市に集中しているが、首都の北京でも22日夜に4人の患者が新たに確認され、北京市内の患者数は累計14人に拡大した。』
    とあります。
    中国の出入国により「さらなるコロナ感染が懸念」されることは、素人の私でも想像がつきますよネ!
    あきれてものが言えませヌ!!

    日本政府は矛盾しています!
    緊急事態宣言をしているのに、「中国への出入国は一切禁止」をしないのですかねぇ!
    そもそも「新型コロナウイルス」は中国湖北省武漢が発症ですよ!
    その中国への出入国をいとも簡単に許すとは・・・日本政府はアホか!
    さらなる「新型コロナ感染が増加」しますゾ!

    【川柳より】
    お隣から頂きます新聞の「川柳」より・・・
    ・様子見て 遅れて発車を 繰り返す
    ・状況を 見ている間にも 下がる支持
    ・首相動静 「朝食」変じ 「打ち合わせ」
    3句とも「今の日本政府の状況」を上手に表していますよネ!

    = 東京オリンピック・パラリンピック あと半年 =
    1月23日のネットより・・・
    『「東京五輪 開幕まであと半年 緊急事態宣言の中 異例の準備
    23日で東京オリンピックの開幕まであと半年となりました。
    開催都市に感染症の緊急事態宣言が出される中、大会はコロナを踏まえた異例の準備となっています。』
    とありますが、これまた日本政府はアホか!と怒鳴りたくなります。

    今回の「コロナ禍」で選手や関係者にどれだけの費用が掛かると思いますか!
    その費用を「コロナ対策」に回すべきです。

    私は2020年の誘致が決まった時点から「東京オリンピック・パラリンピック反対」「オリンピックはアテネで永久開催」を叫び続けています。
    今やオリンピックは「イベント化」されてしまっています。
    一方、ギリシャは経済がひっ迫していますので、永久開催されれば、経済の活性化になると思います。

    日本政府は昨年にさっさと「ギブアップ(開催不可)」すべきだったと思っております。

    = コロナ感染の30代女性、自宅療養中に自殺 「娘にうつしてしまったのではないか」と悩むメモ =  2021年1月22日のネットより
    『新型コロナウイルスに感染した東京都内の30代女性が今月、自宅で療養中に自殺したことが22日、関係者への取材で分かった。
    女性は夫と娘の3人暮らしで、「娘にうつしてしまったのではないか」と思い悩む内容のメモが見つかったという。』
    とあります。
    痛ましい事件がまた起きてしまいました(≧Д≦)

    = WHO調査団 武漢入り = 1月12日・15日の新聞記事より
    ・「世界保健機関(WHO)」の国際調査団が1月14日、新型コロナウイルス感染症が世界で最初に確認された、中国湖北省武漢市に空路で入った
    2週間の隔離を経て調査をはじめ、起源解明を目指す。
    <感染症が発見されてから既に1年以上経っている今、中国は「証拠をとっくに隠した」と思われますがねぇ!>
    ・WHOの独立委員会は1月18日の中間報告で「中国の保険当局は昨年1月の段階で、より強力な公衆衛生上の措置を取れたはずだ」と指摘した。 ← 「もっと早く指摘しろ!」と言いたいですねぇ。
    ・<調査団の>最終報告は、2021年5月の「WHO総会」に提出される予定。
    <でもねェ! 証拠はとっくに隠滅されてしまっていると思いますし、WHOが中国の支援を受けていることから推測しますと「!?」と思ってしまいますが!?>

    【バイデン氏、米大統領に就任】
    1月20日、「米国第46代大統領バイデン氏の就任式」がありましたね。
    トランプは就任式にも出席せず、大統領執務室から逃げるように出て行ったように想像します。
    立つ鳥跡を濁さず」と申しますが、トランプは「散らかしっぱなしで逃げた!」と思います。
    あれが「世界のアメリカの大統領だった者のやる事」でしょうかねぇ?
    幼稚園児でももっと行儀が良いですよねェ!
    やはり「大統領の器でなかった」「人間として失格」といわざるを得ませヌ!

