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from: ぽっぽさん
2021年08月31日 03時34分38秒
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ルーマニア旅行!その2
皆さん、超おはようございます!
朝の3時過ぎに新聞配達のバイクに、「お隣のワンちゃん(敷地内で放し飼いのドーベルマン=しょっちゅうなくので煩くて・・・)」が、ワンワンと吠えるのでもう眠れなくて。。。
ルーマニア旅行の続きを作ることにしました o(^-^)o
(「その1」と同様に「旅行記」を元にしましたが、地図・写真などは追加しました。
挿入しました写真には「アナログカメラのもの」もありますので不鮮明はお許しを・・・)
★★ ルーマニア旅行その2 ★★ 2006年7月31日~8月2日(ルーマニアにて)
【ブラッザ:M嬢の実家の街)】
「その1」の終わりのほうに・・・
>・23:30過ぎに、A嬢の住む町「ブラッザ(BREAZA)」にあるホテル(5日間泊まる予定の「CASA ROSIE(カサ・ルシエ:赤い家)」)に着いた。
と書きました。
まずは再度「ブラッザ」の場所を・・・
下の地図では不鮮明で申し訳ありませヌが、首都・ブカレストのやや西北に位置します、小さな町でございましたヨ!
【7月31日(月)】 快晴 ブラン城・古い城砦など観光
・早朝に降っていた雨は日の出の頃にはすっかりやんでいて、6:15過ぎ?隣の屋根から朝日が昇った。
<下は隣の屋根の「朝日」と泊まった「ホテル(赤い家)」>
荷物を出して(部屋にちらけて?)シャワーをかかり、ひげを剃って朝食へと階下(1F)の食堂へ降りた。
・朝食は「パン・蜂蜜・サラダそして紅茶」と何処でもあるような定番?だ。
食後のコーヒーを頼み、食後ホテルの隣の小さな教会や付近を少し散歩した。
・道端では「紫の花(日本の野菊よりは大きな花びらでマーガレットを小型にしたような)」が咲いている。
<下は「教会」と「紫色の花」>
・ホテルへ戻るとアレッ!
「A嬢・義弟・A嬢のお母さん(A嬢にに良く似た顔つきで、英語はダメなようたがフランス語は話せるとの事)」がもう来ているので、急いで出発の準備をして「義弟の新車(赤のオペール)」に乗り込む。
(A嬢のアドバイスで重要なパスポート・航空引換券や現金などを、私は「リュック」へふーたんは「バッグ」に入れて「毎日持ち歩く」こととした)
・義弟の車は「E60(ヨーロピアン・ロード)」をひたすら北進、目指すは「ドラキュラ公(ブラド・ツェペシ公=串刺公のことで外敵トルコから国を守った英雄。 「吸血鬼ドラキュラ」はアイルランド作家ブラム・ストーカーの大ベストセラー)」の父の居城だった「ブラン城」だ。
<トランシルヴァニアの要塞教会群は「世界遺産」です。>
・2時間弱のドライブでブラショフ市近くのブラン村にある「ブラン(BRAN)城」へ着いた。
お城の開館が12時(正午)からとの事なので、40分ほど城の出入り口(ゲート)前の土産物屋をジャランジャランして過ごした。
・義弟は5人分の入場券(12レイ 1レイ=43円位)と私のカメラ用の10レイを払ってくれた。 (カメラを隠していればよかった)
・やっとブラン城へ入る事が出来た。
靴の上から布製の上履きを履き、大きな城の各部屋を見て回った、黒檀の家具など立派であった。
「ゴシック調だ」とA嬢のお母さんが教えてくれた。
城の庭にある古い小屋なども見て回った。 (日本の昔の農家に似たところもある)
