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  • from: ぽっぽさん

    2023年06月23日 09時36分51秒

    icon

    6月23日は「沖縄慰霊の日」!

    このトピック「6月23日は「沖縄慰霊の日」!」が長文になりましたので、最上段の今日の出来事は次のトピックに移転しました。 

    【6月23日は「沖縄慰霊の日」!】
    今日6月23日は、太平洋戦争唯一の「地上戦」が行われました、沖縄戦線で亡くなられました兵士達や住民方々の「慰霊の日」でございます。
    (謹んでご冥福をお祈り申し上げます)

    今日の午後0時20分からNHKTVで「沖縄全戦没者追悼式 平和への祈り」が開催されますので録画しました。
    (昼食後、録画を見ていました)

    昨年(2022年)6月23日のトピックには・・・
    『今日6月23日は「沖縄慰霊の日」でございます。
    太平洋戦争での唯一の我が国内地上戦であります「沖縄戦」では、20万余の方々が亡くなり、沖縄の住民も1/4に当たります12万余の方々がお亡くなりになりました。
    謹んでお亡くなりになられました方々のご冥福をお祈りいたします。

    「沖縄慰霊の日」に関します昨年(2021年)6月23日のトピックは下記の如くでございます。
    https://www.beach.jp/circleboard/ad70763/topic/1100210919505
    https://www.beach.jp/circleboard/ad70763/topic/1100210920477 』
    ・・・と書きました。

    【玉城デニー知事「独自の地域外交で平和構築に貢献」 沖縄全戦没者追悼式で平和宣言】
    今日の「沖縄全戦没者追悼式での「玉城デ二―沖縄知事」の「平和宣言」は、下記の内容でした。 (ネット検索からです)
    『玉城デニー知事は23日、沖縄全戦没者追悼式の平和宣言で、県が注力する地域外交について「沖縄県が築いてきたネットワークを最大限に活用した独自の地域外交を展開し、アジア太平洋地域の平和構築に貢献できるよう努めていく」と述べた。
    「私たち一人一人が平和について考え、沖縄から世界へ平和のバトンをつなげ、核兵器の廃絶、戦争の放棄、恒久平和の確立に向け絶え間ない努力を続けていく」と決意を新たにした。

    昨年12月に閣議決定された安保関連3文書について「沖縄における防衛力強化に関連する記述が多数見られることなど、苛烈な地上戦の記憶と相まって、県民の間に大きな不安を生じさせており、対話による平和外交が求められている」と指摘した。

    昨年に続き、米軍普天間飛行場の危険性除去と早期閉鎖・返還名護市辺野古での新基地建設断念を強く求めた。
    米軍基地負担について「米軍専用施設面積の70・3%が沖縄に集中していることで、航空機騒音をはじめ水質や土壌などの環境汚染、航空機事故、米軍人軍属らによる事件事故など、県民生活にさまざまな影響を生じさせている」とし、基地問題の解決を訴えた。』
    ・・・とあります。

    私共が取っています今日の朝刊1面は「自動運転 見えた」とどうでもよい記事が・・・
    だから「3流新聞」「右寄り」と言われるのでございます。
    馬鹿らしくて、もう「意見」を云う気にもなりませヌ!

    【アイヌと沖縄 戦争の記憶をめぐって】 沖縄糸満市にあります「南北之塔」です!
    昨夜から見ていました録画のTV番組に「ザ・ライフ アイヌと沖縄 戦争の記憶をめぐって」があります。
    内容をネットでは・・・
    『沖縄本島南部・糸満市。  戦没者慰霊碑「南北之塔」に刻まれた「キムンウタリ」というアイヌの言葉。  誰がどのような理由で彫ったのか?戦争の記憶をめぐるドキュメンタリー。

    沖縄本島南部・糸満市真栄平。  集落の高台には慰霊碑・南北之塔がある。
    沖縄戦で亡くなった住民や兵士の遺骨が納骨された。
    そこに刻まれた「キムンウタリ」の文字。
    日本の先住民族・アイヌの言葉で「山の仲間」を意味する。
    かつてはアイヌと真栄平の住民が南北之塔のもとに集い、慰霊を行っていたという。
    北海道を中心に暮らすアイヌの言葉が、なぜ沖縄の地に刻まれているのか?
    関係者の証言から、もうひとつの沖縄の歴史に迫る』

