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from: 倭寇の末裔さん
2010/10/16 18:59:07
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絆、互助、依存の関係 (7)
その相手が傍らにいることは絆成立の条件ではない。物理的な距離としては、遠く離れていても、彼あるいは彼女が存在しておれば絆は成立するのである。
このような存在実感なしに「絆を感じるのは、神仏と信徒の関係だけである。神仏を信仰する者は、ひとり暮しでも、神仏との絆があるから、と淋しさを感じないとすれば、喜ばしいかぎりだが、そうはゆくまいと思う。
これまでに「絆」の希薄化ついて述べてきたが、
「絆」というのは、本来的に「心のつながり合い」を感じていることである。つまり、「心の絆」というものは双方向的なもので、相手もこちらも「こころの絆を感じ合っている」という関係である。一方的では「心の絆がある」とは言えない。片思いと恋愛との違いと同じである。
・互助は行動である
これに対して、「互助」は実際に助け合う行動が伴わなければ「互助」とは言わない。
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