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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年06月11日 09時05分58秒

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    故郷慕情 (2)

     この「人」とは昔、馴染のあった女性と解するのが自然であろう。
    3石川啄木の例
     啄木の歌集「一握の砂」には故郷を詠んだ歌が多い。
     石をもて追われるごとくふるさとを
      出でし悲しみ療ゆることなし
     1907年啄木が21歳のとき、父親の問題でふるさと渋民村を去らざるを得なくなった。
     しかし。故郷への想いは絶ち難いものがあったのであろう。
     ふるさとの訛り懐かし停車場の
      人ごみのなかにそを聞きにゆく
     ふるさとの言葉訛りには、いろいろな想いが詰まっている、それを懐かしむ気持ちは誰しも共通のものであろう。
     潮香る北の浜辺の砂山の
      かの浜薔薇は今年も咲けるか
     この歌は、ふるさとではなく、函館の浜を偲んで詠んだものである。が、渋民村を出て初めに移った土地である函館を啄木は愛し、「死ぬときは函館で死にたい」と言ったというくらいであったから、彼にとっては第二の故郷であったのであろう。
    4室生犀星の例
     
     

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