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from: ぽっぽさん
2022年05月24日 10時39分59秒
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沖縄返還50年 その5!
皆さん! こんにちはァ~!
大変遅くなりましたが、延び延びになっています「5月16日」の2つの新聞記事(沖縄返還50年関連)をやっとアップ致します。
◆◆ 沖縄返還50年 その5! ◆◆
「5月16日」の2つの新聞の全ての記事に目を通したわけではありませんが、目に付きました記事からです。
(例によりまして「太文字」「<~>」そして適宜「カッコ(「~」)」を)
◆ まずは、お隣から頂きました新聞記事より (5月16日の新聞はいつものコラム欄だけではなくて「全て新聞」を頂きました) ◆
【50年「平和の島」達成されず】
= 沖縄の日本復帰から50年となった15日、「沖縄復帰50周年記念式典」が沖縄県宜野湾市と東京都の「2会場」をつないで開催された。
岸田文雄首相は「沖縄の基地負担軽減のために全力で取り組んでゆく」ことを強調。
玉城デ二―知事は「過重な基地負担が50年経っても続く現状と経済的な課題」を訴え、復帰の意義について国民全体での認識の共有を求めた。 =
・岸田首相は式辞で戦後27年にわたって米軍統治下に置かれた沖縄の復帰について、「戦争によって失われた領土を外交交渉で回復したことは史上まれで、日米両国の友好と信頼によって可能になったもの」と振り返った。
・沖縄の基地負担に関しては「重く受け止め、基地負担軽減に全力で取り組む」と強調。
<ホンマカイナ!? 岸田の言葉からは「誠意」は感じられませヌ!>
・続いて登場した玉城知事は、復帰時の「沖縄を平和の島とする」という目標が「復帰から50年経ってなお達成されていない」と訴えた。
1人当りの県民所得が全国平均に達していないことを挙げて、「自立型経済の構想はなお道半ば」として指摘。
子どもの貧困など「依然として克服すべき多くの課題が残されている」と語った。
政府に対し、復帰の意義と恒久平和の重要性について「国民全体での認識の共有を図り、平和で豊かな沖縄の現実に向けて取り組む」よう求めた。
【復帰で ほんとに すくわれるのだろうか】 当時小5年の少女の詩(現在60歳)
私のねがい
復帰は
パスポートなしで
本土への行き来ができる
算数の本に出ているような
円生活にはいる
1ドルは308円にかわり
お店では
今、わたしの着ている
7ドルのスカートが
2156円になる
お米が
バナナが
ノートが
何でもかんでも
×308
きっと、頭が
こんがらがるだろうな
毒ガス
ばく音
ひきにげ
B52
苦しかった沖縄
復帰で
沖縄はほんとに
すくわれるのだろうか
沖縄には
日本復帰で
平和になりたいとう
強い強いねがいがある
日本の人々よ
それに答えて
沖縄を
平和な県にしてほしい
・<上記の詩を書いた女性(60歳)は>「50年たっても危険と隣り合わせの『普通じゃない暮らし』は現在進行形だった」と話す。
◆ 我が家が取っています5月16日の新聞記事より ◆
= 「沖縄復帰50周年記念式典」の記事は上記と重複しますので省略します。 =
【命どぅ宝 戦場にするな ー東京でデモー】
・今なお在日米軍専用施設面積の70%が沖縄に集中する現状に抗議し、米軍基地撤去を求めるデモが東京都心であった。
・戦後に米軍基地として接収された土地の返還を求めている「反戦地主の支持者ら」で作る「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」が主催し、「日比谷公園(東京都千代田区)」から外務省前を通り、買い物客でにぎわう「銀座(中央区)」の約2.5キロを歩いた。
「命(ぬち)どぅ宝(命こそ宝)」の思いを胸に、約650人(主催者発表)が「安保の負担を沖縄だけに押しつけるな」「新基地建設(沖縄県名護市辺野古)を中止せよ」などど声をあげた。
・「沖縄の基地問題を考える小金井の会」の代表者(名護市出身)は「復帰五十年、何も変わっていない。
応援、寄り添いなどという鏡面的な言葉で終わらせず具体的に基地を県外や国外に持っていく国民的な議論をしてほしい」と話した。
<でも、昨日(23日)来日したバイデン米大統領と岸田首相との間には「台湾を見据えたさらなる日米の同盟強化」を表明しましたよね。
「沖縄の米軍基地の撤去」がますます遠くなりそうでございます!>
【「うちなー世」はまだか ー沖縄復帰50年にー】
= 閉ざされた独立への道 =
・「唐(とう)ぬ世(ゆー)から大和ぬ世 大和ぬ世からアメリカ世 ひるまさ変(かわ)る 此(く)ぬ沖縄(うちなー)」(「時代のながれ」:嘉手苅 林昌)
沖縄が日本から分離され、また返される苦難の扱いを受けた起点は、1952年に発効した「サンフランシスコ講和条約三条。 米国が国連に沖縄、奄美、小笠原諸島の信託統治を提案し、可決されるまでの間、米国に行政、立法、司法の全権行使を認める」である。