    バイデン大統領はさっそく執務室で15の書類にサインしたとの事。。。
    悪ガキ=トランプの後始末・・・大変ですけど頑張ってくださいネ\(^_^)/

    今朝、早く目が覚めてしまいましたので、昨日からやっと見始めました「録画:「沖縄が燃えた夜〜コザ騒動50年後の告白〜」を。。。
    この番組をネットには・・・
    『1970年12月20日未明、アメリカ統治下の沖縄で起きたコザ騒動。
    数千人が参加し、82台のアメリカ車を焼き打ちした。

    事件は、基地の島で生存権を脅かされてきた人々の怒りが爆発した「反米騒動」といわれてきた。
    当時、60枚の現場写真を撮ったカメラマン吉岡攻は、50年後の今年、再び現場を訪ねた。
    あの夜、騒動に加わった人々、裁判で罪を償った人がその心情を初めて告白した。
    コザ騒動の真実とは何だったのか―』
    とあります。
    「コザ騒動の真実とは何だったのかー」とありますが、「ウチナンチュー(沖縄人)の米軍への怒り!」と当時騒動に参加された方がおっしゃっていました。

    番組に出てきましたが、「沖縄返還(1972年5月15日)」の得意満面な「佐藤首相(安部の叔父)」が腹立たしかったです!
    結局「米軍基地付き返還」だったので、沖縄県民はガッカリどころか「政府に裏切られた!」と言う思いが今でも続いていると思います。

    その次にやはり録画で「真相!本能寺の変 細川藤孝 戦国生き残り戦略」を見ました。
    「細川藤孝(後に「幽斎」と名乗る)」は「元総理:細川 護熙(ほそかわ もりひろ)氏」のご先祖。
    また、藤孝の息子の「忠興(ただおき)」は、明智光秀の娘「たま (玉:のちの細川ガラシャ))」と結婚します。

    その「藤孝」は上手に「三英傑」であります「織田信長・豊臣秀吉・徳川家康」に使えました。
    「ふじたか」と言うよりは「したたか」と言う感じでございましたヨ\(^_^)/

    先月末から今月中旬までの「新型コロナ」に関する新聞記事をまとめましたのでアップしますネ\(^_^)/
    相変わらず「文字数が多い」ので、せめて「太文字」だけでも・・・ネ!
    (例によりまして「太文字」「<~>」「←~」はぽっぽが、また「▲▼」はインタビューの質問です)

    コロナ大恐慌29!
     2020年12月末~2021年1月中旬
    【コロナ禍 見えたものは】 佐伯啓思氏(京都大学名誉教授) 2020年12月末
    = 不要不急と必要の間 経済成長で得られぬ 生を充実させるもの =
    ・この騒動の中で様々な言葉が飛び交ったが、気になったひとつは「不要不急」の4文字であった。  「不要不急の外出自粛」である。
    ところが、「不要不急」を自粛すると今度は経済が回らない。
    そこで、「旅行に出よ」「食事に出よ」と「不要不急の外出」を奨励する政府に即座に反応して、この秋には都市の中心部や観光地に人々は押し寄せた。
    ・一方、コロナ禍の中で事業の継続が困難となり、失業して明日の生活にも苦労する困窮者たちが出現する。
    にぎやかな旅行社の群れと生活困窮者が同時に現れる。
    ・コロナのおかげで「命」が二つに分裂したのだ。
    感染症による生物的な意味での命の消失と、経済的破綻からくる命の消失である。
    この二つが矛盾することになった。
    ・「コロナ後」とは、新たなイノベーションをめぐる、米中を軸にしたグローバル競争の時代だという。
    このことを「不要不急」から考えてみたい。
    ・現代社会においてわれわれの生命や生存は「不要不急」なもの、無駄なもの、過剰なものによって支えられている。
    ・「ジジェク(スロベニアの哲学者)」は「今回のコロナ騒動で一つ良かったことがある。  それは、あの豪華客船のような猥雑な船とはおさらばができ、ディズニーランドのような退屈なアミューズメントパークが大打撃を受けたことだ」と述べている。
    ・人を動物から区別するのは、ただ生存のための食糧の確保ではなく、「文化」という無駄なものを生み出し、そのために過剰なエネルギーを投入する点にこそある。
    過剰なエネルギーをどう使うかは、その国の文化にとって極めて重要な事項となる。
    にもかかわらず、今日、芸術も科学もエンターテイメントもすべて同じ経済原理の下に置かれてしまった。
    「不要不急」と「必要」は地続きになってしまい、あらゆる種類の「文化」が「経済」に従属することになった。

