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弥生の河に言の葉が流れる

弥生の河に言の葉が流れる>掲示板

公開 メンバー数:7人

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from: yumiさん

2010年07月04日 12時29分04秒

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特別企画!?始動

5000人突破記念キャラクター対談(?)友梨(ゆうり)以下:友智里(ちさと)以下:智美波(みなみ)以下:美昌獅(まさし)以下:昌勇真(ゆうま)以下:勇

5000人突破記念キャラクター対談(?)
友梨(ゆうり)以下:友
智里(ちさと)以下:智
美波(みなみ)以下:美
昌獅(まさし)以下:昌
勇真(ゆうま)以下:勇
涼太(りょうた)以下:涼  とさせて頂きます。


友:「5000人突破記念」
智:「特別企画」
美:「キャラクター対談!?」
友:「先ずは自己紹介しましょうか?」
智:「まあ、それが先決でしょ」
美:「うん、そうだね」
友:「まずは私、高田(たかだ)友梨、高校三年です」
智:「高田友梨の妹の智里、高校一年」
美:「え〜と、友梨お姉ちゃんと智里お姉ちゃんの妹の美波、中学校二年です」
――シーン――
「「「………。」」」
友:「ほら次、さっさとしないと、作者がめんどくさがって、中止しちゃうじゃない!?」
友梨近くにいた昌獅を抓る。
昌獅、痛みで顔を顰め、そして小さく溜息を吐く。
昌「(別に中止してもいいじゃねえか、めんどくせぇ……)日部(にちべ)昌獅、高三」
勇真、苦笑を浮かべる
勇:「三村(みむら)勇真大学二年」
涼:「………」
美波、涼太の服の裾を引っ張る。
美:「ほら、リョウくん、自己紹介」
涼:「(……無防備に近付くなよ……、つーか、ぜってい、こいつオレを男だと思ってないよな……は〜…)月前(つきまえ)涼太、中一」
美:「よくできました」
美波、満面の笑みを浮かべ、涼太の頭を撫でる。
涼太、嫌そうに顔を顰める。
涼:「(子ども扱いかよ!?)止めろよな!!」
涼太、美波の手を払い除ける。
美:「あ……。」
涼:「(だから、そんな顔すんな!!)ふんっ!」
涼太、意地になってそっぽを向く、その顔は赤かった。
涼:「っ――!?うっせ――っ!!!」
「「「「………………(可哀想に…合掌)」」」」
友:「え〜と、ではさっそくお答えしましょう!」
友梨箱に手を伸ばす。――スカッ――
友「………………あれ?」
昌:「どうした?」
友:「無い……あ、あった」

《特に質問がないので、勝手にやってください。バーイ作者》

「「「「「「………」」」」」」
昌:「何だよ、これ」
昌獅、唸る。
友:「え〜と……取り敢えず、誕生日、やっとく?」

Q:皆さんの誕生日はいつですか?

A:
友:「私は前に答えたと思うけど、もう一度言います3月27日で〜す」
智:「1月5日」
美:「そっけないね、智里お姉ちゃん…」
智:「煩い、さっさと、終わらせてほかの事がしたいの、ほら、美波も答える」
美:「1月15日です、元成人の日で〜す」
昌:「9月20日」
勇:「4月19日だな」
涼:「………7月20日」
美:「あ、誕生日が近いね、パーティしようよ」
涼:「(だから、言いたくなかったんだよ)めんどくさい」
美:「え〜!誕生日だよ?」
涼:「別にどうでもいい」
ヒラヒラと紙が空から降ってきた。
美波、紙を拾い上げる。

《涼太の誕生日頃に彼の誕生日祝いの小説を書く予定です、他の人たちのも用意するので、そのつもりで。バーイ作者》

美:「だって」
涼:「〜〜〜〜〜っ(もう言い返す気力も無い)」
友:「え〜と、次の質問!!」

Q:携帯の色は?

