宇宙が何かというイメージの抱き方としては、その実相からはすぐに思い浮かばないのですが、水面に喩えるのが良いようです。
私たちが日常その領域に注意を払わなくて済んでいる訳が丁度水蒸気のように強度を和らげる性質を持っている所為と見れば大過ないのですし、「杞憂」の現代版として太陽系を境に降り注いでいる雨によっての如く大地は沈められてしまうという妄想が様々な要素によって可能でもあるからです。
時間を行く限りでの寓意ではあるのですが、地球市民とも言われる今日、他者とどのように付き合っていくべきか人生観を獲得するのに都合良い事請け合いです。
極端なところではこの地上に享けた生を超越者の下僕として修行するべきつかの間の夢というのでも構わないし、「地湧の菩薩」(どっかの教団)としてあらゆる係累から自由のみとなって得道を志すというのでも構わないのです。
要するにこのとき、
白きゴール（特殊相対性理論）
ありきスタート(科学哲学)
溶く手（哲学）
若い力（一般相対性理論）
というそれぞれのシュコウがあることに配慮する必要が生まれることを周知されたし。ではこれにて一件落着,失礼をば。