    『旭川第二十四師団に入り、通信兵として沖縄戦の前線にいた阿寒コタン出身の故・弟子豊治(てしとよじ)氏と、真栄平に住んでいた故・金城カマドさんの沖縄戦直前の交流を証言テープから掘り起こすなど、様々な資料をベースにした構成・編集がとても良い。
    沖縄戦で亡くなった多数の北海道出身者の中には当然多数のアイヌがいたこと、この塔が観光客にアイヌの墓と勘違いされていた歴史、阿寒アイヌ工芸協同組合の秋辺日出男さんとロックバンド「紫」の交流など、興味深いことが次々と出てくる。
    秋辺氏とドラマーの宮永英一氏が並んで歩く時の迫力溢れる画など、視覚的な魅力もふんだん。 
    全国放送されたらぜひご覧ください。』
    ・・・とあります。
    この番組は当時は九州・沖縄だけの放映でした。

    「南北之塔」の場所は下の地図のごとく「沖縄本島南の糸満市」にあります。

    私は「南北之塔」を存じませんでしたし、沖縄戦線では北海道出身の方々は約1万人もお亡くなりになったとの事もこの番組で初めて知りました。

    北海道を中心に暮らすアイヌの言葉が、なぜ沖縄の地に刻まれているのか?」につきましては、別のサイトに下記のように書かれてます。
    沖縄戦の道内出身者の犠牲、なぜ沖縄に次ぐ多さ?3つの分岐点
    今年<2022年>、沖縄が本土に復帰して50年の節目を迎えた。
    太平洋戦争末期、住民を巻き込んだ大規模な戦闘が沖縄で繰り広げられ、20万人以上が亡くなった。
    沖縄戦では多くの道内出身兵士も米軍と戦い、1万人以上が犠牲になった。
    沖縄県を除けば、犠牲者の数は都道府県別で最も多く、北海道に次ぐ福岡県の2倍以上に上る。なぜ、これほど多くの道内出身者が犠牲になったのか。
    理由を探ると、三つの分岐点が見えてきた。

    沖縄県平和祈念資料館のホームページには「沖縄戦で沖縄についで北海道出身者の死亡が多いのはなぜか?」との質問がある。
    回答は「北海道出身者の多い第24師団は、当初満州に派遣されていたが、1944年に満州から沖縄に移動になり、そのために多くなったと思われる」。

    沖縄県史によると、45年(昭和20年)3月時点で、沖縄本島に配備された日本軍の正規兵力は約8万6400人。
    これに加え、防衛隊などとして動員された地元住民を含めると、日本軍の戦力は約10万人。
    一方、米軍側は後方支援を含めると、50万人以上の兵士を投入したとされる。

    旧陸軍で沖縄の防衛を担ったのが第32軍(牛島満司令官)で、主要な部隊は第24師団、第62師団、独立混成第44旅団だった。
    1990年に米国で発表された論文では、第24師団の兵力は約1万4千人と記されている。
    一方、沖縄県平和祈念資料館によると、各師団の正確な人数などは不明という。

    なぜ、第32軍の主力だった第24師団に北海道出身者が多かったのか。
    旭川を本拠地とした第7師団などの資料を展示する北鎮記念館は、「留守師団歴史」と題された文書を所蔵している。
    終戦直前に焼却を命じられたが、担当者が重要な書類と考え、保管していた機密資料の一つだ。
    太平洋戦争が始まる前年の<19>40年8月の欄に、次のような内容の記述がある。「これまで第8師団(青森県弘前市)が担当していた第24師団の留守業務は、8月1日から第7師団の担当に変更される
    <つまり「留守業務」だった北海道出身者が多い24師団が沖縄戦線に駆り出されたようです>

    この変更こそ、道内出身者の犠牲が多かったことにつながる「第一の分岐点」と言える。
    師団の留守業務は、主に兵員の補充や新兵の教育、担当する地域の警備などだった。
    この後、道内から集められた兵士が続々と第24師団に派遣されていく。

    沖縄戦の道内遺族らがまとめた「北海道沖縄会四十年史」は、<19>41年2月から44年2月までの3年間で、1万8338人が初年兵として第24師団に派遣されたと伝えている。
    沖縄戦を戦った副官の一人は「第24師団の兵は全部が本道出身者に入れ替わっていたから、まさに第24師団は(同じ地域の出身者で構成する)郷土部隊なのであった」と記している。   <長くなりますので以下省略いたします> 』
    ・・・とあります。


    【石垣島”もう一つの戦争”】  昨日(6月22日)のTV番組です。 
    やはり昨日に見ましたTV番組に「石垣島"もう一つの戦争"」があります。
    (「戦争マラリア」に関する番組でございました)