A:
友:「私はアレが用意した青色の携帯だけ」
智:「お姉ちゃんと一緒の機種で、白」
美:「あたしは勇真さんから頂いたので、オレンジ色、夕日のような色で、すごく綺麗なんだよ」
智:「はいはい」
涼:「オレが先に言った方がいいな、オレはまだ携帯を持っていないが、どこかで、昌獅から携帯を借りる、それは緑だと、作者から聞いている」
美:「……リョウくんとは、まだ、再会してないもんね…」
美波、悲しげに顔を歪ませる。
涼:「泣くなよ?」
昌:「…………俺はシルバー(元からの持ち物)」
勇:「おれは黒。これで以上かな?」
友:「はい」

友:「ここまで、ありがとうございました。作者に代わってお礼を言わせていただきます。
 今回の5000人突破は皆様の御陰でできたので、嬉しいです。
 本編はまだまだ、問題が山積みですが、皆の力を合わせて乗り越えていきたいです。
 10000人突破記念のやる事はまだ、ちゃんとは決まっていませんので、書いていただければ、反映できると思います。
 それと、もしよろしければ、お気に入りのキャラクターがあれば送ってください、作者がキャラクター投票をしたいようです。え〜と…なんだったかな…(友梨、紙を見る)
 あ、あった、月初めに集計して、そして、人気のあるキャラクターの出番を増やしたいです…もし、他のキャラクターに票があって、友梨ちゃんに無い場合は、友梨ちゃんの出番を削ります…え〜〜〜〜〜!?
 うそ、それ困る!……あ〜皆様、どうか、私の出番を増やすように、投票してください!!!
 ……遅れましたが、これからも、「弥生の河に言の葉が流れる」をよろしくお願いします。」

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from: yumiさん

2010年07月20日 09時12分30秒

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「特別企画!?」
涼太:誕生日・後編・

「はあ…はあ…。」

 肩で息をする美波を見て、涼太はもう少しゆっくり歩けばよかったと後悔をするが、あの時は恥ずかしさが勝っていたので、仕方がないような気もした。

「大丈夫か?」
「う、うん。」

 弱弱しく微笑む美波を見詰める涼太だったが、何か違和感を覚えた。

「……。」
「どうしたの?」
「………美波。」

 涼太は屈みこみ、美波の足に触れる。

「りょ、リョウくん!」

 目を丸くさせる美波は慌てて足を隠そうとするが、それは少し遅かった。

「……悪い。」

 涼太は表情を曇らせた、その理由は美波が鼻緒擦れを起こしていたからだ。

「リョウくんは悪くないよ!」

 美波は首を横に振ったが、涼太はそう簡単に自分を許そうとはしなかった。

「美波。」
「何?」
「ほんの少し離れるが、絶対に変なのに絡まれるなよ。」
「ふえ?」
「絶対に動くなよ!」

 涼太は早々と美波の元から離れていき、美波は不思議そうに首を傾げていると、すぐに涼太は戻ってきた。

「大丈夫だったか!?」

 二分も経ったか経ってないかの時間にどうすれば、何かの問題に巻き込まれるのか、と誰もが思うかもしれないが、美波はトラブルメーカーなので、ほんの一秒でも問題が引き起こされることがあるので、涼太は気が気でなかった。

「え?リョウくんすぐ戻ってきたから大丈夫だよ?」
「……すぐでも、トラブルを引き起こす奴がここにいるじゃないか。」

 涼太は溜息とともにその言葉を吐くが、幸いにも美波の耳には届かなかった。

「美波、ジッとしていろよ。」

 涼太は自分の膝の上に美波の鼻緒擦れを起こした足を乗せ、その足を先程濡らしてきたハンカチで冷やした。

「……少し抑えててくれ。」

 涼太は美波にそう言うと、自分は美波の下駄を持ち上げ、二枚目のハンカチで鼻緒の部分を巻いた。

「リョウくん器用だね。」

 感心した美波の言いように涼太は眉間に皺を寄せた。

「世話をかける誰かさんの御陰で必要以上に器用になったからな。」
「へ〜。」

 自分の事を言われているとは気づいていない美波は再び感心している。

「……これでよし。」
「ありがとう。」
「これからどうする?」

 涼太としてはこれ以上何も起きないうちにさっさと美波を家に送っていった方が得策のように思えたが、それでも、この祭りを楽しみにしていた美波の事を考え、譲歩した。

「うん、リンゴ飴を食べてから、射的をしたいな〜。」
「分かった。」
「その後はね、花火を見るの。」
「分かった、分かった。」

 涼太は美波の手を引き、腰掛けるのに丁度いい岩の上に美波を座らせた。

「焼きそば食うか?」
「うん。」
「そういやさっき、お前の姉さんにあったぞ。」
「…あ〜、友梨お姉ちゃん?そういえば、お姉ちゃんそんな事言ってた気がするな。」
「そうなのか?」
「うん。」

