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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013/10/28 06:05:46

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    変貌する兵器が戦争を不能にする (12)

    ・戦争は不能になる
     戦争が悲惨なものであることは決まっているが、その凄惨性は戦争そのものの考え方や兵器の威力によって違ってくる。
     ヘ-ゲルは、国のために自分の命や財産を捧げることも崇高な行為であると述べた17世紀の戦争は、元込め銃や大砲くらいの牧歌的な歩兵戦の時代だから、そんなことが言えたのだと思う。
     しかし、その後、武器が急速に強力化し、戦争の考え方も総力戦と称して民間人まで巻き込むことになれば、その戦禍も極端に激化することになるのだ。
     1945年に、世界に先立ってアメリカが原爆開発に成功し、その直後に、広島、長崎に原爆を投下、一瞬にして、大都市を壊滅させ、何十万人を殺傷させた。その後遺症は、70年以上経過した今日でも、人々を苦しめ続けているのだ。
     その後も、第二次大戦後の冷戦期には、米ソだけでも合計2万発以上の核爆弾が製造されたのである。
     こんな残酷極まる兵器は、その後一度も使用されてはいないが、戦争抑止力があるとして、現在も国連安保理事会の常任理事国五カ国の他、イスラエル、インド、パキスタン、北朝鮮の9ヶ国が核兵器を保有しているのだ。
     一度使用されれば、その災禍は想像を絶するものになるだけでなく、地球を回るジェット気流に乗って放射能が運ばれ、核兵器発射した当の自分自身にも災禍が降り掛かってくることを考えれば、それを使うわけにはゆかなくなっているのだ。

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