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  • from: ぽっぽさん

    2024年11月06日 12時11分36秒

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    米国の政治と暴力/トランプ支持の底流

    皆さん、こんにちはァ~!
    今日のTVは「米国大統領選挙」のニュースでどのチャンネルも・・・
    BGMでは「クラシック名曲集」を掛けていますが、今丁度「威風堂々」が・・・

    さて、アメリカの政治に関します登山リーダーからの2記事(少々古いです)をご紹介いたします。
    (いつものごとく「太文字」「<~>」はぽっぽが付けました)

    ◆◆ 米国の政治と暴力/トランプ支持の底流 ◆◆ 7月末・9月中旬の2記事です
    【米国の政治と暴力】
    ー 返り咲きを目指すトランプ前大統領の演説中の銃撃で聴衆が死亡した。
    建国以来、国民が銃を持つ権利を認め続けてきた米国の政治と暴力について聞いた。 ー
    = 「主張を実現」左右問わず過激化 =  西山隆行氏(成蹊大教授)
    ▲トランプ氏の銃撃事件をどう見るか?▼
    ・「激しい経済格差や政治的分断といった社会的矛盾の表れ」といった意見が多いことに違和感がある。
    軍・警察などの保有分を除いて「3億丁」の銃が存在す。
    日本と違って銃を容易に入手できる国だから起きたという側面はある。
    ▲一方で最近の米国では政治における暴力が目立つように見えるが?▼
    ・米国でもたとえ暗殺事件が起きたとしても、「暴力を許容しない」という超党派のコンセンサスがあったが、ここ数年は暴力による民主主義に対する脅威が目立っている。
    2021年1月には大統領選での敗戦を覆そうとした「トランプ氏の支持者」が連邦議会を襲撃し、暴力を容認するかのようなトランプ氏の言動が批判を受けた。
    ▲暴力的になっているのは保守派の人たちなのか?▼
    ・「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命も大切だ)」運動なども、もともと<暴力的では>なかったが、一部が過激になっている。
    以前ならば周囲が止めたであろう過激な議論が、ネット空間では増幅しがちだ。
    ▲なぜ米国では銃がなくならないのか?▼
    ・憲法の問題や最強の圧力団体といわれ共和党を支持する「全米ライフル協会(NRA)」のような団体の存在もあるが、「都市と農村の対立」という問題もある。
    農村では事件な人物が現れたとき、警察を呼んでもまにあわないので「自衛手段」を確保しないと「命と財産」を守れないという発想だ。
    ・さらに、銃がなければ力の弱い人間は自らを守れない。
    銃によって人は平等になるのだ」といった思想的な主張もある。
    ▲今回の事件はこれからの米国政治にどのような影響を与えるか?▼
    ・心配なのは11月に選挙が終わった後、大混乱が起こってしまうのではないかということだ。
    ・負け方が重要で、<20>08年の大統領選挙でオバマ氏に敗れたマケイン氏は、初の黒人大統領となるオバマ氏をたたえ、支持者にも歴史的な瞬間を前向きにとらえることを呼びかけた。

    = 「人民の武装」の理念 時代とズレ =  中野博文氏(北九州市立大教授)
    ▲トランプ氏銃撃を知りどう考えたか?▼
    ・意外には思わない、銃規制派の政権になると、逆に銃の売り上げが増え、銃メーカーの株価があがる。  それが米国社会だ。   <情けない国ですねぇ~!>
    ▲銃の所有は合衆国憲法で認められていると言われるが?▼
    憲法修正第2条はよく規制された三リシアは自由な国家の安全にとって必要であるので、人民が武器を保有し携帯する権利を侵してはならない」というものだ。
    ミリシア」は市民が自主的に組織した軍事組織のことだが、最高裁は2008年、同条について個人が銃を保有する権利を保証していると判断した。
    ・建国前の開拓地では共同体を守るために市民が武装していた。
    州が集まって合衆国が出来る田、連邦政府が独裁的、専制的になることを防ぐ目的で、修正第2条が作られ、人民による自治の思想がその根にあるのは確かだ。 <それが銃を持っても良いと・・・野蛮人ですか!>
    ▲建国の時代の信念に根ざしているから、銃の規制は難しいと?▼
    ・人民の武装の権利と、個人が自由に銃を持てることの間には大きなギャップがある。
    当時からの人々の考え方が受け継がれたのと、あとからつくられた「神話」の部分がある。
    時代を経て銃は「自由の象徴」として「神格化」されていった。  <情けない!>
    銃所有の理念は、銃メーカーと一部の政治勢力が意図的に広めてきたと言える。
    ▲米国では暴力で連邦政府に対抗しようという勢力も絶えないが?▼
    ・近年でも一部の極右主義者たちが1990年代に武装団体を組織し、自ら「ミリシア」と名乗った。
    2021年の連邦議会襲撃事件も、民間のミリシア団体が暴動を扇動している。
    ・その背景にあるのは、1960年代の公民権運動で、連邦政府が南部の州の人種隔離政策を批判し、軍事介入した事件だと考える。
    ▲今回の事件<トランプ銃撃>は単独犯とみられ、背景ははっきりしないが、政治を正すためには暴力をふるってもいいとと考える傾向が米国にあるのはなぜか?▼
    ・重要なポイントが二つある。
    まずは、額に汗して働いた人は必ず豊かになるという信念だ。
    もう一つは反エリート主義だ。
    ▲人を殺傷する武器を規制できないのは理解できないが?▼
    ・北米大陸に最初の植民地が出来たのは1607年で、米国独立宣言が1776年
    独立戦争や内乱があり、人々には連邦政府が武力を独占することへの懸念自分たちの力で自由を守らなければいけない切迫感がった。
    そんな時代に作られたのが「人民の武装」の理念だから、どこかの段階で切り替えることが必要だったと思う、17世紀の考え方を21世紀まで引きずっているのは無理がある。    <今、米国は「銃からの脱皮が急務」と考えますが・・・いかに!?>