・義弟が「昼食前にもう1ヶ所見せたい所がある」と「E60」を少し戻り、行きに右手の丘の上に見えた「古い城砦?チェタテア・ラスノフ(CETATEA RASNOV)」を案内した。
・入口を入ると上り坂になっていて坂の両側に色んな家屋が連なっている。
真中の広場には昔の荷馬車などが置いてある。
空は抜けるような青で、「アー! ヨーロッパ(イタリア!?)に来た!」を実感した。
A嬢もA嬢のお母さんも「初めて来た!」とのこと、義弟の計画は「大成功!」だ。
・昼食は、大きな「ブラショフ市(BRASOV ドイツ移民が13世紀に建設した古都)」の北にある、義弟の弟?のレストランの予定だった。
・しかし義弟の弟?のレストランが閉店だったので、近くの公園にある「シュラダチロル・レストラン」とした。
私は「チキンにキノコ」、ふーたんは「チキンにごはん」をシェアーで食べたが美味しかった。
・食後、公園を散歩することにした。
「木造の教会(オーソドックス教会は初めて見た。教会内はカトリック教会とはチョット違ってステンドグラスなどがなくシンプルだ)」を見学した。
・「クラコス・コラック(KURAKOS・KOLAC ハンガリーのお菓子、金属のドラムに砂糖などをつけたパン生地を巻いて焼いた竹筒の様な菓子)」をベンチで食べたが甘かった。 (糖尿病には良くない)
・長かったドライブを終えて午後7:30(まだ太陽は高い)ホテルへ送って貰って、午後8:30に迎えに来て貰う事とした。(夕食はA嬢の実家)
ホテルの部屋で少しうとうととしシャワーをかかったら、A嬢がドアをノックした。
・義弟の運転でホテルから5分ほどの「A嬢の実家」の庭は綺麗な花々が咲いている。
「義弟の奥さん(A嬢の妹)」は自宅に事務所を構えて、フランス人と共同でエアーコンディショナーなど「電化用品の輸入業」をしているとの事。
・「A嬢の妹(以下、妹とします)」はA嬢ほど背は高くないが素晴らしい美人でビックリした。
(「妹夫婦」には「7カ月の女の子」がいて、目がクリッとしていて可愛い)
「義弟(妹の夫)」のお父さんは建築会社の会長で、義弟が社長をしているとのことだ。
・「離れの食堂」では、A嬢のお婆ちゃん(79歳だが若く見える)がイスに座って待っていた。
・我々がお土産に持ってきた「日本酒で乾杯」の後、私は「神様のお導きでこうしてお会いできて嬉しい。 我々はM嬢の日本の両親です」と挨拶し、M嬢にルーマニア語に訳してもらった。
・夕食はA嬢が我が家でも良く作ってくれた「ナスやパプリカ・チキン・インゲンなどの炒め物などなど」、どれも美味しかった。
(妹は娘の世話があるので同席できなかった。
ふーたんはちゃっかりと「赤ちゃんを抱っこ」 o(^-^)o 右は女性連合! o(^-^)o)
・午後9時半過ぎ、A嬢の実家をおいとまし、ホテルまで送ってもらうとホテルは車で一杯! どうやらホテルで「パーティ」があるようだ。
フロントに、朝食は8時と告げ、部屋に戻り「パッキング(明日からブラショフにあるA嬢の叔母のアパートに連泊する予定)」を済ませたら、くたくたになったので眠る事にした。
【8月1日(火)】 快晴 ブラショフ市内の教会など観光
・朝日は午前7時ごろ、今朝もホテル東隣の屋根から昇る。
・8時の朝食時にスーツケースも持って、いつでもチェックアウトが出来るように準備した。
・朝食後、表通りまでチョットだけ散歩に出かけたが今日も暑くなりそうだ。
・A嬢達がホテルへ来たので、A嬢の立会いでホテルの「チェックアウト」をしたら、「1人1泊、日本円で3千円位の安さ」に目を丸くした。
(どうもアメリカなどのB&Bのようだ、でも3つ星だが?)
