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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013/11/22 08:58:25

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    米国追随の功罪 (17)

     それが成功したのは、これらの経営管理技術が、国情や国民性などとは関係のない一般的、基礎的、普遍妥当な性質のものであったからであると思う。
     製造現場の作業管理や仕事の負荷、生産能力、製品納期を考慮した生産計画を立てる技術に国籍の差はないのである。
     それらの技術はうまく日本の生産現場に定着し、発展したのである。
     しかし、1950年代に導入されたアメリカ式の流通システムと1990年以降、日本のバブル崩壊後に導入された個人別業績目標制度は、失敗であったと思う。
     アメリカ式の流通システムとは、ス-パ-マ-ケットを代表とする消費財販売システムで、大量仕入れ、標準化、安価販売ワンポイント購買を柱として、当初は消費者に好評で全国的に普及した。
     しかし、均質な標準品を1週間単位で大量に買い込むように購買習慣のあるアメリカと、新鮮な取れたての生鮮食材を当日買いする日本の消費者とでは、流通システムも本来違ってしかるべきであったのだ。
     アメリカ的購買慣習には、ス-パ-的な流通システムが向くが日本には小規模小売店が適切だったと思う。その差の判断の誤まりが今日の商店街のゴ-ストタウン化と高齢者所帯の買い物難民化を招く結果になったのである。

     

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