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from: 倭寇の末裔さん
2011/12/17 09:10:17
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自然体と平常心 (11)
すべて、親や学校、社会、会社という外的な制約、要求、期待、命令などに左右されてきているのだ。会社によっては、「自己申告制度」などがあって、自分の要望を記載し、提出する仕組みがあるところもあるが、それも書かされっ放し、提出しっ放しのなしのぶてで終わるのが殆どである。
家庭でも、妻や子どもから制約されるし、コミニティからの制約もある。
このように人間の生活などというものは、様々な制約の枠のになかに嵌め込まれているのである。
そのなかで、どうやって自分らしさを滲み出せるのか。せめて、少しでも時間を造って、趣味をやるくらいが関の山であろう。
そういう制約から、かなり解放されるのがリタイアである。それは自分の生活を自然体化する好機である。その頃には子どもたちは独り立ちして家を出ているし、妻と二人だけの生活に戻っているのである。
しかし、まだ妻という制約はある。それまでは、仕事にかまけて子どもの教育も、家計も一切合財妻任せでやって来た場合には、リタイアを機に、財布は一切妻に握られ、一円たりとも自分の自由にはならないという財政的困窮に置かれる羽目ににるのである。
それではリタイア後も自分の思うよいにはならないということになるのだ。それに文句を言えば、定年離婚だの、資産分割だのを迫られることになるのである。
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