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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年05月08日 10時04分15秒

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    人類の宿命 (6)

    ・目を瞠るここ70年の開発展開
     この20世紀後半の凄まじい開発展開のすべてに言及することは出来ないが、筆者の記憶にある主なものをあげてみよう。
    1家庭用品分野
     重労働であった、主婦の家事労働を軽減するためのツ-ルとしては、1950年代に「三種の神器」として喧伝された冷蔵庫、白黒テレビ、掃除機の三つがある。それが普及し終わる1960年代には三種の神器は、ク-ラ-、カ-、カラ-テレビに変わった。
     それと前後して、食器洗い機、食器乾燥機、下ごしらえの調理器、洗濯物乾燥機なども次々に開発された。
     今ではロボット開発が進んで、自動掃除ロボットや高齢者の介護ロボットなども登場している。 
    2事務処理機器分野
     この分野でも革命的な変化があった。その筆頭はパソコンである。
     コンピュ-タ-自体は1960年以前には開発され、企業では使用されていたが、初期のものは、高額でしかもパネル配線で、使いづらいものであった。
     1980年前後には個人向けのパソコンが開発され、価格も50万円前後で、個人でも買えるようになり、BASICなどのプログラミング用語も使えるようになり、これを使って個人の仕事のプログラムを作成して大いに活用した。
     また、パソコンと前後してワ-プロが開発された。それまでも和文タイプはあったが、いちいち活字を拾わねばならない方式で、手間も時間も掛かり、素人の手におえるしろものではなかった。
     ところが、ワ-プロでは、キ-ボ-ドでひらがなを打ち、変換するだけで文章が作成出来、印刷も出来るという優れもので、我々素人にとっては極めて便利なツ-ルであった。

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