    番組紹介をネットでは・・・
    『78年前のもう一つの沖縄戦を大越キャスターが取材。
    石垣海上保安部では17隻の巡視船・巡視艇が所属している。
    きのう<6月21日か?>は尖閣諸島周辺で中国船4隻が領海侵入してきたばかり。
    石垣島が担っているのは島しょ防衛だけでない。
    八重山平和祈念館では1945年当時、マラリアが大流行した事実や、旧日本軍参謀長の手記などを知ることができる。
    軍は島民を森の中へ強制避難させたが次々に罹患し3647人が亡くなった
    戦争マラリアで家族を亡くした佐久川勲さんが当時の壮絶な体験を語った。
    当時の避難所の近くには新たに自衛隊の駐屯地が開設されている。
    唐眞盛允さんは「基地が増強されないように見守るしかない」と話す。』
    ・・・とあります。
    番組では、日本軍が米国と戦うために「洞窟(沖縄で「ガマ」)」に避難していた住民を外へ放り出したので「マラリア」に掛かってしまった旨のことを報じていました。

    ということでございまして、今日は「しずしず」と参りたいと思います。

    【アイヌ民族と私たち】 今日は「沖縄慰霊の日」ではありますが・・・!
    上記に「TV番組:アイヌと沖縄 戦争の記憶をめぐって」をご紹介いたしました。
    お隣から頂いた今月中旬の新聞記事に「アイヌ」のことが書かれていますのでご紹介いたしますネ!

    ◆ アイヌ施策推進法ができて4年、人気歴史マンガ「ゴールデンカムイ(北海道周辺が舞台)」でも日本の先住民族アイヌは脚光を浴びたが、我々は今なにを見つめるべきなのか ◆

    = 「カムイ」に感謝 工芸に光 =  藤谷(ふじや)るみ子氏(伝統工芸士)
    ・かつてアイヌについて語ることは重いことだったが、1994年に地元出身の「萱野茂さん」が国会議員になりだいぶ変わった。
    そして、「ゴールデンカムイ」現象が、今の若者にアイヌ民具工芸の良さを広めてくれた。
    ・あるおばあちゃんが、「ゴールデンカムイを読んだ孫がアイヌ語を話した」と喜んでいて、マンガのおかげで言葉を取り戻せたと言っていた。
    <国の伝統的工芸品に指定の「アットゥシ(樹皮繊維の織物)」の説明がありますが省略しますネ>
    ・<アイヌ民族であるわたしたちは>アイヌ文化の行事はみんなで大事にしている。
    保存会もあり、儀式やアイヌ語の継承活動もなされているが、生活様式で変化することもある。
    形は変わっても心は変わっていない。
    儀礼や文化とはそういうものだと思う。

    = 理解や施策 自治体間に差 =  野口泰弥(ひろや)氏(北海道立北方民族は卯物館芸術員)
    ・「ゴールデンカムイ」でアイヌ民族がきゃこうを浴びて喜ばしい半面、これまでアイヌ民族を知らなかった人達の間でマンガでのイメージが固定されないかと心配だ。
    「ブーム」は感じるが日本の先住民族政策をどうするのかという関心は依然と低いままだ。
    ・2019年にアイヌ民族との共生をうたった「アイヌ施策推進法」が施行されたが、「先住民族の権利」である先住権は認めていない。
    また、推進法は差別も禁じたが、具体的な対策はなされていない。
    ・推進法の核に、市町村がアイヌ文文化の振興や啓発のために行う事業を、国が交付金で支える制度があり、法律は自治体に事業計画づくりにあたって関係者の意見を聞くように求めている。
    <しかし現実では>アイヌ施策の専門部署がある自治体もあるが、多くは福祉の部署か教育委員会にい少数の担当者が置かれているだけだ。
    事業計画以前に、地元のアイヌ団体と関係を築かなければならない状態が散見される。
    ・地元のアイヌの人々の意見をどのように施策に反映していくかは自治体任せになっている。
    <推進法の>運用や課題をアイヌの方々と協議し、彼らの声をしっかり聴く仕組みづくりが必要だ。
    <我が国の「施策」っていつもこんなやり方ですよね。  まずは当事者などの意見を聞いて居それを取りまとめた後に「法律化する」方法ではなくて、逆に「法律ありき」ですね。。。困ったものでございます!(/Д`)>

