「ASEANが１９９０年にミャンマ－、カンボジァ、ラオス、ベトナムの加盟を認めたのは誤りであった」
　ASEANの初期メンバ－は、共産主義体制に対して共通の価値観と嫌悪感を抱いていたが、これらの価値観は新メンバ－によって曖昧にされており、経済問題、社会問題への対応も違ってきたからだという。
　これは、経済、軍事力を武器として東亜アジアを制覇しようとする中国の影響がじわじわと出てきてることを意味するものであろう。
　・サウジアラビアのアブドラ国王のコメント情報
　「イラクのマリ－キ－首相は全く信頼できない」「彼の在任中はサウジアラビアとイラクの関係改善の見込みは薄い」
　アブドラは、イラン嫌いである。ペルシャ人の国イランが、アブドラが嫌っているヒズボラを支援しているが、マリ－キ－は、そのイランと近いことが気に食わないのであろう。
　「オハマは世界におけるアメリカの信頼むを取り戻すことが急務である」
　彼が取り戻すべき「信頼」と言っているのは、中東のことを一番知っている中東に住んでいる我々の意見を聞かずに、問題を複雑にしてしまったブッシュ前大統領が失った信頼のことを言っているのだ。中東に関しては、我々の意見を聞いて判断せよ、ということになのだ。