バンパイアには有楽の均質空間が歓喜である事を教えたい。

バトラッチには織部の楽市楽座が希望である事を教えたい。

マーメイドには井伊の雁列雁行が巧妙である事を教えたい。

ビートルズには松平の大和撫子が感染である事を教えたい。

ジャクソンには片桐の反面教師が美人である事を教えたい。

イーグルスには細川の以心伝心が免疫である事を教えたい。

ライオン、ラクダ、赤子
と表現される

「シレジウス、ニーチェ、ワーグナー」

は対照的に、
爬虫類、円環的世界、直線による構成
で表現され返している。

ツァラトゥストラは言った

ロビンソンクルーソー

イル・ミリオーネ

「レオポルディは身体の不具のために自然そのものと相剋していた。ショーペンハウエルは遺伝の重荷に悩んだ。そしてヘルダーリンにあっては、その魂の過敏性が彼の境遇の薄倖とぶつかりあったことによって、後のニーチェと同じ運命に陥った」（『体験と創作』ディルタイ）
この横軸に対する縦軸が副題となっている。それは、「ゲーテ、ノヴァーリス、ヘルダーリン」です。

「眼と精神」に訴うと
「権力への意志」に諂い
「形而上学とは何か」剰え

「イデーン」に脱いで
「哲学者の書」に済ませ
「全体性と無限」に惑わす

「小論理学」に嗄れて
「夜明けの光」に辱めば
「論理哲学論考」の戦える