    = 無限の欲望で失った大事なもの =
    市場経済は、「不要不急」と「必要」を区別することなく、いっさいを「必要」とみなすほかない。
    なぜなら、人々の欲望は無限であり、資源は有限である限り、市場で提供されるものはすべて人々が求めるものだからである。
    そこには善いも悪いもなく、欲望に対して資源は常に希少であり、それを言い換えれば、経済とは「希少性を処理する方法」ということになる。
    それが今日の経済学の考え方である。
    経済学とは「希少性の処理」をめぐる研究であり、希少性のもとで人々の欲望の最大限化を論じるものとされる。
    <なんだか「哲学」みたいで・・・難しいですねぇ! フッ!>
    ・今回のコロナ騒動は、はからずも「必要」と「不要不急」の区別を前景へと押し出した。  確かに、この区別はあいまいである。
    それでも、われわれは、何が必要で何が不要不急化を改めて問うた。
    ・人は最低限の「必要」だけで生きているわけではない。
    しかしまた、「不要不急」の無限の拡大は、人の生から本当に必要なものを奪い去りかねない。
    それでも、われわれは「必要なもの」と「不要なもの」の間に、実は「大事なもの」があることを知った。
    信頼できる人間関係、安心できる場所、地域の生活空間、なじみの店、医療や介護の体制、公共交通、大切な書物や音楽、安心できる街路、四季の風景、澄んだ大気、大切な思い出。
    これらは市場で取引され、利潤原理で評価できるものではない。
    ・生の充実には、活動の適当なサイズがある。
    われわれは、物事にはすべて適切な大きさや程度があり、無限の拡大がよいわけではない、という実に当然の考えを忘れてしまった。
    その結果、「大事なもの」を随分と失い、傷つけてきたのではなかろうか。
    <難し過ぎますねェ!!!>

    【コロナと死別】 2020年12月末
    ― 悲観にどう寄り添うか ー
    ・新型コロナウイルスで「志村けんさん」や「岡江久美子さん」が亡くなったとき、遺族が語ったその切なさは、社会に大きな衝撃をもって受け止められた。
    治療に最善を尽くすことに加え、患者の尊厳を守り、家族の気持ちに寄り添うことが、医療現場の大きな課題のひとつになった。
    ・葬送の場面でも遺族はつらい思いをする。
    納体袋に密閉された遺体を思い出深い自宅につれかえることはかなわず、火葬場へ直行する。
    遺骨を拾うこともできない。
    ・弔いは気持ちに区切りをつけて、次への一歩を踏み出す営みだ。
    そんな人々に心を寄せ、立ち直りを支える「グリーフケア」の取り組みに目を向けたい。
    ・専門家たちが心配するのは「悲観反応の複雑化」だ。
    突然の死は「あいまいな喪失」となり、十分に看病できなかった悔いや無念が遺族にのしかかる。
    今は平静にみえても、時間をおいて苦痛が強く表れるのではないかという懸念である。
    ・周囲にできることは、遺族が話を聞いて欲しいという気持ちになれば、じっくりと耳を傾けることだ。
    理解してくれる人がそばにいると思うだけで、心の重荷は軽くなる。
    近くに感染者への差別や偏見を口にする人がいれば、その間違いを丁寧に指摘することも、遺族たちを慰め、支える一助になるだろう。

    【台湾に見る官民のあり方】 唐 鳳(タンファン)氏(台湾・デジタル担当政務委員:閣僚) 2021年1月中旬
    「コロナ大恐慌28」で、<「台湾」はお隣から頂いた1月の記事では、官民一体で「コロナ感染」を抑えたようです。 詳細は「コロナ大恐慌29」で書かせていただく予定です>と書きましたので、ここで紹介しますネ!

