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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015/04/02 10:36:57

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    21世紀の資本 (6)

    親の貧富と大人になってからの子どもの社会的な地位と所得の差を実際に示した事例もある。
     出産時に、産院のミスで、親を取り違えられた二人の赤ん坊の事例である。
     ほとんど同時に生まれた赤子が、親を取り違えられた。
     その結果、貧しい親の子は裕福な親の子として、逆に裕福な親の子は貧しい親の子として育てられたのだ。
     裕福な家庭で育てられた子は、大学教育を経て、親の経営する会社の子会社の社長として、豊かな生活をい営んでいた。一方の貧しい家庭で育てられた子は、教育もままならず、一介の労働者として食う食わずの生活を余儀なくされていたのだ。
     この間違いが発覚したのは二人が成人して独立してから、裕福な家庭の子どもの兄弟のなかで、一人だけ異色の兄弟がいるのをを不審に思った誰かが、その兄弟のDNA検定をした結果、血のつながりがないことが判り、その原因を遡及調査して、産院での取り違えが判明したというのである。
     この問題自体は、取り返しようのない事案であるが、親
    の貧富の差が、子どもの教育レベルや将来の社会的地位の差を決める大きな要因となるという好例ではあるし、所得格差と経済発展の関係を示唆する事例でもあると思う。

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