 喋りながら器用に食べる涼太とは対照的に、美波は喋る時は手を止め、食べる時は必死になって食べていた。

「…ん、ご馳走さん。」
「ふえ、早い……。」
「そんな事ねえぞ。」
「むむむ……。」

 美波は必死で食べるが、中々焼きそばの量は減らない。
 そして、涼太が食べ終わって十五分は経ったというくらいに、ようやく美波はリンゴ飴を食べ始める。
 おいしそうに食べる美波を見詰めながら、涼太はそれを買ってよかったと心の中で小さく思ったのは、彼だけの秘密だ。

「リョウくん。」
「ん?」
「一口食べる?」
「はあ?」

 珍しく間抜けな表情を作る涼太に美波はニッコリと微笑んだ。

「買ってもらったでしょ?あたし一人で食べるのももったないんだもん。」
「でもな、オレは甘いのは。」
「駄目?」

 まるで捨てられた子犬のようにしょんぼりとする美波の申し出に、涼太が断れるはずがなかった。

「分かった、一口だけな。」

 涼太は意を決して、一口飴の部分ではなく美波のかじった実の部分を食べた。しかし、少し雨の部分を口に含んだのだろう、涼太は微かに眉を寄せた。

「甘いな…。」
「うん、おいしよね〜。」

 微妙にかみ合っていない会話に涼太は溜息を吐いた。

「うまいのなら、それでいい。」
「うん。」

 美波は再び嬉しそうにリンゴ飴を食べ始めた。



「リョウくん!!」

 美波は涼太の手を引き、射的の出店まで引っ張って行く。

「待てよ。」
「あそこの景品で可愛いのあったんだよ!」

 いつの間にそんなもんを見たんだ、という涼太の突っ込みは美波の耳にはどうやら聞こえなかったみたいだ。

「……。」
「おじさん!一回お願いしま〜す!」

 美波はお代を払おうとするが、涼太に止められた。

「え?」
「友梨先輩がくれたから、おごる。」
「で、でも…。」
「オレが貰ったんだ、好きにさせろ。」
「……。」

 美波はこれ以上何を言っても無駄だと悟り、さっさと銃を構えお目当ての景品の番号札に狙いを定める。

「いけっ!」

 引き金を引き、勢いよくコルクが飛び出すが、美波の狙った札よりも十数センチもずれた。

「……。」
「……へた。」
「むうううううう………。」

 美波は怒りで顔を真っ赤にさせ、次々に撃っていくがどれも器用に番号札にはあたらず落ちていった。

「…ここまで外すのも一層清々しいな。」
「…リョウくん、やって!」

 美波は膨れっ面のまま涼太に自分が今しがた使っていた銃を突きつけ、涼太はそれを苦笑しながら受け取った。

「おっさん、一回追加。」
「おう。」

 涼太はコルクをつめ、美波が中てようとした三番の番号札に向かって先を向け、特に身を乗り出さず、一気に引き金を引いた。

「えっ!」

 涼太が放ったコルクは見事に番号札の真ん中に当たりこけた。

「…他にはどれが欲しい?」

 美波は一瞬無茶を言おうかと思ったが、それよりも、自分が欲しい景品を取ってもらえるという欲求に負け、一番、十番、十三番の札を指差した。

「分かった。」

 涼太はまず、一番を狙い、見事に命中させた。
 その次は十番を狙い、危うく狙いが逸れそうになったが、それでも、彼は命中させた。
 十三番は先程の危うさなど見せず、見事に命中。

「すごい!すよいよ!」

 手放しで褒める美波に涼太は一瞬頬を緩ませた。

「……。」

 残る弾は後一つ、美波は特に欲しいものがないのか、何も言ってこないが、それでも、彼女の視線は何も言わない変わりに雄弁にある事を語っていた。
 涼太は美波の視線の先のものに勿論気付き、そして、迷わずそれを狙った。
 良太の放った最後のコルクは見事一番高い棚にある特等と書かれた札を倒した。

「お、うまいと思ったが、これもとったか。」

 見せの主は苦笑に近い笑みを浮かべ、景品を涼太の前に置いた。
 三番の可愛らしい兎の置物
 一番の木彫りの犬のストラップ
 十番の綺麗なオレンジ色に染められたコースター
 十三番の桜の花を描いたグラス
 そして、特等の華奢な指輪だった。

