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from: 倭寇の末裔さん
2011/05/30 06:53:30
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責任の哲学 (5)
・日本人の責任感の特性と変貌
アメリカの文化人類学者ル-ス・ベネディクトは、その著「菊と刀」のなかで、西欧の文化が「罪の文化」であるりのに対比し、日本の文化は「恥の文化」であると述べている。
この場合の「罪」とは、キリスト教の言う「原罪」つまり、エデンの園で、イブが蛇に唆されて禁断の木の実をアダムに食べさせたために、神の怒りに触れ、エデンの園から追放されたというものである。
「罪の文化」とは、これをベ-スにして、道徳や良心に照らして、自分の犯した罪について、他人に知られていなくても、心をさいなみ、苦しむことであると説いている。
しかし、実態は、法に触れなければ責任を感じる必要はない、という意識なのだと思う。
これに対して「恥の文化」とは、周囲の目とか、世間体、周囲に与える感じを気にするが、悪事を犯しても他人に知られていなければ、恬淡としているのが日本人の特性であるする説である。
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