    = 過去見つめた先の豊かさ =  深山直子氏(社会人類学者)
    世界に先住民運動がおこったのは1960年代だった。
    国際社会で議論が続き、国連で2007年「先住民の権利に関する宣言」が採択された。
    日本では<20>19年施行の「アイヌ施策推進法」で、やっと「<アイヌ民族が>先住民族」と明記された。
    ・「先住民」という概念は本来、一地域の問題ではなく、「この国に先住民がいる」と言った瞬間、全ての国民が関係する問題になるが、でも日本の現実はそうなっていない
    <深山氏が研究するニュージーランドの先住民マオリ族のことが書かれていますが省略します>
    ・先住民問題はしばしば「3F」、すなわち「ファッション」「フード」「フェスティバル」などと云った、分かりやすい文化の振興という形に落とし込まれる。
    しかし、権利の話でもあり、裁判や政治、資源や金銭の話でもある
    国家観や歴史観も問われる。
    ・今ここにある私たちの社会は、過去の上に成り立っている。
    そして、負の歴史に向き合うと同時に、その過去を経た現在、一つの国に複数の民族がいて、複数の文化がある。
    その豊かさ、すばらしさを噛み締めたいと思う。
    <全く同感です。  我が国には「琉球の人々」や「アイヌの人々」など虐げられてきた先住民族がいることをけっして忘れてはならないと思います。>

    【アイヌ人と琉球人】  ぽっぽ人類学者よりo(^◇^)o
    太古の日本には「原日本人(大陸から渡って来ました)」が居まして、その子孫が「縄文人」のようです。
    その後に大陸から渡来しました「弥生人」により、縄文人が南北に分断れてしまったようです。
    ですから、「アイヌ人」と「琉球人(沖縄人)」とは「遺伝的に近い」ということのようです。

    ネットには・・・
    『総合研究大学院大学と東京大学は<2012年>11月1日、日本列島人(アイヌ人、琉球人、本土人)のゲノム解析により、現代日本列島人は、縄文人の系統と、弥生系渡来人の系統の混血であることを支持する結果を得たとし、アイヌ人から見ると琉球人が遺伝的に最も近縁であり、両者の中間に位置する本土人は、琉球人に次いでアイヌ人に近いことが示されたと発表した。』・・・とあります。

    また、2022年のネットには・・・
    『現代の日本人につながる集団は、基層集団である縄文人と、朝鮮半島から弥生時代にやってきた渡来人との混血によって成立したと考え、北方のアイヌの人々と南方の琉球列島の人々は縄文人の特徴を多く残すとしています。

    つまり、アイヌの人々は縄文人の遺伝子をもっともよく引き継いでおり、その次に、琉球列島の人々が受け継いでおり、本土日本(本州・四国・九州)には、渡来人の子孫と、渡来人と縄文人の混血の人々がいることがわかりました。

    アイヌ人と琉球人は縄文系の特徴を比較的多く残していることが明確になり、形態学的研究によって発想された仮説は DNA 解析によって実証されました。

    さらに、縄文時代人の系統が、東ユーラシア集団のなかでも系統的に古く、後期旧石器時代に大陸の集団から分岐したことも明らかになり、縄文人の起源が日本列島の後期旧石器時代人までさかのぼることも分かり、縄文人のその系統は「東ユーラシア基層集団」とよばれます。

    すなわち南九州離島には、古墳時代になっても縄文人の直系の子孫が住んでいたのであり、このことは琉球人が、アイヌ人同様に、縄文系の特徴を多く残していると考える証拠になります。

    以上のことから、アイヌ人と琉球人はともに縄文系(先住民族系)の人々であり、「アイヌ・琉球同系」説が提案でき、彼らの文化は、縄文文化の特徴を多く残しているに違いないと考えらます。』
    ・・・とあります。

    下の写真は我が家にありますアイヌの木彫りです。

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    魔王

コメント: 全2件

from: ぽっぽさん

2023年06月23日 19時08分59秒

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魔王さん、こんにちは!
お久しぶりでございます。

>そういえば沖縄の男性も、
>北海道の男性も、心なしか毛深いような気がします。
在勤中、同僚と二人で1週間ほど北海道をほっつき歩いたことがあります。
その時、やはり同僚が「アイヌの人は毛深いので、ヨーロッパ系かなぁ?」と言ったのを思い出しました。

>神様の御計らいかしら?
そうかも・・・o(^◇^)o

魔王さんは北海道や沖縄へは行かれたこと、ありますでしょうか?
(私共夫婦はここ「たんぽぽ」に書かせて頂きましたごとく、北海道へは4度、沖縄へは20度でございます)

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魔王

from: 魔王さん

2023年06月23日 18時59分37秒

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おひさぶりです。

本日は沖縄慰霊の日。
慎んで哀悼の意を捧げます。

琉球とアイヌの興味深い関係。
そういえば沖縄の男性も、
北海道の男性も、心なしか毛深いような気がします。

そして両方とも島。
片方は小さな島々で、かたや大きな島。
片方は南で、もう一方は北。
なんで似てるのに対比的。
神様の御計らいかしら?

沖縄発、世界平和の祈りですね。

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