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from: ぽっぽさん
2024年11月09日 09時12分01秒
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ガザの戦闘!
皆さん、おはようございます。
BGMは相変わらずクラシック音楽でございます。
お耳なんですが、昨夜~今(午前9時20分)の「虫の音」は昨日よりは少しマシになったかな?と思いますが、今朝の歯磨き時に左耳奥から「ガリガリ」という音が・・・
他の3人は静かにしてくれています。
今日のことなどは別のトピックといたしまして、昨日のトピックの最後に・・・
>次回は登山リーダーから頂いています新聞記事の最後「ガザ」を。。。
と書きましたごとく、「イスラエル:ガザ地区の戦闘」に関する「2記事(10月上旬)」をアップ致しますね。
【終わらぬガザの戦闘】
ー イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの侵攻を引き起こしたイスラム組織ハマスの攻撃から1年、停戦交渉は難航しパレスチナ側の死者は4万人を超えた。
イスラエルの苛烈な攻撃の背景には何があるのか、止めるすべはないのか。 ー
= 被害者意識と抵抗 攻撃を正当化 = 鶴見太郎氏(歴史境学者)
▲イスラエルの過剰なほどの王激似な、どんな歴史的背景があるのか?▼
・ホロコーストの記憶は自衛のためには手段を選ばない現在のイスラエルの姿勢を規定している。
一方、19世紀末から旧ロシア帝国内で起きた「ポグロム(ユダヤ人襲撃)」によるトラウマも源流にある。
・ロシア支配下の東欧に多く住んでいたユダヤ人に対し農村の不況を背景に、共生していた周りの住民らが彼ら<ユダヤ人>を比較的裕福とみなして敵視し、虐殺や略奪をした。
ロシア革命後の内戦時にはさらに激しくなり、ウクライナを中心に6万~20万人ほどの犠牲者が出たと言われている。
・ポグラムを経てロシア帝国のユダヤ人(ロシア・ユダヤ人)たちは、ユダヤ人が弱いからさげすまれるのだという意識を持つようになる。
「ロシア帝国の構成員」「ポーランドの住民」「ユダヤ教徒」といった多面的はアイデンティティーが脱色され、民族としての「ユダヤ人」という意識のみが残り、既存の体制に頼らない「強いユダヤ人」の自存自衛が必要と認識した。
▲第2次世界大戦ではさらに悲惨の虐殺、ホロコーストが起こったが?▼
・ホロコーストの記憶は「罪のないユダヤ人が理不尽に殺された」という被害者意識を呼び起こす。
一方、「抵抗しなかったためだ」とユダヤ人を責めるロシア・ユダヤ人の一見矛盾する考えも、文脈をかえつつ現在まで続いている。
自衛名目で過剰な攻撃を正当化する理論は、せんじ詰めるとこの二つの結びつきにある。
▲100年規模で続いてきた問題を国際社会は解決できないままだが?▼
・第1次世界大戦後の戦間期、「独立に値する民族的集団」を意味する「ネーション」の単位を前提した国際秩序が定まった。
パレスチナに住むアラブ人は本来、宗派や部族も多様だったが、そこにユダヤ人が入植しユダヤ民族かアラブ民族かというネーション前提のルールが押し付けられた。
・今のイスラエルでもアラブ系民族の追放尾を求める言説が発せられる。
ガザやヨルダン川西岸に壁を設けてアラブ住民を分離する行為も近い発想だ。
▲現状を打開できるか?▼
・即効薬はない。 イスラエルの姿勢は、ポグロムから100年以上かけて形成された。
ここまで起きてきたことを体系的に反省して取り組む必要がある。
・その責任は当事者ではなく、国際社会が持つべきものだ。
「孤立ではなく国際協調こそがイスラエルの安全保障につながる」という経験を積んでもらうしかない。
= 国際的な停戦監視や復興貢献を = 東 大作氏(国際政治学者)
<上記の質疑と重なるような箇所は省略しました>
▲ネタニヤフ政府はレバノンのイスラム教シーア派組織でハマスと共闘関係にあるヒズボラへの攻撃を激化させているが?▼
・ガザ停戦への圧力をかわすため戦線を拡大しているように見える。
まずガザ停戦を実現することが一番重要だ。
▲ガザの問題を根本的に解決するにはどうすればいいか?▼
・パレスチナ人の国家を認めイスラエルとの「2国家解決」を目指すことが基本的な解決策だ。
・<停戦しても>停戦後も両者の緊張関係は続くので、私はイスラエルが撤退した後に国連がガザ内部に[PKO(平和維持活動)」の部隊を派遣し、停戦を監視することで両者の信頼醸成を唸楽ことを提唱している。 <私も「国連の活動」が最善かと思います!>
