平山郁夫の死とサピエンスと思いきやルーデンス向きということ

正岡子規の死とルーデンスと思いきやエコノミクス向きということ

三島由紀夫の死とファーベルと思いきやサピエンス向きということ

川端康成の死とエコノミクスと思いきやファーベル向きということ

地獄変(芥川龍之介)


注文の多い料理店(宮沢賢治)


砂の女(安部公房)


私記録詠(宮柊ニ)

寿栄広で的中案は芸妓楽しむマナーを知らないのであってエチケット徹するのは別段。
行人〜こころ?でしょうか。
パンタレイでスム考はアースダイバーを知らないのであって芭蕉へカエル訳有りは別段。
草枕〜明暗？でしょうか。
鬘が永マイクはエボラ出血熱の存在を知らないのであって優先権を保たれないのは別段。
坊っちゃん〜虞美人草でしょうか。

星雲にて「私はダンサーじゃありません」(ベルクソン嘆)
兎小屋にて「一つ太刀今こそ天に擲つ直垂」(千利休逝く)
エコハウスにて「紐パンで更に泣く破目気心と」(サブ詠ず)

驚くべきことに浦島太郎には誰の事でもないという仕掛けが存在し、鶴の恩返しには床までこそ無いという仕掛けが存在している。

近代ロマンは音楽に譬えるとＲＶＷの『海』であり絵画に譬えるとＶＶＧの『カフェ』である。だからと言ってシュニトケの一番、ターナーの船になるわけではない。ましてやマグリッド、火の鳥、ムンク、革命…。なぜならそれらは近代化の到達した私達のとっての自白、独白に近くはあっても謳歌したところの告白とはなりえない性格のもの達だからだ。研究室の考古学とか現実的なワイズであって宗教的にクレバーではない。
近代ロマンの情熱と古代レアルの英知によって現代社会が動かされているとするなら、カントが建築術と呼んだところの人間性を競争原理としてヴィトが言語ゲームと呼んだところの動植物性を行動様式とする必要性に迫られているのではないかと感じる。

チンパンジーは眺望だが羨望も見られた。　　帰依せずにすむ。
ポンゴは被害妄想で誇大妄想できなかった。　物を忘れがたい。
ゴリラは虚ろであるが悲しみは本物である。　　誰も傷つけない。
猿は羽目を服せず口外しては赤っ恥である。　　　年を取らない。
豚は大目を張れず襞流しては青っ洟である。　　　　強盗知らず。
牛は虫食いを語れず虫食いにて参考書だろう。　　無縁知らず。
鳥は片目を閉じれず梟森にて堕天使だろう。　　　　外典知らず。
羊は木目を悟れず葉刈りした菩薩達だろう。　　　　成仏知らず。

＊交渉
やはり熊は徘徊症だって夢遊病とは思われなかった。
やはりライオンは気ぐらい高めでお日様に仕えている。
やはりヤギは遅れていくが道は険しくなる。
やはりピラニアは舌の筋肉で余程遠く諍う。
やはりコアラ這い上がったら人は近づいた。
やはり象は玉乗り中だので頑張った事がない。
ブッダは見当たらないがウォリは当てられない。
やはりカバは普段着だが球界は煌びやかだ。

商店街はシベリア風が素晴らしく甘酸っぱ


便利屋はチャイナ風で止め処なき噎びいり


風俗はペルシャ風の止ん事無さ顰みねふみ


老舗はシルクロードお目出度き遊びともせ