・義弟の運転で「5人(義弟・A嬢とお母さん・我々夫婦)」で「E60」を昨日と同様に北へ向かい、もう見慣れた「ブラショフ市街」へ入った。
・A嬢の叔母のアパート(3F)にスーツケースを預けている間に、義弟は宿泊の準備をしてくれていた。
・義弟に「市街の教会」付近まで送ってもらって、明日迎えに来てくれる事として、義弟はブラッザへ戻っていった。 天気はカンカン照りになって来た。
・A嬢の案内でまず「聖ニコライ大聖堂(14世紀の木造建造だったが改築で今の形になった)」へ行った。
(大聖堂の敷地内にあるルーマニアで一番古い学校では、教科書に日本の事も「よく働く日本人は山の多い国に住んでいる」書かれていた)
・次に、カトリック教会へ行った。
ルーマニア教会では「イスは両壁だけ」だったが、カトリック教会は「イスが並んでいる」。
・教会を出て、A嬢が「友人(ユタ大学生)」との待ち合わせ時間まで公園のベンチに座って行き交う人々を眺めていた。
・イタリアンレストランで「ピザ」などを食べていると「A嬢の友人(以下、友人とします)」が来て、「今夜は友人の実家に泊まってもらおう」と云うことになったようだ。
<アレマァ! こういうことがルーマニア人のフレンドリーなところでしょうか?>
・「友人の車・ダチア(DACIA:プジョーのエンジンを載せたルーマニアの車らしい)」は、車を止める度にバッテリーが上がらないように電源コードをいちいちはずしている\(^_^)/
・「A嬢の叔母のアパート」に荷物を取りに行く前に、スーパーへ寄って夕食の食材を買った。
・「A嬢の叔母のアパート」からスーツケースを運び出したら、スーツケースの底の輪が1個なくなっていて、輪の反対側の底も割れていた。
(帰国後、保険会社に連絡し修理見積もりをしてもらったら、1万円振り込まれた! 儲かった\(^_^)/)
・「友人の実家」は、ブラショフの北へ30分ほど行った「E60」の脇道にある「大きな農家」だ。
敷地内には洒落た2階建ての住居があり「クレマチス」や「のうぜんかずらに似た花」が咲き、葡萄棚にはまだ青い葡萄の実がなっている。
トラックターが止まっていて、やがて友人のお兄さんが乗って行った。
・友人の実家の敷地の裏には、「2km四方の友人用の畑」がある。
(ワー広い!と目を回した)
・宿泊のために我々夫婦にあてがわれた部屋は大きな部屋で「絨毯」が敷いてあり、大きなソファーベットなのでソファーのままで二人が眠るには充分だ。
・火をおこすのに日本から持って来た「うちわ」が役にたったのでプレゼントした。
・我々4人に、友人とお母さん、途中から友人のお兄さんも加わって楽しい夕食がはじまったが、ハエがしょっちゅう食材に飛び交うので気になってしかたがない。 (なにせ、家畜舎があるので・・・)
・午後10時ごろお開きとなり、私が一番にバスを使わせてもらった。
シャワーを使っているとすぐにお湯がぬるくなってきたので、さっさと出る事にしたが、後の皆さんは水風呂?だったのでは? 23:15過ぎ頃眠る事にした。
【8月2日(水)】 快晴 トランシルバニア地方のシギショアラ観光
・朝6:30頃、ふーたんに起こされて日の出の写真を取りに行く事とした。
皆、既に起きているようだった。
・M嬢の友人の実家前の道路を渡り左へ行ったところに「友人のお母さんの麦畑」があるのでそこからの日の出を期待したが、日は既に昇ってしまっていた。
・ふーたんも散歩に来たので付近を少し散歩したら、馬車に乗った夫婦が通りかかる。(写真を撮らせて貰えばよかったと悔やむ)
・朝食は友人宅の食堂で「パン・チーズ」は定番それに「ゆで卵」などなど。
朝食を終えてパッキングをしているとM嬢の義弟が迎えに来てくれた。
・M嬢の友人とお母さんに「別れの挨拶」をしたら、友人のお母さんが涙ぐんでしまった。