「リョウくん……。」
「これ欲しかったんだろ?」

 涼太は美波の手の上にその華奢の指輪を置いた。
 指輪は銀色でその中央には淡いピンクのガラス玉が埋められていた。

「何で分かったの?」
「お前を見てりゃすぐに分かる。」
「そうなんだ〜。」

 感心しながら指輪を嬉しそうに見ている美波に涼太は口元を緩ませた。

「気に入ったか?」
「うん!ありがとう、大切にするね。」

 涼太は本当に美波が喜んでくれたので、今日祭りに来て本当によかったと思ったのだった。

「あ。」

 涼太は偶然目の前にかかっていた時計を見て、もうすぐ打ち上げ花火が始まる事を知った。

「美波、もうすぐだ。」
「ふえ?」
「は・な・び。」
「ウソッ!」
「嘘じゃねぇ、行くか?」
「うん!」

 涼太は自分がとった景品を抱えるが、フッと空いた焼き場の袋を思い出しそれに全部入れた。

「リョウくん……。」

 涼太が袋に入れたのを見た美波は悲しげに眉を下げた。

「しゃーねー、だろ。」
「でも〜。」
「そんなちっぽけな手提げに入る訳ないからな、これがいいんだ。」
「手提げ…って巾着の事!」
「別に何でもいいだろ、早く行かねえと、場所とられるぞ。」
「う、うん。」

 美波は涼太の手に引かれ、そのまま見晴らしのいい場所までついていった。

「…リョウくん。」
「ん?」
「ここ、人が少ないな。」

 それもそうだ、美波は知らないが、涼太がつれてきたのはあまり人に知られていない穴場と呼ばれる場所だった。

「そりゃ、そうだろ。」

 涼太がこの場所を見つけたのは小学校三年あたりで、その時ワザと親からはなれ、そして、この場所を見つけたのだった。
 当時は真っ暗な闇が怖く感じて半泣きになっていたが、打ち上げられた花火の美しさは今まで見たどの花火よりも美しく、そして、大輪の花を思わせた。
 だから、だろう、涼太は美波の近所の神社がここだと知って、この場所につれてきたのだった。
 そして、花火が夜空に大輪の花として咲いた。

「うわあぁぁ…。」
「……。」
「綺麗……。」

 次々と上げられ花火はどれも綺麗で、人気のないこの場所で二人は十二分に花火を堪能した。



「綺麗だったね。」

 帰り道、美波が涼太の手に引かれながらそう言った。

「ん。」
「………ねえ、リョウくん。」
「何だ?」
「お誕生日、おめでとう。」
「え……。」

 唐突の言葉に涼太は目を丸くさせた。

「……もしかして忘れてた?」

 言われて涼太はようやく自分の誕生日が今日だという事を思い出した。

「それで、誘ったのか?」
「う〜ん、少し違うかな?」
「……。」
「あのね、あのね、誕生日プレゼントを用意したんだけど…すんごい、変で……それの変わりに、これに誘ったんだけど…………う〜ん、笑わないでね?」

 美波はそう言うと、巾着から小さな紙袋を涼太の手に置いた。
 涼太はどんな変なものを渡すのかと思い、眉間に皺を寄せ、掌にそれを置いた。

「……。」

 涼太の手のひらに転がっているものは携帯などに付けるストラップで、ストラップの先の針金の部分や他の部分が異様に歪んでいる、だけどその中にある淡い赤色の石が涼太の目を引き付けた。

「この石ね、勇真(ゆうま)さんが取り寄せてくれたの。」

 一瞬涼太の眉がピクリと上がったが、美波は気付かなかった。

「リョウくんの誕生石は7月だからルビーでしょ、その原石なの。」
「……。」
「手作りのストラップだから、すんごくもったいないもするけど……。」
「ありがとうな。」
「え……。」
「プレゼント、ありがとな。」

 涼太はそっぽを向き礼を述べる。

「大切にするから。」
「うん!」

 涼太は確かに誕生日プレゼントをもらったのは嬉しかったが、それよりも、自分の誕生日を覚えていてくれて、笑顔でおめでとうと言ってくれた方が何倍も嬉しかった。
 涼太の十三回目の誕生日は今までで一番嬉しく、そして、美しいものとなった。

〜終わり〜

あとがき:リョウ(涼太)くん、誕生日おめでとう!?
ようやく、みな(美波)ちゃんと同じ年になりましたね、彼女の誕生日が来るまで、当分の間同じ年、……作中ではでていませんが、身長はまだ少しみなちゃんが高いので、そのうち追い抜いて欲しいですね。
さ〜て、今回は出番の少なかった人、全くでてこなかった人もいますが、次回は10000人記念が先か、それとも、まさ(昌獅)くんの誕生日が先か、その時によりますね。
それでは、この場駄文を呼んでいただいた方には感謝いたします。ありがとうございます。

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