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from: 倭寇の末裔さん
2014/09/20 09:34:44
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実践の考察 (9)
4鄧小平の開放、改革の実践
これまでは、失敗に終わった実践例ばかり出したが、成功例もあるのである。
毛沢東の大躍進計画の失敗とそれに続く文化大革命の混乱で、疲弊が続く中国経済の再建するために小平は「改革、開放」を提唱した。
つまり、従来型の共産主義の施策では、ダメである。働いても、働かなくても、給与は同じ、金銭的な見返りもなければ、張り合いがなくて、人々が怠けたくなるのは当然である。
台湾を見習え、知恵を働かせ、懸命に仕事をしている者は報われて豊かな生活をエンジョイしているではないか。
経済活性化は、資本主義の自由競争経済に限ると考えたのであろう。
こうして、集団農場を廃止し、初めて農業の経営自営権を認め、先進諸国から資本、経営技術の導入、広州、シンセン、アモイなどに経済特区の設定など自由競争社会を促進し、「先富論」を唱えて、儲けられるものは儲ければ庶民におこぼれも渡るという考えで自由競争を煽ったのだ。
これが効を奏して、それ以降二桁の経済成長を持続し、世界の工場と呼ばれるようになり、2010年には日本を追い越してGDPでアメリカに次ぐ世界第二位にのし上がったのである。
その裏には、内陸地の貧民の低賃金での搾取や差別化、貧富の差の急激な増大、官僚、政治家の根深い汚職瀰漫の体質化などがあるが、ともかく大国にのし上がることには成功したのである。-
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