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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014/06/17 09:18:22

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    レジリエンスの方法 (3)

    ・ケン玉実験とレジリエンス
     レジリエンスの研究者が、執着心とレジリエンスの強弱は関係がある、との仮説を立て、次の実験を行った。
     ケン玉をやったことがない人を集めて、ケン玉をやらせるのである。
     初めてやるのだから、初めはうまくゆかないのは当然だが、うまくゆかないと、すぐにやめてしまう人もあるし、しつこく練習して、だんだんうまくなる人に分かれるという。前者の人はレジリエンスに欠けるが、後者の人はレジリエンスに強いことが分かったというのだ。
     しかし、この実験には疑問がある。
     ケン玉の上手、下手は運動神経の問題であろうから、運動神経の優れている人とそうでない人とでは違う。
     自分が運動神経が劣っていると自覚している人はやってもうまくならないことが分かっているから、すぐに止めてしまうでうろう。これはレジリエンスの強弱とは無関係である。 
     但し、運動神経の優れている人の間でも、すぐに諦めていしまう人とそうでない人はいるであろうが、これは第一にケン玉に対する興味が関係するものだと思う。ケン玉を面白いと思う人はうまくなろうと努力を続けるであろうし、下らないと思う人はすぐに止めるであろう。これもレジリエンスとは無関係なのだ。
     こう考えると、この実験でレジリエンスの強弱を執着心の強弱と結びつけることは疑問とせざるを得ないのである。

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