    = 民主主義を傷めず コロナ抑制に成功 信頼と協調が基礎 =
    新型コロナウイルスを流行初期に抑えた台湾が成功を支えたのは行政のデジタル化と官民の協調だった
    ▲台湾が感染拡大を抑え込めた理由は?▲
    ・社会と行政と経済界との協力と私たちは言っている。
    社会的なアプローチと呼ぶ人もいる。
    例えばマスクについては30歳以上の人々は2003年に流行した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」を覚えていて、マスクは手洗いと共の感染防止に有効的だと知っていた。
    行政は健康保険カードを使ったマスク配給制度を作った。
    コンビニがマスク配給場所として名乗りを上げてくれた。

    ▲マスク不足の時期に民間のアイデアを採用し、ネット上にマスク供給地図をつくったが?▼
    ・台湾には「勝てないなら一緒にやろう」と言う考えがある。
    大気や水質の観測、災害時の救助活動でも共通しており、官民の信頼関係が基礎にある。

    ▲中国もコロナ抑制に成功したとされているが?▼
    ・中国の手法は台湾とは全く異なる。
    台湾は感染症対策部門の職員が、肺炎の流行をネットで発信していた武漢の「李文亮医師(後に死亡)」の情報に気づき、即座に防疫を強化した。
    緊急事態宣言も都市封鎖もしていない
    民主主義制度を傷めず、おだやかな方法で中国と同じような結果を得た。 ← すごいですね! 日本の行政もこれくらいの事をしてもよさそうですよね。 当時、武漢には700人もの日本人がいたと言われていますが誰も情報発信はなかったのでしょうかねぇ?(T-T )
    一方で、李医師の情報は武漢の人々に届かなかった。
    もし、中国で言論の自由が確保されていたら結果は違っていたはず

    ▲世界で感染の勢いが止まらないが、もし対策を任されたら何をしますか?▲
    ・現時点で最も重要なのはワクチン接種を確実に進めること。
    ただ、SARSの時と同様、ウイルスの変異型があらわれている。
    変異型が流行するまでに民主主義を損なわずに対処できるよう、どんな法律や化学、医療や防疫技術が求められるかを議論しておくことが必要。
    早く取り組まないと手遅れになる。

    ▲日本政府はデジタル庁の設置を進めているが現実への課題は?▼
    ・二つある。
    一つ目は、デジタル技術が人々を結び付けた時、意見の相違から憎悪が生じることがある。 言論の受有が保障された社会で、この傾向は顕著。
    二つ目は、大きな革新が次の核心を妨げかねないことで、私は情報の集権化と呼んでいる。
    行政機関や多国籍企業などに権力が集中してしまい、確信を試みるためにはそれらから承認を得なければならなくなる状態だ。

    ▲高齢者や低所得層などで来る弱者への安全網は?▼
    ・台湾ではマスク配給性は当初、コンビニのATMでコロナ対策本部に代金を振り込む方法だったが、私の祖母(88)はATMを使ったことがなく、友人の女性(77)も特殊詐欺が怖くて振り込まなかったそうです。
    祖母らは私に「使い慣れた健康保険カードで配給をしてほしい」と言った。
    最終的に採用したのは保険カードでの本人確認とコンビニでの現金払いで、頃は面倒に見えるが、デジタル弱者に安心感を与える。

    ▲新たなアイデアは往々にして既得権益とぶつかるが?▼
    ・台湾では使い捨てのプラスチック食器やストローの使用を一部で禁じている。
    環境意識の向上を受け、これらの製造業者も実は転換を望んでいる。
    業者が持つ技術を取り込めば環境循環型の社会が作れる。
    対立ではなく対話によって共通の価値観を見出すことが大事だと思う。

    【感染症と生きるには】 山本太郎氏(長崎大熱帯医学研究所教授) 2021年1月中旬
    = 社会経済との両立 失われる一人の命 二つの物語の葛藤=
    ▲この1年の日本の新型コロナ対策の評価は?▼
    ・人口あたりの死者数は欧米ほど多くなく、全体としては成功していると言える。
    しかし「第3波」の感染は拡大を続け、緊急事態宣言が再び出され、深刻さは増している。
    ・「感染拡大を防げ」というメッセ維持を単純に出すだけで、感染を抑えることは難しい。
    何をめざすのか、いまどこにいるのか、ロードマップを示していない点が課題ではないかと思う。

