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from: 倭寇の末裔さん
2012年02月12日 09時37分34秒
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これからの哲学は自然との共生? (12)
・これからの自然哲学の方向
自然との関係で哲学を論じようとする自然哲学箱代ギリシャ時代からあった。
形而上学を第一哲学と名付けたのはアリストテレスは、自然哲学を第二哲学と呼んでいる。
彼は、これを理論哲学(論理学)と道徳哲学との間に位置づけて、「事象の自然本性、即ち自然との関係での人間の生き方を追求するものであると定義している。
神々の秩序と自然の秩序を一体とした仕方で追求するものだとしていた。
ルネッサンス期に入ると、自然哲学は、大宇宙としての自然と小宇宙としての人間が照応し、一体であると看做す世界観となった。
この自然哲学は、やがて実証主義的自然科学の台頭で隅に追いやられてしまったのである。
しかし、科学の発展は、今日のような全地球規模での環境破壊、生態系破壊をもたらしており、それを打開する理論として再び脚光を浴びるべき時期に来ていると思われるのである。
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