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from: 倭寇の末裔さん
2014年02月18日 08時05分50秒
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責任の哲学 (14)
しかし、失政してもその政治家の責任は、辞職して、政界から引退するか、次の総選挙で落選すれば、それで無罪開放である。
企業経営者の場合も、経営に失敗しても、違法行為がなければ、法にとわれることもないし、損害賠償も必要なく、辞職でチョンであるが、その失敗の影響範囲が一国の首相とは比べ物にならないから、同列に論ずることはできない、別問題である。
つまり、民主主義社会では、政治家は有権者が選び、首相とか大統領などの国の指導者は、有権者によって直接選ばれるか、多数派党議員によって間接的に選ばれるものであるということで、結局は有権者の自己責任ということに帰着するのである。
つまり、国民がバカだから、バカな議員、ばかな首相を選んだのだ、ということに帰着するのである。
マックスウェ-バ-が「政治はその国民のレベルによって決まる」と述べたのはこの意味である。民主主義ではまさにその通りなのだ。
ということは、民主主義社会では、政治家の失政責任は、他の社会に比べて最も軽いものであると断ぜざるを得ないのである。-
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