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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2011年10月10日 08時05分40秒

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    未曾有の異才、天才快男児 (15)

    それでは、、その活動資金や生活費をどうやって工面したのであろうか。頼みもしないのに、勝手にやっているのだから、権兵衛側からカネが出るはずはないのだ。
     しかし、村上は、当時の大財閥にオ-ナ-、三井の三井高公、三菱の岩作久弥、住友の住友吉左衛門らの知遇を得ていたから、そこらから、見返りなしの資金がかなり提供されていたことは充分考えられる。
     しかし、村上のこうした活動が成功したのは、当時の憲法制度によるものが大きいと思う。
     当時の憲法では総理大臣は、重臣或いは枢密院が天皇に推奉して、これで裁可されるというのが慣習であったから、極く少数の重臣や枢密院議員の意思を決めさせるような周辺固めをすればよいからである。今のように、議会制度民主主義の下では、何の権限もない個人がひとりで勝手に活動を展開して、ひとりの力で政権を立ち上げるなど、とても出来ることではないであろう。
     つまり、村上の活動を成立させたのは、村上個人の能力、手腕は勿論であるが、総理大臣は、重臣の推挙による天皇の大命降下で決まるという制度と財閥の資金支援という二つの、外部要因があったからであると言えよう。
    ・「村上貞一君は、偉材か異材か-兎に角彼は天才である」
     日本海海戦を記した、名著「此の一戦」の著者、水野広徳海軍大佐は、昭和4年8月30日の新聞「彗星」に表題の記事を載せ、村上貞一論を展開している。これを紹介しておこう。

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