    【トランプ支持の底流】
    ー 奇異と思える言動も多いトランプ氏なのに、なぜ今も支持されるのだろうか。 ー
    = 侵攻マッチョ化 暴力的な忠誠 =  森本あんり氏(神学者)
    ▲トランプ氏がなぜ支持されるのか、専門の宗教の観点からは何が見えるか?▼
    ・トランプ氏の有力支持基盤の一つに「キリスト教福音派」がある。
    米国はキリスト教、特にプロテスタント信仰を精神的基盤にした国家だ。
    プロテスタントの内の非主流派が相対的に福音派と呼ばれ、20世紀後半以降、存在感を増している。
    聖書には同性愛の否定と読める記述があり、福音派の人はそれを理由に同性愛に反対する。
    それに対して主流派の多くは、当時の言葉をその背景から理解したいとダメだと考え、平等や愛の意味を現代的にとらえ直す方向で聖書を読み直す。
    ▲宗教的な違いは、いまの米国政治やトランプ支持の現象にどう反映されているのか?▼
    ・進歩派と反進歩派の対立として表れている。
    20世紀後半以降の米国では、平等な社会の実現に向けて女性や少数はの権利を尊重する流れが強まった。
    他方それは一連の流れを知的エリートによる進歩的な改革と見て反発する動きも引き起こした。
    ・福音派の伸長は、エリート支配が固定化することへの反発や進歩に対する反動でもあり、それがトランプ氏への支持とつながっている。
    ▲<森本氏は>奇異な言動もするに支持が続く背景に、米国特有の宗教的思考があるとも指摘してきたが?▼
    ・「富と成功の福音」と私が呼んでいるもので、特徴は「成功する人は神から祝福されている人だ」「神の祝福を受けているのならその人は正しい人だ」とみなすことだ。
    この理論で言うと「トランプ氏が現世で成功しているのは神が祝福しているからに違いない。」となる。   <ばかばかしい! 神の元では人は皆平等ではないですか!?>
    ▲<森本氏が>トランプ政治や選挙戦を見て気になっていることは何か?▼
    ・男性性と暴力の問題が浮上してきていることで、2021年にトランプ氏の扇動で起きた連邦議会議事堂襲撃事件を主導した集団名はキリスト教と深く関わっている「プラウドボーイズ」だった。
    彼らの中ではキリスト教と男性性の賛美、トランプ氏への忠誠がすべてつながっている。
    ・<なぜつながっているかと言うと>20世紀に米国のキリスト教内で進んだ「マッチョ化」だ。
    荒々しい男性文化の象徴だった西部開拓(19世紀)が終わり、世相が軟弱化したことに反発を覚えた人々が宗教を男性的に作り変える動きを進めた
    強い忠誠心を重視し、信仰を「男のロマン」とみなす運動で「筋肉質のキリスト教」とも呼ばれている。   <以下、省略します>

    = 反エリート 不満と希望を託す =  矢口祐人氏(アメリカ文化研究者)
    ▲トランプ氏が根強い支持を受け続けていることをどう見るか?▼
    ・トランプ支持の根底にあるのは反知性主義だ。
    <トランプ氏は>テレビなどの既存メディアに加え、SNSなどのネットメディアを非常にうまく利用した。
    反知性主義や反移民の「レトリック<コミュニケーションの場において情報を発信する側が、受信側を説得したり、納得させたりするための、手法やテクニック>」をきわめて効果的に拡散したことで、リベラル派エリートに反感を抱く人たちにとって、トランプ氏は一種の「アイコン(偶像)」になった。
    ・特にキリスト教原理主義者たちは、トランプ氏を「神に選ばれた存在」のように見ている。  <「神が人間を差別」するのでしょうか!?>
    他の保守派政治家では代わりは務まらないので、共和党は「トランプ党」になってしまった。
    ▲トランプ氏が初当選した2016年と現在を比べてどうか?▼
    ・<現在は>さらに米国社会の分断が進んだと思う。
    MSNBCなどのリベラル系メディアを見ている人と、保守系のFOXニュースを見ている人では全く別世界に生きていて、コミュニケーションが成立しない。
    保守派の世界に生きる人たちにとっては、トランプ氏は絶対的な存在になっている。
    大学に行かず、社会の現状に不安と不満を持つ人たちには、トランプ氏が大きな希望だ。  <以下、省略します>

    ・・・ということでございます。
    何だかトランプ氏の支持者は「時代錯誤」のように感じます!
    今回の大統領選挙では、そのトランプ氏が優勢とラジオが報じています。
    トランプが米大統領になったら、我が国は是非「国交断絶!」を。。。

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