    ▲めざすべきことは?▼
    流行を抑制しつつ医療崩壊を防ぎ、経済的に困窮する人を支援し、集団免疫をもつ状態にもっていくことだと考える。  ← 一石三鳥のようなことって出来るのかねェ?
    「クラスター(感染者集団)」を見つけて潰すことは大事だが、でもその先にある目標を示す必要がある。
    ・政府は、感染拡大のそれぞれの時点で国民に状況を説明し、科学的見地にも続いた目標を示すべきだ。
    それがあいまいになり、人々に慣れやコロナ疲れが広がった。

    ▲4千人上が国内でも亡くなっている現状をどうみるか?▼
    二つの物語が進んでいる。
    一つは、ウイルスとの共生、社会経済との両立、集団免疫の確保という大きな物語
    もう一つは、個別の物語。 例えば「祖母が感染して亡くなった」というもの。

    ▲感染力が強いとされる変異ウイルスが国内でも見つかった。 医療崩壊の懸念も日増しに強まっているが?▼
    ・2010年、首都直下型地震があったハイチに入った。
    島国で患者の広範囲搬送はできないので、起きたのが「命の選別」だった。
    自分の中で「これでいいのか」という思いがやがて「仕方ない」に変わってゆく。
    弱い立場の人を守っていくという基本的な倫理観を失っていく、その怖さを感じた

    ▲感染症の流行は防げないのか?▼
    ・農業が始まって定住人口が増えたころ、野生動物の家畜化が進み、人と動物の距離が縮まり、感染症は一気にふえた。
    そして今、道路やダムの開発による熱帯雨林の縮小、地球温暖化もあいまって、再び野生動物と人の距離が近づいたことが原因と言える。
    「本来あるべき姿にない状態への警鐘」ととらえるべきだ。
    ・ウイルスはいつの時代も存在しているが、パンデミックになるかどうかは人間側の要因で決まる

    = 分断の歴史学び より良い世界へ 教官の形模索を=
    ▲歴史を変えた感染症もあったというが?▼
    ・欧米では14世紀にペストが流行し、人口が減少、教会の権威が失墜した。
    封建制度の崩壊が始まり、ルネサンスにつながった。
    ・日本では大化の改新の頃に、「天然痘が流行(当時400万人の人口の100万人が亡くなった推計がある)」し、仏教が悪いと寺院が壊された
    その後、仏教が見直され、大仏建立が促された。
    ・江戸時代の終わりにはコレラが大流行し、100万人都市の江戸で約3万人の死者がでたとされている。
    尊王攘夷派は、開国が原因だとあおり、明治維新が起きて港に検疫所が出来た。

    ▲ウイルスとの共生というがどんな状態か?▼ 
    ウイルスは、寄生する宿主がいないと存在できない。
    ウイルスというと、悪いもののようなイメージをもちがちだが、大半はそうではない。
    長い目で見れば、宿主の生存可能性を高める方向に進化し、むしろ人類に良いことをしている可能性が高い。

    ▲感染症は「分断の病」とも呼ばれ、差別や偏見がつきまとってきたが?
    コロナでも分断が広がっているが?▼
    ・近代細菌学が始まったのは、150年ほど前、抗生物質やワクチンが登場し、感染症対策ができるようになったのは、わずか80年ほど前にすぎない。
    それまでは検疫と隔離をするしかなかった。
    隔離された側には人権はなく、見捨てられたと感じる人も多くいた、分断されたわけだ。
    ・今回<コロナのこと>もワクチンや基本的に治す薬がない現状では、陽性者を隔離せざるを得ない。
    我々は、強制的な隔離が差別や偏見を生むことをハンセン病の歴史などから学んできたはずが。
    私権を制限する隔離は、それ以外の対処がない場合のやむを得ない措置であると思考を働かせ、差別や偏見をなくしてゆかなければならない。