・「信託統治」は、自立の力を十分に持たない地域を国連に信託された国が統治し、発展させる制度で戦後にできた。
制度が適用された11地域は1990年代までにすべて独立や自治を確立し、制度は終了している。
・沖縄が統治されていれば、独立する道もあったが、米国は信託統治を提案せず、独立の道を閉ざされた沖縄は20年間、日本国憲法も米国憲法も適用されない人権無視の状況に置かれた。
米国は沖縄を国連の信託統治とするよりも、米軍による占領を続けた方が、軍事基地として利用できると考えたのだろう。
・日本政府は当初、米国が沖縄を統治する権利は前提的であり、三条の扱いは日米間、国連で話し合うべき問題と考えていた。
<こういうところが日本の「甘さ」です!>
<しかし>この立場を翻したのが、1964年に就任し沖縄返還に政治生命を懸けた「佐藤栄作首相」だ。
<やはり、「佐藤は諸悪の根源」でありました!>
・佐藤政権は1965年、沖縄の法的地位に関する政府統一見解をまとめ、三条については、米国が信託統治の提案をしないからといって「同条違反だとか施政権行使の根拠が失われたということはできない」と表明した。
<「売国奴」め!>
信託統治を巡る討論をせず、沖縄復帰に向けた日米交渉を優先させた。
・復帰前には日米双方に帰属しない国連の統治や、独立論も混在していたが、沖縄世論の主流派「平和憲法」が施行されている日本への復帰要求だった。
= 自己決定権も奪われて =
・共同通信社による今春の「沖縄県民の世論調査」でも九割超が「本土復帰」を評価し、「沖縄独立論」には約七割が否定的だ。
・講和条約、返還協定、名護市辺野古での米軍進基地建設。
すべてが当事者である「沖縄抜き」で決められてきた。
故・翁長雄志前知事はそうした状況を「沖縄の人々の自己決定権がないがしろにされている」と指摘している。
・<5月>十日に決定した今後十年間の沖縄の「自主性を尊重」との言葉すら消えていた。
沖縄の地に「うちなー世(うちなーゆー)」が訪れるとき、日本が本当の意味での「民主主義国家」になれるのである。
【ぽっぽの独り言】
= 沖縄とのかかわり =
・初めて沖縄へ参りましたのは、「1993年(平成5年)6月」に夫婦で「ダイビング」が目的でした。
当時勤めていました会社の沖縄支店が「ダイビングショップ」を開設しましたので行って参りました。
その時、私が中学生だった時に「実習」でお見えになっていた当時の大学生が、高校教師となられていて30年ぶりに再会いたしました。
先生からは「旧海軍司令部壕」や「ひめゆり会館(「ひめゆり学徒隊」の生き残りの方がTV番組に生出演していました)」などをご案内頂きました。
・その後、毎年の如くダイビング主で「訪沖」致しまして、「2019年(平成31年)2月」で「20度」沖縄へお邪魔いたしました。
沖縄へ参りました最初の頃は「ただただ潜りたい=ダイビング・オンリー」でございました。
しかし30年ぶりにお会いした先生のご案内や、沖縄に関します書物(後述します)を読んだり、見聞きしますと「大変な所だ」と思うようになりました。
・太平洋戦争での唯一の地上戦であります「沖縄戦」では「約20万人(日本兵9万余・住民9万余、米兵1万余)」が亡くなったことも知りました。
そして私共が沖縄へ参りました「6月」には23日が「慰霊の日(沖縄全戦没者追悼の日)」であることも知りました。
・さらに「沖縄ノート(大江健三郎・著)」が、訴訟を起こされていて「勝訴した」ことなどなど、沖縄に関するニュースなどに目耳が鋭く反応するようになりました。
そして「このままではだめだ!」と思いまして、せめてこのサイト(たんぽぽ)だけかれでも「安保廃棄・地位協定解消、米軍基地撤去」など「沖縄に関する発信!」を続けたいと考えるようになりまして今に至っております。
= 読んだ書物など = 羅列いたします。
「沖縄のこと(「地球物語」より)」 「沖縄方面の地理(「地球物語」「ネット検索」など」 「琉球王国(高良倉吉・著」 「琉球紀行(高野 澄・著」 「沖縄の歴史と文化(外間守善・著)」 「沖縄生活史(高良 勉・著)」 「沖縄報告 復帰前1969年(朝日新聞社編)」 「沖縄からの出発(岡部伊都子・著)」 「沖縄 時間がゆったり流れる島(宮里千里・著)」 「誰も書かなかった沖縄(関 広延・著)」 「沖縄ノート(大江健三郎・著)」 「沖縄戦(太平洋戦争より:児島 襄・著)」 「沖縄戦史(上地一史・著)」 「検証 戦争責任Ⅱ(読売新聞社戦争責任検証委員会)」 「沖縄―新風土記ー(岩波写真文庫)」 「沖縄ナンクル読本(下川裕治・著)」 「沖縄オバァ列伝(沖縄オバァ研究会)」 「沖縄学(仲村清司・著)」など・・・
ということで、とりあえず「沖縄返還50年」はここまでといたします。
まだまだ「16日の未読の記事」や録画しました「沖縄返還50年の番組」がありますので、”これは!”という記事・番組がありましたら「続~」としてご紹介いたしますネ!-
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