「島サミット」
なんくるの皆さん、おはようございます。
当方、この２日間ほどは沖縄並？の暑さでございます(*^ｏ^*)/

沖縄では２５・２６日「第六回太平洋・島サミット」が名護市で開催されましたね。　　
新聞記事から拾ってみますと・・・

３年に１度沖縄で開催されるこの「島サミット」、今までは「経済援助・地球温暖化対応」が中心でしたが、今回は「航行の自由の確保」を含めた「海洋ルールの順守」を首脳宣言で打ち出しましたネ。

国連海洋法条約を重要視したこの「海洋ルールの順守＝海洋秩序の順守」は、東シナ海・南シナ海での「海洋権益の拡大」を図る「中国のけん制姿勢」を鮮明にしたものようです。

さらに首脳宣言では「島しょ国への支援」に関して「中国を含む新興国の援助国は透明性を高めることが重要だ」としている。
これも中国のトンガ・フィジーなどへの「返済能力を超えた援助」へのけん制であるとしています。

そして、今回初めて米国が参加しました。　（が・・・）　
米国は「公海上のアジア太平洋地域を国防戦略で重視」（やはり「軍事優先」だなぁ）を掲げての参加です。
また、閣僚級でなく国務次官補代理の出席でしたし、次回の参加は結論持ち越しの様です。

以前に我が県で開催されました「ＣＯＰ１０」（生物多様性条約第10回締約国会議）には、米国は「オブザーバー」としてしか参加していません。　　
どうも「軍事大国の政策＝戦争や紛争」と「環境・医療・教育など」とは相反するようで・・・

世界の覇者を自認する国ならば世界の「模範国家」となってもらいたいし「積極的に中国をけん制」してもらいたいですねｏ(>_<)ｏ