ルーマニア人は親切だと冊子などに書かれていたが、今回の旅行で、「義弟・A嬢のお母さん・お婆ちゃん・妹、友人とお母さん」などを通して、親切一杯を実感した。
・今日は友人の実家から更に北にある「コの字型」の「アルパート(アルパチア)山脈」の真中でルーマニアの真中でもある、「トランスバニア地方のシギショアラ(Sighisoara ブラド・ツェベシ公の生家がある)」へと「E60」を北進した。
・シギショアラへの途中、道端に「ヤナギラン」に似た赤紫色の花を見たので、帰りに写真を撮る時間を義弟に頼んだ。
2時間余のドライブで「シギショアラ」に着いた。
「シギショアラ」をネットでは・・・
『「血鬼ドラキュラ」のモデルとなった「ヴラド3世」の生地として知られるシギショアラは、トランシルヴァニア地方にある中世の面影をとどめる小さな城塞都市。
多くの国々と国境を接するルーマニアには多様な民族が流入。
シギショアラも12世紀、ザクセン地方から入植したドイツ人によって築かれました。「世界遺産」に登録された丘の上の旧市街は城壁で囲まれ、オレンジ色の三角屋根が連なる美しい町並みは、「トランシルヴァニアの宝石」と呼ばれるほど。』
とある。
・「ヴラド3世(ヴラド・ツェペシュ)」もネットには・・・
『「ヴラド・ツェペシュ」は、15世紀ルーマニアのワラキアの領主で、正式には「ヴラド三世」。
串刺し刑を好む苛烈な性質から「串刺し公」の異名をもち、自らは「竜の子(ドラキュラ)」と称した。
後世に様々な汚名を着せられた末に「吸血鬼ドラキュラ」のモデルとされるも、近年では「護国の鬼将」として再評価が進んでいる。』
とあります。
<下の写真は「ドラキュラ」のモデルとなった「ヴラド ・ ツェペシュの像」です>
・「世界遺産・シギショアラ」の町は、14世紀に建てられた時計塔(中は博物館になっている)を中心のようだ。
・時計台の建物への登り坂(ローマが築いた石畳らしい)を上がり、時計塔の狭い階段を登ると町が一望できる。
・義弟が昼食場所をあちこち探してくれたがぺプシのパラソルのテーブルに決めた。 (レストランの写真が無いので残念!)
・オードブル風に食材を注文し、義弟は私にビールを勧めるが私は飲めないと断るとノンアルコールだったので飲んでみたが不味かった。
・帰りに路肩の駐車場に止めて、「ヤナギランに似た花」を撮影したが、ヤナギランとは違ってラベンダの花を大きくしたような花だった。
(下の写真の左がデジカメ、右が一眼レフ(フィルムカメラ)です)
・午後6時45分、初日に宿泊した「HOTEL CASA ROSHIE」へ再びチェックインし、最初と同じ「101号」に収まった。
夕食のために午後8時半迎えに来てくれる事になった。
・A嬢のお婆ちゃん・お母さん・妹への土産(日本のハンカチ)を持って、A嬢の実家へ着いた。 ← 義弟へのお土産がなかったァ!
今回も妹は娘の世話で一緒には夕食が出来なくて残念だ。
・夕食は外のテーブルに準備がされていて、今日買った食材が並ぶ。
ルーマニア人は少食?の様に思われる。
どれも美味しいが、「生魚のぶつ切りマリネ」は少々苦手だった。
・「日本の家屋と地震」などなど義弟との話が尽きないが、午後9時55分お開きとなった。
ルーマニア語の「お休み(ノアッテ・ブーナ:noapte buna)」がすぐに出ないので「グッドナイト」と云ったら、お母さんから「ボン・ヌイ」とフランス語で返事が帰ってきた。
・ホテルの部屋に戻り「義弟への土産が無かった!」のを悔いながら10時半頃眠る事にした。
長くなりましたので、8月3日以降は次回に・・・-
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