私が先に進めなくても

向こうは勝手に前に進んでる


私と別れたら

その相手の人と付き合うって言ってた


勉強してる間も終わったら会えるって励みにしてたのにな…



私がそう思ってる間も

2人仲良くやってたかと思うと泣き叫びたくなる


彼氏は私と付き合ったとき彼女が出来たのが六年ぶりだといっていた


彼氏の元カノは他に好きな男を作って彼氏の元から去った


凄く辛かったから俺はそんなことしないって


そういってたのに


まるで同じことしてる



アンタは苦しくて新しい彼女出来るまで六年掛かってる


他の誰よりも私のキモチ分かるはずじゃないの？


大切な人に裏切られるキモチ







年明けから模試の結果に伸び悩んで

必死でもがいて


少し連絡をする時間が減ったけど自分のことしか見えてなくて

その分勉強できるって思ってしまった



私が必死で勉強してるとき


向こうは向こうで私じゃない人とｾｯｸｽしてた

一旦社会に出てから学生に戻った

仕事を辞めるときも
学校に入るときも
傍にいてくれた

けど卒業には居てくれなかった

私は資格を取るために学校にいったけど
最後まで伸び悩んだ


遊びも
テレビも我慢して

我慢して我慢したのに


我慢し過ぎてしまった



会う時間を減らした

その時間も勉強に費やした


そしたら

むこうに他に好きな人が出来てしまった

四年間のうちの

たった2ヶ月…



いままで大したケンカもしたことなかったのに



勝手に大丈夫だって思い込んでしまった


我慢すれば我慢するほど
頑張れば頑張るほど報われるって

そう思ってたけど

違った



まるでカフカの『変身』


言い過ぎか

いつも思い出してしまう

私を好いていてくれたときに抱き締めてくれた肌の温もり

ただ
それだけで

癒されていた


私なんかでいいの？


と聞く度


俺が好きだからいいの
あんまり言うと怒るよ

と


だって

それまで異性からの無条件の愛に触れることがなかった

過去に好きだった人は最後まで私を認めてはくれなかった

いつもいつも

今のｵﾏｴじゃ駄目だ

って

そういわれてた


その度
私はダメなんだって思い込んだ…


だから
今の私でいいと言ってくれた

その一言が
私の心の周りに付いた固い殻をどのくらい溶かしてくれたか

嬉しくて
ただ嬉しくて

彼の胸の中で涙を溢したあの頃に戻りたい

忘れたいと思っても忘れることなどできない

嫌いになりたいと思っても嫌いになることなどできない

時間が解決してくれる

なんて


そうかもしれない


けど
そんな時間がない


女性はなぜ結婚を焦り出すのか

それは出産にはﾀｲﾑｱｳﾄが存在するから

男性が子孫繁栄のため本能的に性に貪欲になるように
女性も自らのリミットを本能的に感じとり危機感を覚える


私の気持ちは空洞のまま

どこにいけばいいの

いままでの四年間が楽しくて

その生活が当たり前で


私の側にいてくれるのが当たり前だって思ってた




私の気持ちはまだここにあるのに…


私が何か悪いことしたかな

四年付き合ってるんだから分かってくれるなんて

どうして思っちゃったんかなあ

ｽﾇｰﾋﾟｰは納得いかないことがあるとといつも友達のﾁｬｰﾘｰﾌﾞﾗｳﾝに問いかける

『ﾁｬｰﾘｰﾌﾞﾗｳﾝ何故なんだい』
と


私は私自身にいつも問いかけている


なんで

なんで

私はなんだったんだろうと