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from: jogjogさん
2012年03月11日 22時20分02秒
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走れる幸せを感じつつ
3月11日、東日本大震災から一年。
午前10時から「さよなら原発、こんにちは自然エネルギー」という企画が、佐賀にある原発の町玄海町でありました。
映画評論家西村雄一郎さんの「黒澤明と反核映画」という講演が聞きたくて行ってきました。
玄海町の海沿いに広大な駐車場をもった立派な町民会館で講演は行われました。
建設費数十億のこの会館は、全部原発の交付金として九電が出しています。
その交付金を使って、玄海町町長である岸本町長の弟が経営する岸本組が受注して建てました。
ちなみに岸本町長は岸本組の役員に納まっています。
その一方、玄海町の白血病の発症率は全国の市町村の平均の6倍だそうです。
もちろん原発との因果関係ははっきりしていませんが…。
講演の中身はすばらしく、再度黒澤映画を見直してみたいと思いました。
黒澤監督の「夢」という映画はお勧めのようです。
お昼過ぎに家に戻って、2時46分に黙祷をささげたあと、走りに出ました。
ゆっくりと、走ることができる幸せを噛みしめながら10.4キロを走りました。
震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。
そして、被災地の復興が早くかなうことを心から願います。
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