▲憎しみの連鎖を断ち切るにはどうすればよいか?▼
・ガザの人々に希望を持ってもらうことだ。
イスラエルによる封鎖が続くガザは「天井のない監獄」と表現されている。
<以下、省略いたします>
【ガザ戦闘 問われる世界】
ー イスラム組織ハマスの奇襲を受けたイスラエルはパレスチナ自治区ガザへの攻撃を緩めず、ハマスと共闘するヒズボラの拠点、隣国レバノンへの侵攻も始めた。
民間人の犠牲をいとわず報復をエスカレートさせるイスラエルの姿勢は、国際社会の分断を生んでいる。 ー
= 新しい思想的対立 揺らぐ秩序 = 篠田英朗(ひであき)氏(国際政治学者)
▲イスラエルによるガザ地区への攻撃は、収まるどころか多方面に拡大する様相を見せているが?▼
・今回のガザ危機は国際レジーム(体制)の存立の危機であり、過去数十年で最も深刻な「国際秩序への挑戦」だと思う。
・ガザ地区を含むパレスチナの非占領地域では、1967年以来、イスラエルによる違法な占領が続いた。
そこに今回、ガザへの違法な攻撃が上積みされ、一般市民の被害を避けようとするそぶりすら見えない。
国際法秩序の根幹を揺るがす非常事態だ。
▲イスラエルには批判が高まっているが、米国や欧州主要国はイスラエルを支持しているが?▼
・私は新しい思想的対立が世界に浮上してきたことを映す現象だと思う。
「アラブの大義」対「ユダヤの大義」という旧来の対立とは異なる、「反植民地主義」対「対テロ戦争」という思想的対立だ。
・「反植民地主義」とはある地域が強国に植民地化されることに反対する立場だ。
いま「グローバルサウス(新興・途上国)」の国々にイスラエル批判が広がている現象には、反植民地主義が反映されている。
▲「対テロ戦争」とはどういう立場か?▼
・テロリストは撲滅されるべきだと考える立場で、2001年の同時多発テロ事件を引き金に、米国を中心とした諸国が始めたのが「対テロ戦争」だった。
特徴は撲滅するためには国際法からの逸脱も辞さない姿勢で、実際米国はアフガニスタン空爆やイラク侵攻したが「悪いのはテロリストの方だ」と正当化し、国際法レジームを大きく傷つけた。
▲ロシアのウクライナ侵攻は批判するが、ガザへのイスラエルの攻撃は支持する米国や欧州主要国の姿勢には「ダブルスタンダード(二重基準)」だとの批判があるが?▼
・身内に甘く外には厳しくしてしまう、弱い人間が正義を振り回す時に起こるのがダブルスタンダードだ。
<以下は省略いたします>
= 停戦の先の信頼構築 日本の道 =
上村 司(つかさ)氏(日本政府代表・中東和平担当特使)
▲パレスチナ問題に日本はどう向き合ってきたか?▼
・日本外交の第一の基軸は、民族自決権に基づいてパレスチナ国家を樹立し、イスラエルと平和裏に共存する「2国家解決」を実現することにある。
<中略します>
▲この地域<イスラエルのパレスチナ地区>は日本にはどういう意味を持つか?▼
・エネルギー供給源だから中東は重要と言われてきて、この地域には世界の物流の要衝がある。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教といる一神教の揺籃(ようらん)の地であり、歴史上大きな動乱の震源地ともなった。
<ですから私は「3つの一神教の聖地エルサレム」で3宗教の親分が集まって「和平の活動」をすべきだと提唱しています!>
中東理解、中東との関係を抜きにして、海外に依存する日本が生きていく道はない。
今回のガザ危機でイスラエルとパレスチナの信頼は根底から崩れ去った。
停戦の先に、お互いの信頼をどう築き直していくかが問題解決の核心と思う。
・日本はイスラエルとパレスチナの若者の交流など、相互信頼を一から積み上げる地道な取り組みに力を入れなければならない。
<私は日本が「国連に働きかけて停戦合意を実現」させることが最善だと愚考いたします!>
・・・ということでややこしい「イスラエルのガザ地区問題」を書かせて頂きました。
さて、皆さんは如何にお考えでしょうか?
今回で私がアップしたかった14記事が完了致しました。 フッ!\(^_^)/
(「11/2:①②子どもに伝える戦争」「11/4:③基地被害・④骨折れても・⑤核開発・⑥原発事故後」「11/5:⑦⑧社説戦後79年」「11/6:⑨米国の政治・⑩トランプ支持」「11/8:⑪岸田政権・⑫天皇制論」「11/9⑬⑭ガザ戦闘」)-
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