皆さん、おはようございます。
今日も昨日に引き続きまして「秋晴れ」でございます。
ＢＧＭはやはり「クラシック」を。。。

お耳の昨夜～今（午前９時３０分）「虫の音」はやや元気って感じです。
お目々と足腰は静かですが、今朝起きた時の歯磨き時に今朝は左上歯茎から少し出血でございました o(TヘTo)

今日のことは別のトピックとしまして、登山リーダーから頂いています新聞から今回も２つの記事を。。。
（当初「基地被害」と「核開発」の２つの記事をアップしましたが、後で各々に関連する記事を見つけましたので、「基地（沖縄）」関連２記事と「核」に関する２記事に分けて「２つのトピック」に掲載しましたので、新聞の発行時期がバラバラになりました）

◆◆　基地被害　心は折れず！　◆◆　　７月下旬・８月下旬の記事です
【基地被害　続く不平等】
最近も沖縄で米兵による未成年者への性暴力事件が明らかになったが、日本政府の対応は手ぬるいという批判がつきまとう。　　なぜなのか。

＝　「成功した占領」　神話が隠す犠牲　＝　　藤目ゆき氏（日本近現代研究者）
▲第２次大戦に敗れた日本は米軍を中心とした連合国によって６年８カ月間、占領された。
占領軍の事故や犯罪で多くの人々が犠牲になったが、なぜこの問題に注目するのか？▼
・日本は占領政策のもとで平和な民主国家に生まれかわったと言われ、後にイラク戦争で米国などがイラクを占領した際も日本が成功モデルとしてもちだされたが、これは「大いなる神話」だ。
・占領軍による日本人や在日コリアンを含む多くの民間人が事故や犯罪の犠牲になったが、占領軍当局も日本政府も自らの権力の正当性を失うことをおそれ、都合の悪い事実をひた隠しにした。
・戦争は１９４５年８月１５日に終わったとされるが、占領という名の新しい戦争が始まった、あるいは戦争の最終段階が続いたと考えるべきかもしれない。
・日本軍の武装解除で弾薬や武器の処理に民間人が動員され、福岡県添田町では、火薬の焼却処理に失敗して大爆発が起き、住民ら１４０人余りが亡くなったり、海洋投棄のために船舶で運んでいた火薬が爆発する事故も起きた。
・兵士による飲酒運転や暴走事故、強盗や性犯罪などは、今も沖縄をはじめ基地を抱える街で大きな問題になっているが、当時も頻発した。
▲朝鮮戦争が＜１９＞５０年に起き、日本から米軍を主体とする国連軍が出撃、補給の最前線になったが？▼
・「岩国基地（山口県）」や「横田基地（東京都）」周辺では軍用機の墜落事故が起き住民が巻き添えになった。
・米軍に動員され朝鮮半島で荷役や運搬、軍事施設の呼応時に従事して事故死した日本人労働者も少なくない。
在日米軍基地で働く人が銃を持たされ、戦闘中に死んだ記録もあるが、これらは憲法違反のおそれが強く国際問題になりなけないので多くは隠された。　　＜日本政府も隠したのでしょうか！？＞
▲日本政府の対応は▼
・責任は占領軍にあるが「＜日本政府は＞敗戦国なので占領当局や米国政府と交渉することはできない」と極めて消極的だった。
・一部で被害救済の運動が起きるなどしたため、日本政府はわずかな額の見舞金を支給し、最終的には＜１９＞６１年に「給付金支給法」が成立したが、国家補償ではなく、責任の所在があいまいで金額も不十分だった。
▲占領軍被害の犠牲者はどれくらいか？▼
・日本政府は占領軍当局から被害報告を求められていて、実態を把握していたはずだが統計は公表されなかった。
＜１９＞６１年に政府が見舞い金交付のための調査では「被害者総数は死者３０３人を含む９３５２人」とされるが「氷山の一角」だ。
▲占領下とはいえ日本政府は国民の命を守る立場にあったはずだが？▼
・＜米ソ＞冷戦が深まるにつれ米国は日本を反共の防波堤にし再軍備を進め、日本の政府エリートも呼応するという共存関係が強まった。
・＜米国政府による日本への＞占領は成功し、その後の日米同盟が日本の平和と繁栄の土台となったという「神話」はこうした現実を見えないものにし、私たちを思考停止させる。
・米軍に特権的地位を認めている「日米地位協定」に問題があるのに日本政府は改正しようと動かない。
講和条約を結び＜１９＞５２年に独立した後も政治家や官僚の態度は変わらない。
日米関係は、今も「圧倒的に非対称的」であり続けている。
＜だから私はつも「日米安保条約とそれに関する地位協定を破棄」することを訴えているのですが・・・！＞

