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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012/10/18 07:09:14

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    自己顕示と「華」 (3)

    ・自我と自己顕示
     そこで、まずは自己顕示の中身となる自我意識について考えてみよう。
     自我と自我意識は、哲学上では、封建社会を経て、市民社会が芽生え始めた時期から意識さされたものであると言われる。
     その発端はデカルトの「われ思う故にわれあり」の言葉だと言われている。
     市民社会成立以前の時代には、自我すなわち「己れ」という存在や「己の考え方、主張」は希薄で、すべてお上任せであったからだとも言われる。
     その真偽はともかく、デカルトの言う「われ思う」とは思惟のことである。ものごとを認識し、分析し、その因果関係をさぐり、考え、判断し、疑い、自分の見解を決めるという自分というものの存在は否定しえないものだという意味である。
     この自分の思惟を公開し、自己主張を明快にしたいという欲求が「自己顕示欲」である。
     その意味で、前述の若い女性の所為は、自己顕示欲の顕れではなく、一種のナルシシズムによる露出症的なものであると言えよう。

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