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from: jogjogさん
2012年07月30日 16時53分58秒
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久住高原クロスカントリー完走
「久住クロスカントリー大会」とりあえず時間内に完走できました。
いつもの車内泊の準備をして、午後3時、家を出発。
久留米まで出て、筑後川沿いの道を日田に向けてひた走ります。
2時間少しで日田に到着。
日田以降はコンビニがまったくないので、ここでいろいろ仕入れます。
そして一路212号線(日田街道)を杖立温泉方面へ車を向わせます。
深い山林に囲まれた大山川沿いの狭い3ケタ国道をクネクネと走ります。
私は、こういう道は嫌いではありませんので、楽しいドライブです。
松原ダムを左折してしばらくすると杖立温泉です。
杖立温泉を左に見ながら、小国町に向けて走ります。
小国ドームで知られている小国市街地を抜けて442号線に出て、黒川温泉方面へ。
途中、「男はつらいよ」のロケ地のバス停がありました。寅さん大好きなのでカメラでパチリ。
黒川温泉に着いて、しばし休憩。
スタンドで給油して、瀬の本高原へ向います。
瀬の本高原を過ぎると、いよいよ大分県竹田市久住町です。
瀬の本の交差点から約10キロで会場の「日本一のマラソン練習コース」に着きました。
隣接して「星降る館」という食事やシャワーなどを設備した建物があります。
とにかく周りの景色が絶景なんです。
その夜は車の中で寅さんのDVDを見て10時ごろには就寝。
翌日はよく晴れ渡った天気です。
コース全面に芝生が張り巡らされた、素晴らしいコースです。
軽く5、600メートルほどジョギングしてみましたが、足への衝撃がとても少ないと思いました。
この大会は、地元の中学、高校の陸上部や他の部活の生徒達が大挙して参加していて、
参加者の半分以上が学校関係の人たちのようです。
一般の参加者も地元の方々が大半のようで、我々のような「よそ者」は少数派。
学生の3キロのレースがいくつもあって、10:50からいよいよ50才代の6キロレースです。
3キロのコースを2周、エントリー数が80人ほどなのでかなり少ない。
ひそかに「ビリにならなければいいけど…」と祈りながらビビッていました。
スタートの号砲!
スタートしてしばらくゆるい上りの直線。
みんな速い。それでも数人抜いてこの時点ではビリではないようです。
きつい下りがあって、下った分きつい上りが続く。
アップダウンの連続です。
とにかく上りにしろ、下りにしろコース全体に何らかの傾斜がついていて、完全な平坦というところが全くない。
コースの半分ほど走って、足が上がらなくなった。
身体を動かす酸素が足りていないような感じで、全体に身体の動きがスローモーになっている気がする。
明らかにメタボ体型のおじさんに抜かれる。意地で抜き返す。
階段がある。
30段近くある階段を登り終えたら完全に息が切れた。
一旦下ったら、長〜〜〜〜い上りの直線が続く。後でスタッフに聞いたら750〜800メートルあるらしい。
そこを残っている体力全部使って登る。
歩いている人もいる。
登りきったら一周目が終った。
時計を見ると16分23秒。
もう一周あるのかと思ったら、絶望的な気持ちになった。
とにかく体力は尽きかけているし、暑さでめまいがしている。
下を見るとクラクラするので前を向いて走る。
マジで「ゴールまでたどり着けないかもしれない…」という思いが頭に浮かぶ。
ペースを大幅に落として残ったわずかな体力を温存することにする。
例のあの階段が見えてきた。登れるのか?
ようやく登り終えた後の下りをゆっくり走って最後の地獄に備える。
地獄の入口の給水所で「かぶりポカリ」を2杯。1杯を口に入れて前を向いて走る。
「かぶりポカリ」が効いたのか、なんとか一歩一歩登れている。
そして待望のゴール! おわった〜〜。
タイムは36分11秒。必死に走ってもキロ6分かかっている。Σ( ̄◇ ̄*)
改めて、自分の非力さを思い知るレースだった。ビリにはならなかったから良かったけど…。
ここで日常的に練習すれば強くなれるだろうなぁと思った。
しかしこのレース、ゴール後に倒れこむ人が続出した。
大事には至らなかったようだけど、さすがに真夏のレースは危険が伴うことを思い知った。
シャワーを浴びてソフトクリームを食べて一休みして帰ることにした。
せっかくだからと温泉に入って帰ることに。
近くにある赤川温泉の赤川荘に寄った。
硫黄の匂いプンプンの乳白色のお湯にゆったり浸かって家路に着きました。(^。^)
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