＝　「仕方がない」と傍観　本土の無関心＝　　前泊博盛氏（日米安保研究者）
▲沖縄県は国土面積の0.6％に全国の米軍専用施設の約７割が集中、米軍の事故や軍人らの犯罪が多発し、最近も性暴力事件が発覚したが？▼
・昨年１２月の米空軍塀による性暴力事件は、外務省が３月に米政府に抗議しながら沖縄県に事件を伝えず、調査した県警も伝えていなかった。
住民の命を守ることを最優先すべき警察までもが、政治的に動いて納得が出来ない。
・＜なぜ政府は沖縄に事件を伝えなかったかは＞６月に県議選があり、政治日程への悪影響を恐れたことが考えられる。
米兵の犯罪を隠すことは「日常化」していて、＜これは＞１９９５年に少女暴行事件が起き、沖縄では全土をあげて抗議の渦が巻き起こったので、政府が学んだのは米兵の犯罪は必ず大きな政治制問題になるということだ。　　＜当たり前でしょう！　我が国は「独立国家」ですゾ！＞
▲沖縄県議は９月１０日、抗議決議案を全会一致で可決し、日米地位協定を抜本的改正を求めたが？▼
・米軍人が基地外で事件を起こしても基地内に逃げ込めば日本の警察は起訴前には身柄を拘束できない。
犯行後に行方をくらまし、帰国した例もあり、調査に支障をきたしている。
＜その他の事件・事故の例を挙げて＞日米安保の壁という不条理が露呈した。
▲米国に治外法権を認めた不平等な関係だが？▼
・日米地位協定の前身は＜１９＞５２年に日米安保条約と共に発効した日米行政協定で、講和条約を結び日本を独立させる一方で米軍が求めたのは、日本のどこにでも基地を作り自由に使えるということだった。
その内容を見れば日本が独自した主権国家とはいえない。
・日米行政協定は＜１９＞６０年に日米地位協定となったが、米軍の特権を認めた根幹部分は全く変わっていない。　　＜やはり「安保・地位協定廃棄！」でございます＞
長年、政権を握ってきた自民党政治家は、米国のいうことを聞き、これまで通り日米安保体制を維持することが国益にかなうと信じている。　　＜アホか！＞
　　　＜この後、「メディアの弱体化」が書かれていますが省略します＞

【骨折れても心は折れず】　
　　　　高里鈴代氏（「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表）
＝　続く米兵の性犯罪　沖縄女性の被害　責任は日本政府に　＝
▲「レジェント」と呼ばれていますが？▼
・那覇市で婦人相談員を７年やり、米兵相手に売春させられている女性の相談にのったり、中絶手術に付き添ったりしたが、やってもやっても問題がわいてくる。
これはもう問題を生み出している社会の構造を変えなければならないと、那覇市議選に無所属で立候補したのが１９８０年。
人口３０万の県都に当時、女性議員はゼロだった。
・「男から暴力を受け、物のように扱われるのを見過ごしてよいのでしょうか」などと訴えて初当選！　　４期１５年やった。
▲＜１９＞９５年９月、小学生少女が米兵３人にレイプられた事件は、高里さんら女性たちが抗議の声をあげなかったら、全県に広がることも国を動かすこともなかったと。▼
・沖縄県警は目立たぬ形で事件を広報し、地元２紙の扱いも小さかった。
私たちは抗議文を作って記者会見し、３日連続で女性団体による抗議集会も開いた。
「＜私たちは＞被害を小さく扱うことは、被害者ではなく加害者を守ることになる。」
一貫してそう主張している。　　　＜全くその通りです！　沖縄県警、情けないねぇ！＞
・＜被害を受けた多くの女性が＞勇気を出して警察に届けても「立件は容易じゃない」「あなたも傷つく」と取り下げるよう促される。
被害者のプライバシー保護？　冗談じゃない。　　そうやって守られてきたのは結局、加害者だ。　　＜その通りですよね、沖縄警察も２社の新聞社も情けない！＞
▲＜１９＞０６年に出した「沖縄・米兵による女性への性犯罪」は版を重ね現在は１３版だが？▼
・１９４５年以降の事件を新聞や活字資料などから丹念に拾って年表にした。
・そもそも米兵の市中での犯罪は政治問題以外のなにものでもない。　　＜そうだ！そうだ！＞
日米安全保障条約のもと米国の公務員として、沖縄に駐留し、日米地協定のもと罪を犯しても基地内に逃げ込めば大丈夫だとタカをくくっている。
沖縄の女性の人権が何度も踏みにじられるのは、不平等な地位協定を放置している日本政府の責任だ。　　　　＜その通りだと思います。＞

＝　暴力での問題解決　容認する社会構造　戦いは無駄でない　＝　
　＜翁長氏のエピソードがありますが省略します＞　
▲差別される沖縄の中にも女性差別があり、その女性の中にもさらなる差別があると？▼
・ある集会で男性の参加者から「これは安保の問題、女性の問題に矮小化するな」と批判されたこともある。
私は「これは安保の問題であり女性の問題だ」と言い返した。
・女性を犠牲にするあらゆる問題の底辺には、暴力を解決の手段として認めている社会のあり方がある。
だから私は基地に反対する。
　　　＜中略します＞
・私、７８歳の誕生日に肋骨４本と鎖骨を骨折したが、「骨は折れても心は折れない。　まだまだここから”ガンバロー！”だ。」