    【緊急事態宣言 ふたたび】 2021年1月中旬
    3人の方の記事ですが長くなりますので、目に留まったところをピックアップ。
    例によって「<~>」、「←~」はぽっぽが・・・
    = 対策遅れた今 行動変容を =   大竹文雄氏(大阪大学教授)
    ・私は昨年<2020年>3月、政府の専門会議に参加して以来、新型コロナ対策の提言や評価に携わっている。
    コロナに対する危機意識を市民が共有し、生活の様々な行動の変容を促す効果があり、今回も感染拡大に一定程度、抑制することが期待できる。
    ・ただ宣言を出す前に、政府や自治体はもっと感染対策を強化できたと思う。
    <分科会の>最初の提言で感染拡大を抑え込むことに成功したが、経済が大打撃を受けたことが対策強化をためらわせたと思う。
    ・新型コロナには重症化リスクが高いのは高齢者だが、経済が停滞して一番困るのは現役世代という特性がある。
    このため、流行が長引くにつれて市民が一体感を持ちづらくなった面もある。
    準備期間はあったのに、病院の役割分担や調整の仕組みなど医療分担や超お正の仕組みなど医療体制のコロナ・シフトが進まなかったのも誤算だ。 ← 最近、「松本モデル(公立病院と民間病院の患者の分担)」のニュースを見ました。

    = 長期戦 意思疎通こそ大切 =   中島一敏氏(大東文化大学教授)
    ・私たちはこれから、新型コロナウイルスと長く付き合って行くことになるのは間違いない。
    この「長期戦」を勝ち抜くには感染予防だけでなく、社会を回し日々の生活を守りながらポイントをついた対策を講じてゆくしかない。
    ・感染症対策の3本柱は、「命を救う医療」「感染の広がりを抑える保健所などの公衆衛生」「社会による予防」だ。
    ・今回は宣言後も行動抑制がなかなか広がっていない。
    自分は感染しない」と信じたい正常化バイアスが働いているのかもしれない。 ← でも「キャリア(運び人)」になっている可能性があることを忘れてはならない!
    ・新型コロナは発病前や軽症傷時に人へうつすことが多い。
    潜らせずにしっかり把握し、濃厚接触者の行動抑制につなげることが大切だ。 ← しかし「感染経路不明」が増えているが・・・?
    ・いま日本社会は、自分の生活に「大事なもの」以外は行動をできる限り抑えた方が多くの命を助けられる局面だ。
    <学校の>対面授業を守るためにリモートを導入する、10人より5人、と言ったように「ゼロかイチか」ではなく、一つ一つの行動のリスクを減らす形に置き換えて欲しいと思う。

    = 国と自治体 有機的連帯を =   堂本暁子(あつこ)氏(前千葉知事)
    ・2度目となる緊急事態宣言を、1都3県の知事が足並みをそろえて要請したことは適切だった。
    唯一、残念なのは、まず国に要請しなければならないという現状の仕組みだ。
    メディアから「知事と政府の責任の押し付け合い」との見方が出てしまったのは、普段から中央と地方の権限のすみわけが不完全だからだ。
    日頃から行政能力を発揮し、独自対応に取り組む姿勢が求められる。
    ・国は「オールジャパンで感染拡大を防ぎましょう」と幅広く訴える。
    一方、都道府県の主著王は地域の状況に即したメッセージを発信してゆく。
    今回は飲食店対策が中心だが、ショッピングモールや安売りの店などの方が人が集まりやすい地域もある。
    一律に「飲食店を午後8時まで閉めればいい」というわけではないと思う。 ← 現に、「コンビニも危ない」と言うデータが出ていますよネ!
    ・これからの自治体は、感染症や地球温暖化など世界規模の問題と、地域の問題の両方に対応しなくてはならない。
    その仕組みを早急につくり、相互に連携してゆくことが肝要だ。
    新型コロナをきっかけに、中央と地方、自治体同士の有機的な関係を構築てほしい。 ← 確かに我が国は「縦割り社会」なので、横とのつながりが気薄。 せっかく「デジタル庁」が出来たのだから、行政が率先して「ネットワークを介した情報の共有化」を図って欲しい。
    (旧)専門家委員会が「議事録を取っていない」なんてことはもってのほかである!

    以上、ずいぶん長文になりましたし、内容が難しいものもあったりで・・・フッ!(/Д`)

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件