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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014/09/19 14:26:21

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    実践の考察 (7)

    2中国の大躍進政策の実践
     1957年11月、ソ連共産党の第一書記フルシチョフは、工業および農業生産で、15年以内にアメリカほを追い越せるであろうと宣言した。これに触発された中国の毛沢東は、1958年に、3年以内に、当時世界第2位の経済大国であったイキリスを15年以内(後に3年以内に修正)に追い越せるという壮大な「大躍進計画」を立案した。
     しかし、その計画の中味は、市場原理への配慮や労働者のモチベ-ション政策も何もなく、単にノルマを強化し、大増産計画を指示するだけで、マネジメントの改善も改革も何もない代物であった。
     当時共産党の要人であったほう徳懐がその計画の問題点を毛沢東に進言したが聞きいれられず、逆に左遷されたという話もある。
     その計画は、失敗し、苦し紛れの水増しの虚偽報告だらけになり、それを鵜呑みにした毛沢東が更に厳しい増産計画を指示するという泥沼に陥り、結局は推計2000万人~5000万人の餓死者を出すという大失敗に終わり、毛沢東は国家主席の座を追われる結果になったのである。
     毛沢東は、前述した自らの実践哲学の教訓を骨身に痛感したことであろう。基本的な誤算は、建国者としての自分の功績と権威と人民からの信頼を過信したことにあったと言えよう。

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